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山崎伊織安定の制球力!期待通りの活躍で8回無四球無失点3勝目

8月4日 対阪神18回戦・東京ドーム 7-0で大勝利

ようやく勝てましたー!!

長かったなぁ…。

新型コロナの影響で2カード飛ばしちゃったんで最後に勝ったのは7月18日のヤクルト戦だったみたいです。

待ちに待った勝利、しかも7-0の完勝なので久しぶりに試合感想を書きたいと思います。

 

勲功第一はやっぱり先発の山崎伊織。

8回を投げて3安打5奪三振無四球無失点で、阪神打線に三塁ベースすら踏ませない最高の仕事をしてくれました。

現在のチームの課題である四球が0なのは本当に素晴らしい!

 

2回を投げ切れず5失点した6月12日の楽天戦以降は、毎回5イニング以上を投げて2失点以内に抑え試合をつくってはいたんですが勝ち星には恵まれず。なんと5月18日以来の勝利でした。

外一辺倒にならずに右にも左にもしっかりインコースを見せる攻撃的な投球が光りましたね。



序盤はスライダーが高めに浮き、本人も首を傾げるなど心配な部分もありましたが、味方(自援護も含め)が2回に大量援護してくれたことで尻上がりに良くなっていきました。

これまでにも何度か書きましたが、山崎の投球で個人的に一番凄いと思うのはどんな状況でも変化球を投げられること。

ボール先行やフルカウントからでも様々な変化球をある程度狙った場所に投げることができます。

プロの投手なら当たり前なんじゃ?と思う人も多いかもしれませんが、ストレートなら大丈夫だけど変化球はダメという投手が案外多いらしいですね。

並みの投手なら打者有利のカウントまで持ち込めば狙い球を絞りやすくなるけど、山崎の場合は変化球もバシバシ投げてくるので打者にとっては本当に厄介だと思います。

 

この能力は山崎をリードした大城にとってもありがたかったはず。

大城はカウントが悪い状況でもあまり気にせず変化球を要求するタイプ。

菅野やメルセデスみたいな制球力に自信がある投手なら問題ないけど、高橋優貴みたいにストライクをとるのに苦労するタイプには酷なリードだなぁ…と思うこともありました。

高橋と組んだ時に満塁フルカウントからスライダーを要求して案の定ボールで押し出し→交代の時はそりゃそうなるよね…と。

でも山崎ならそういう厳しいリードにも応えられる力があります。しかも際どいところの出し入れで勝負するタイプなのでフレーミングが上手な大城との相性が悪いわけがない。

良いバッテリーだと思いました。

 

これで山崎は今季3勝目。

トミー・ジョン手術を受けてから2年が経過し、少しずつ違和感が解消されてきたのか投球内容も徐々に良くなってきています。

2月の紅白戦で初めて山崎の投球を見た時、1回3失点という内容ながらセンスの塊のようなすごく良いピッチャーだなぁと感じました。

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勝てない時期が続いていた時に友人のジャイアンツファンから伊織は大したピッチャーじゃない的なことを言われて内心かなりカチンときていたので今日の好投は本当にうれしいです。次に会うのが楽しみ(笑)

次回も今回以上に素晴らしい投球を見せてくれることを期待しています。



完封チャンスにもかかわらず無理をさせなかった桑田コーチの判断は、いろいろ意見はあるだろうけど私は賛成派。

桑田コーチ自身もトミー・ジョン手術を経験しているので球数制限の重要性が分かっているだろうし、もともと指導者の故障防止への意識の低さや故障選手に対するプレーの強要への忌避感が強い方なのでそういう判断を下したのでしょう。

今のところチームの投手力は上がるどころか下がっているので、結果という意味では桑田効果を実感できていません。

けれど、桑田コーチが話していることを聞くとなるほどと思うことも多いし、選手の「育成」に対しての思いにも共感できます。

桑田コーチの論文(レジュメだけど)を読んでみると、どちらかというと勝利至上主義の一軍よりも選手の技術アップだけでなく人間教育も求められる二軍や三軍の方が桑田コーチに向いているのでは?という気もしますね。

桑田コーチの論文→「野球道」の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究(レジュメ)

 

7点取った打撃陣は言うことなし!

丸が7年連続20本塁打を記録したことや増田陸に久しぶりのホームランが出たのは素晴らしかったですね。

個人的には中山礼都に一本出たのが良かった。

打率1割台で苦戦中ですが、彼は将来的にジャイアンツの主力になる選手だと思っています。

特に今は多方面からダメ出しされている打撃。

バットにボールを当てる能力はチーム内でもトップクラスだと思うので今後筋力がついて強い打球を飛ばせるようになればOPS7割後半はいけるんじゃないかと。

ショートの守備は「守備範囲の狭さ」という欠点があるので今後他のポジションへのコンバートも十分考えられますが…。

あとは野球に対する意識の高さ。

試合がどんな状況でも彼が気の抜けたプレーをしているところを見たことがありません。大差で負けている試合でも下を向かず常に前向きでベンチでも大きな声を出しているのはすごく好印象。

その他、ケガに強そうなのもプロ向き。努力家で誰よりも練習するタイプなのでそれに耐えられる体の強さは必須です。

プロで活躍できる素養は十分。あとは指導と本人の頑張り次第。

私はモノになると思います!

友人のジャイアンツファンは中山に関しても大したことがない選手で将来性は無い的なヒドイことを言ってたので絶対大活躍してほしいです!

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