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内海が古巣相手に初登板!試合は最終回に畠がリードを守れず無念の引き分け…

6月3日 対西武3回戦・東京ドーム 4-4の引き分け

西武3連戦の3戦目。

これまで満身創痍の西武相手に1勝1分。そのうち一つは最終回にホームラン2本で追いつかれての負けに等しい引き分けでした。

なんとか3戦目を取って勝ち越しを決めたかったんですが…

結果は4-4の引き分け。はぁ。

今シーズンは9回打ち切りなので負けないことが一番大事だけど、リードしている状態から追いつかれての引き分けはやっぱり悔しいものです。



この試合の先発はサンチェスと人的補償で移籍した内海。

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内海にとっては初の古巣対決ということでジャイアンツファン(特に内海ファン)からするとスペシャルな試合です。

もちろんジャイアンツの勝利が第一ではありますが、内海が良い投球をしてその上で勝てればいいなぁなんて淡い期待を抱きながら観戦開始。

内海はツーシームを中心にボールを動かして打たせて取るピッチングをしていたけど、低めを意識しすぎて制球がちょっと不安定でした。

年齢的に力で圧倒するピッチングは難しいだろうから今日のような調子だと打者を抑えるのは簡単ではありませんね。

結果は2回を投げて被安打5、4四球で3失点。

移籍後は長い間ケガに悩まされ一軍登板は2020年の4試合のみ(1勝2敗 防御率4.26)。

経験豊かな選手なのでもう一花咲かせて、その後はジャイアンツに指導者として帰ってきてくれればいいな。

ドームのファンの人たちも大きな拍手でしたね。やはり彼が歩んできたジャイアンツでの道というものは、非常に正しく、ファンの人たちは歓迎したというところですよね。

内海とは対照的にサンチェスの投球は良かったと思います。

前回は5回途中7失点という残念な結果だったので初回から全開といった感じでした。

ストレートも走っていたし変化球のキレもなかなか。三振もしっかり取れてたし。

しかし、6回からいきなりガクッときましたね。

早めにノックアウトされたとはいえ前回も一応79球投げての中4日なので限界だったのかも。

1失点での降板ではありましたが交代のタイミングとしては間違ってなかったと思います。

 

サンチェスが招いたピンチは左キラーの大江がきっちり火消しし事なきを得ました。

今の大江はどんな場面でも左相手なら打たれる気配がありませんね!

去年の4月頃から宮本コーチのアドバイスでサイドスローに転向し3か月程度で一軍レベルにまで仕上げて今では重要な場面を任せられる存在に。

全くの初めてからたった3、4か月でサイドスローをものにした大江に高梨や戸根も驚いていました。

高梨はサイドスロー転向後、無意識で投げられるようになるのに2年くらいかかったそう。戸根は筋トレのし過ぎで腕が上がらなくなったからサイドになったらしい(笑)

ちなみに大江は高梨のいろいろなアドバイスのおかげでしっくりくるようになったらしいです。

大江が今シーズンに向けて取り組んできたのが「真っすぐの強さ」と「変化球」。

今日スパンジーを打ち取ったボールなんかは参考にしている嘉弥真のスライダーに近づいてきたんじゃないかと思いました。

今季はリリーフ陣が本当に厳しい状況なので今後も大江の好投に期待したいです。

 

そして7回以降はいつも通り綱渡りの継投へ。

鍵谷がちょっと良くなさそうですね。

5月30日のホークス戦からストレートの球威も変化球のキレも、そしてリリーフとして大事な制球もイマイチな感じ…。

今シーズンすでに26登板で体力的にも精神的にもきついと思いますが、なんとかオリンピック休みまで頑張ってほしいです。

個人的にはこの回に森くんに対して高梨をぶつけたのが後々ひびいてきた気がします。

どうしても森くんのところで切りたかったんだろうけど、2アウトランナーなしで最悪大きいのを打たれてもまだ1点リードの状態。

目下守護神が盤石ではない状況なので、1戦目のように後1枚頼りになるリリーフが残ってればという事態にならないように高梨を残しておく判断もありだったのでは…と観戦しながら思ってました。



その後8回は中川がヒットを打たれながらもなんとか無失点で凌ぎ最終回へ。

炭谷と中川の連携プレー

ピッチャー返しを中川がはじき、銀さんが俊敏な動きでカバーしてアウトにしたこの瞬間がこの試合の最高潮でしたね…。

この試合の銀さんは貴重なツーランホームランを打ち、守りでも巧みなリードで西武打線を抑える素晴らしい活躍でした。

ここ数試合はバットでも結果を出してるし頼りになる存在です。

(炭谷は)いいですね、非常に。

最終回は3連投の畠が登板。そしてキャッチャーは小林にチェンジ。

後は皆さんご存じの通り2アウト満塁から栗山にタイムリーを打たれ同点に追いつかれてしまいました。

最後、山川のプレーがセーフなら確実に負け試合になっているところでしたね。際どかったなぁ…。

畠も球は全然悪くなかったように見えました。

スパンジーへの四球はもったいなかったけどそれ以外は打った相手を誉めるべきですね。

ただ、試合を見ながら思ったのは森くんと栗山に対してもう少し高めのボールを使っても良かったんじゃないかと。

もちろん長打警戒でとにかく低めは間違いではないだろうし、森くんには1戦目で高めのストレートを完璧にとらえられていたので怖いのは重々承知しています。

でも二人の低めに対する対応を見ていると完全にベルトより下に目付けしていたっぽいのでカウントに余裕があるうちに高めのストレートを使えれば低めの変化球も活きた気がします。

畠のストレートは球威があるのでメジャーみたいにストレートは高め変化球は低めの攻めができると思うんですよね。

まぁ全ては結果論だし逆転されなかったところにはバッテリーの意地を感じました。

畠は先発やっているから、気持ちもよく分かっているというなかで投げさせましたけれど。まあでも、2点でよく抑えたっていうことじゃないでしょうかね。本人は深く反省しているところだとは思いますけどね。

これで今カードは1勝2分。

もう少しで3タテも狙えただけに正直もったいない気持ちはありますが、ライバルの阪神さんも調子がイマイチでゲーム差は3.5に縮まったのでとりあえずヨシとしましょう。

明日からは日本ハムとの3連戦。

メルセデス久しぶりですね!どんなピッチングをしてくれるか楽しみです。

できればリリーフ陣のためにも7回以上投げてほしい。

コメント

  1. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    今の巨人の投手陣の状況では引き分けで御の字と思うしかないですね。これだけ毎日何人もリリーフ注ぎ込めば疲れも溜まるし、中には状態の悪い投手も投げるでしょうから、よく凌いでるほうだと思います。畠も先頭の四球以外は(これが一番問題なんですけど)間違った投球してないので責められないです。
    先発も中4日が続いたり明日なき戦いをしてるみたいで、この時期何をそんなに焦っているのか不思議です。デラロサも大した調整期間も与えず投げさせて、結果打たれて挙げ句の果ては故障で抹消と、焦って良いことなど何もないと思うんですけどね。こんな采配続けてるとまた誰か故障しますよ。もし中川が故障なんてしたら今シーズンはほぼジ・エンドですからね。
    急がば回れ、急いては事を仕損じるという、いい格言も日本にあるんですから、もうちょっと先を見据えた采配をしてもらいたいです。チームに余裕が無さ過ぎて観てて辛い。

    • minamiminami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      リリーフ陣の頑張りには頭が下がりますね…(;^_^A
      楽な状況で投げられることも少ないし、大差がついてることなんてほとんどないから登板しなくても毎日肩を作らなきゃいけないし…。
      畠も鍵谷も大江もかなりきついんじゃないでしょうか。
      オリンピック期間があるとは言っても今このバタつきでシーズン終盤どうなっちゃうんでしょうね(・・;)考えるのが恐ろしい。

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