一般社団法人中央調査社が「一番好きなプロ野球チーム」を毎年調査しているのですが、読売ジャイアンツはこの調査が開始された1993年以来毎年1位の座をキープしています。(2位は阪神)
巨人は人気球団ゆえに、そこでプレーする選手たちにもたくさんのファンがつき、その一挙手一投足が注目されます。
当然ユニフォームの着こなしやアクセサリーなどにも関心が集まるのですが、野球選手が着けているアクセサリーで一番目立つのは『スポーツネックレス』ではないでしょうか。
ということで、今回はジャイアンツの選手が着けているスポーツネックレスを紹介したいと思います。
坂本勇人
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— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2019年5月24日
ジャイアンツの頼れるキャプテン、坂本勇人が愛用しているスポーツネックレスは『AXF Color Band(アクセフ カラーバンド)』です。
時々、アクセフベルガードネックレスと呼んでいる人がいますが、この商品はAXF単体の商品でベルガードとのコラボ商品ではありません。
2018年の春キャンプで、ソフトボール元女子日本代表監督の宇津木妙子氏に差し入れとしてプレゼントされたものを気に入って着け始めたのが最初だったと思います。
2018、2019、2020、2021と好調をキープしている坂本を支えているアイテムのひとつですね。
AXF Color Band(アクセフカラーバンド)
AXF(アクセフ)は大阪や京都で「テイコク薬局」を運営している株式会社テイコク製薬社と岐阜県のアパレルメーカーであるサンフォード株式会社の共同開発によって生まれたブランドです。
IFMC.(イフミック)という溶出液を素材に含浸(がんしん:素材に液体を浸して含ませる)することで、リンパ管と血液の流れを促進させて体幹機能を高める効果が期待できるとのこと。
AXFのネックレスについてもう少し詳しく書いた記事↓
AXFカラーバンドには、リフレクター(反射部分)がついたColor Band(Reflector)とリフレクターなしで紐部分にブランド名が記載されたColor Band(Logo)の2種類がありますが、坂本が主に着けているのは前者のColor Band(Reflector)です。
カラーも気分によって変えていますが、2018シーズンは異なる色を編み込んだタイプ、2019シーズンはMonoColor(モノカラー)といわれる単色タイプを好んで着けています。(ツイッター画像はALL ORANGE)
2020シーズンはリフレクター部分(リバーシブル)にシリコン素材を採用したColor Band RSやColor Band(Logo)も。
従来のColor Bandのリフレクター部分は合成皮革なのでシリコンを採用したRSのほうが耐久性が高いのが特徴で、サイズは6cmほど短い45cmのワンサイズとなっています。
2021年はColor Band(Logo)の着用が目立ち(オレンジやALL WHITEなど)、東京オリンピックではNavyカラーを着けていました。
菅野智之
【一軍】#中日ドラゴンズ 戦
巨人 5-0 中日五回、先発の #菅野智之 投手は、安定した投球で中日打線を無失点に抑える好投‼️
ここまで48球、被安打1、奪三振5、無四球無失点🤩#巨人 #ジャイアンツ #giants #和と動 #令和 pic.twitter.com/Sds4ma1Piv
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2019年5月1日
ジャイアンツのエース、菅野智之が着けているネックレスは『AXF×Belgardシリコンネックレス』。
坂本のネックレスがAXF単体に対して、こちらはMLB選手にも愛用者がたくさんいる、野球用防具製品の開発・販売で有名なBelgardとのコラボ商品です。AXF×Belgardの「XB」マークが目印。
菅野はこれまでバンデルのものを愛用していましたが、2019シーズンの4月頃からこのシリコンネックレスを着け始めました。
AXF ×Belgard シリコンネックレス
こちらのネックレスも坂本が着けているAXFカラーバンドと同じで、IFMC.(イフミック)を素材に含浸し、体幹の安定・バランス感覚の向上・リカバリー向上が期待できる商品です。
AXFカラーバンドの素材がナイロン60%、天然ゴム40%なのに対して、この商品はシリコーンゴムを採用しており水分に強いので、汗をたくさんかくスポーツ時でも安心してつけられます。
丸佳浩
一回に先制のホームランを放った #丸佳浩 選手。ベンチでは先発の #今村信貴 選手が出迎え(撮影・今野顕)#巨人 #ジャイアンツ #giants #サンスポ pic.twitter.com/PCAxofmSvH
— 巨人情報@サンスポ (@sanspo_giants) 2019年5月29日
広島カープから移籍してきた2年連続セ・リーグMVP、丸佳浩が愛用しているのは、『ファイテンネックレス』。
カープ時代からファイテンの契約アスリートを務めるほど、同社の商品を愛用していた丸でしたが、巨人移籍と同時に一時着用をストップしていました。
ですが、2019シーズンの5月頃からまた着け始め、同社と再び契約を結んだようです。
ファイテンについてもう少し詳しく書いた記事↓
ファイテン RAKUWAネック プチカレント
アクアチタンで有名なファイテンですが、このプチカレントは通常のファイテンネックレスとは少し違うアプローチで心身を整えるタイプとなっています。
ワイヤー部分はファイテン独自技術の水溶化メタル技術を生成したアクアチタンシリカ配合ナイロン樹脂でコーティングし、特徴的でメカニカルなトップ部分は電池を使用して微弱な電流をワイヤー側に流す仕様。
メーカーによると、脳から筋肉へと指令を出す、心臓などの臓器が動く、細胞と細胞との情報伝達時などあらゆる場面で電気が使われており、このような体内にある微弱な電気が重なり合って、体の外側に見えない電気のベール(準静電界)を形成しているとのこと。
そして、この準静電界がストレスや疲労など、日々のさまざまな負荷によって乱れることで体がスムーズに動かなくなったり不調になったりするようです。
プチカレントから常時放出されている微弱電流によって、この準静電界を整えて心身をリラックス状態へと導き、疲労をとったり、体がスムーズに動くようにすることが期待できる、というのがファイテンの説明・見解です。
ファイテン RAKUWAネックワイヤー EXTREME
丸はカープ時代からファイテンのネックレスを重ね着けしているのですが、2019シーズンはファイテンの新ブランド「EXTREME PERFORMANCE GEAR」のネックレス『RAKUWAネックワイヤー EXTREME』を着用しているようです。
EXTREMEシリーズのネックレスにはファイテン最高レベルの技術メタックスを採用。
技術的にはアクアチタン単体ではなく、アクアシルバーなど、各種金属を水溶化しミックスしたものと言われています。
メタックスが具体的にどのような効果があるのかについては薬機法が影響しているのか個別具体的に説明されてはいませんが、公式ページに記載されている「人間が本来持っているチカラを引き出し、カラダを本来のリラックス状態に導く」というアクアメタルの効果がより強力になったと考えるのが自然でしょうね。
個人的にEXTREMEシリーズのデザインは奇抜すぎてあまり好きではないのですが、このネックレスに関してはすっきりしてて悪くないと思います。
そのほか、同じEXTREMEシリーズの『RAKUWAネック EXTREME クリスタルタッチ』(レッドカラーやクリアカラー)や『RAKUWAネックワイヤー EXTREME ラウンド』『RAKUWAネック ワイヤー EXTREME トルネード』を着用しているところも見ました。
こちらもシンプルなデザインです。
最近はRAKUWAネックワイヤーEXTREME以外のエクストリームシリーズも気分によって使い分けているようです。
岡本和真
岡本和真 12戦ぶりの一発となる9号逆転3ラン https://t.co/3xWZuApysY #巨人 #ジャイアンツ #giants pic.twitter.com/cDT5N8P6sn
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2019年5月26日
ジャイアンツの第89代4番、岡本和真が着用しているネックレスは坂本と同じ『AXFカラーバンド』と『ファイテンネックレス』です。
特にファイテンは、ネックレス以外にもチタンテープを使ったりと愛用しているみたいですね。
気分によって単体だったり、重ね着けしたり、カラーや種類もいろいろ変えているようです。
AXF Color Band(アクセフカラーバンド)
岡本も坂本同様、リフレクターありで単色のものを好んでいるようですね。
カラーはオレンジ、ブルー、イエローなどさまざま。
ファイテン プチカレント
ファイテンのネックレスはEXTREMEシリーズのものを着けていたり、丸と同じプチカレントを着けていたりいろいろです。
ファイテン RAKUWAネック メタックス チョッパーモデル
シーズン終盤にはファイテンの「RAKUWAネック メタックス チョッパーモデル」の限定カラーホワイトや同じくファイテンの「RAKUWAネック メタックス ミラーボール」も着けていました。
ファイテン チタン水晶ネックレス
2020シーズンは太めのカクカクしたチェーンネックレスと一緒にファイテンの「チタン水晶ネックレス」を着用していました。
ファイテンの水晶ネックレスは前身であるファイルド社時代からの定番ネックレスです。
RAKUWAネック ワイヤー EXTREME トルネード
2022年のオープン戦では「RAKUWAネック ワイヤー EXTREME トルネード」を着けていました。
丸も同じものを着けていますが丸はブルーカラーで岡本はレッドカラーです。
RAKUWAネック リーシュタイプⅡ
2023年度はWBC中やペナントシーズン中に「RAKUWAネック リーシュタイプⅡ」らしきものを着けていました。
カラーリングが少し違う気もするのですが、ファイテンは選手専用カラーを用意したり近々発売予定のニューカラーを渡したりしているので完全に一致しない時もあります。
亀井善行
毎月、#東京ドーム で最も印象に残る #ホームラン を放った選手に贈られる「#月間はごろもホームラン賞」。3・4月度は、ジャイアンツの「平成最後」となるホームランを放った #亀井善行 選手が選ばれました。詳しくは⇒https://t.co/I07nZzAwk1#巨人 #ジャイアンツ #giants pic.twitter.com/sdXHTRseMs
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2019年5月13日
ジャイアンツのいぶし銀、#9亀井善行が愛用しているネックレスは『マルタカ・パルス V×4パワーネックレスネオプラス』です。
ファイテンやコラントッテ、AXF、SEVなどのメーカーのネックレスを着けている野球選手が多い中、マルタカ・パルスのネックレスは珍しいですね。
亀井さんの他にはDeNAの桑原、ロッテの岡、阪神の長坂あたりが着けていると思います。同じジャイアンツでは秋広優人も愛用。
マルタカ・パルス V×4パワーネックレスネオプラス
「V×4(ヴィフォー)パワーネックレスネオプラス」は永久磁石の中で最強クラスの磁力を誇るネオジム磁石を採用した医療機器認証を受けたネックレスで、家庭用永久磁石磁気治療器として薬機法で認められている「装着部位のこり及び血行の改善」の効果があります。
その他、ネックレスに内包されている天然鉱石が持つ固有の振動とネオジム磁石から発する振動を加えることで、身体の乱れた電子振動の秩序を回帰させ、健康な身体作りが期待できる、とメーカー説明には書かれていました。
これまで何度かデザインが変わっていますが、亀井さんはカラーがレッドでトップ部分のVの下に筒状の留め具がついているモデルを着けています。(留め具が前で留めるタイプ)
コラントッテ TAO ネックレス RAFFI
2021シーズンは「TAOネックレスRAFFI(ラフィ―)」も着用しています。
このネックレスは磁気ネックレスで有名なコラントッテの最上級「TAOシリーズ」の一種で、飽きのこないシンプルなデザインが老若男女問わず人気。
「TAOネックレスRAFFI」にもいろいろな種類がありますが、亀井さんが身に着けているのは紐部分がブラックでトップがゴールドのプレミアムゴールドカラーです。
コラントッテについてもう少し詳しく書いた記事↓
大城卓三
【一軍】#東京ヤクルトスワローズ 戦
巨人 9-9 ヤクルト九回、先頭の #大城卓三 選手が右前安打で出塁‼️その後、2死二塁とチャンスを広げるが #石川慎吾 選手が内野ゴロに打ち取られ無得点。2試合続けて延長戦に突入。#巨人 #ジャイアンツ #giants #和と動 #東京ドーム pic.twitter.com/UAlCh71FA9
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2019年8月9日
炭谷・小林と熾烈な正捕手争いを演じている”打てるキャッチャー”大城卓三が着用しているネックレスは坂本、岡本と同じ『AXFカラーバンド』です。
大城は常に着けているというわけではないので、気分転換をしたいときなんかに使うという感じでしょうか。
AXF Color Band(アクセフカラーバンド)
大城が着けているのは他のチームメイトとは違ってリフレクターがついていないロゴタイプ。紐部分にロゴがプリントされています。
カラーはツイッター画像ではYELLOWですね。
2020シーズンはリフレクタータイプの単色(イエロー)を着用しているところを見ました。
その他の選手
雨天中断23分後に試合再開☁️
2死から #若林晃弘 選手が右前安打で出塁するが、小林選手が空振り三振に倒れ無得点。#ジャイアンツ #giants #和と動 #マツダスタジアム pic.twitter.com/A5YowSIu8o
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2019年8月14日
高橋、3か月ぶり4勝!ゲレーロ連発&丸4年連続20号で4連勝…ヤクルト戦試合経過 https://t.co/Ns8FxCFgsJ #巨人 #ジャイアンツ #giants pic.twitter.com/rFF4rz4hqo
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2019年8月11日
【 #巨人 】 #原辰徳 監督に聞く「開幕オーダーは全く予想していません…日本ハムとは違った意味で緊張感がある」 https://t.co/8NkWxUvVNG #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ pic.twitter.com/kvBxIIvJwP
— スポーツ報知 (@SportsHochi) March 3, 2022
その他の選手では若林晃弘や高橋優貴、石川慎吾、C.C.メルセデス、増田大輝、松原聖弥などもAXFのスポーツネックレスを着用中。
若林と高橋はカラーバンドのロゴタイプで、石川・増田・松原はカラーバンドのリフレクタータイプ、メルセデスはシリコンネックレスを着けているのを確認しました。
戸郷翔征、廣岡大志、翁田大勢(登録名・大勢)、大江竜聖、山瀬慎之助、湯浅大、中山礼都、横川凱らがコラントッテのネックレスを着用しているところを確認しました。(高橋や石川はコラントッテも着用)
最上級TAOネックレスのAURA(ミニやプレミアムが多い)を着けている選手がたくさんいます。
キラキラした黒いチェーン状のコラントッテネックレスは高級モデルのLUCEαです。
廣岡はコラントッテのなかでもトップクラスに人気があるCRESTを着けているのを見ました。
その他のメーカーでは846YAJIROのネックレスを湯浅や浅野翔吾、門脇誠、秋広優人、八百板卓丸が、バンデルのネックレスを鍬原拓也が愛用しています。
ドラ1・浅野翔吾がツイッター開始「本物だということをつぶやいていけたら」 https://t.co/tpazMBTj8n #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ pic.twitter.com/4BoDxmiEWH
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) January 27, 2023
ジャイアンツは他のチームに比べてスポーツネックレスを着けている選手が少ないですが、スタープレーヤーを中心に数人が着用しています。
ジャイアンツではAXFやファイテン、コラントッテのネックレスが人気のようですね。
今回紹介していないその他の選手についても、毎試合は着けず気が向いた時だけ着けるような選手もいます。
そういう選手が着けているネックレスについても随時追加していく予定です。
スポーツネックレス選びの参考にしてください。