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9月のジャイアンツは本当に弱い…ヤクルトに投打で圧倒されての完敗

9月17日 対ヤクルト18回戦・東京ドーム 2-8で大敗

2位ヤクルトとの直接対決2連戦が始まりました。

15日DeNA戦が劇的なサヨナラ勝利だったので雰囲気的には勝てそうな気がしてたんですけどね…

終わってみれば2-8の大敗…。

投手力と打撃力の両方で圧倒的な差を見せつけられた試合でした。

 

先発はジャイアンツが高橋でヤクルトが奥川。

初回の高橋は悪くないピッチングでした。ストレートもそれなりに走っていたし変化球もまずまず。

ヤクルトの上位打線を三者凡退に打ち取る良いスタートだったと思います。

一方奥川は先頭の尚輝にいきなりヒットを許し、松原の死球から坂本のタイムリーで早々に1失点。

しかし、続く岡本さんがゲッツー、亀井さんも三振で初回は1点どまり…。

ここで畳みかけられなかったことが大きな敗因になりましたね。

結果的にゲッツーにはなりましたが、今季の岡本さんのバッティングの基本は「ピッチャー返し」なので打撃的には全く悪くなかった。奥川の投球・守備を誉めるべきだと思います。

ただ、今は内容がどうこうよりもただひたすらに結果が欲しい時期…。ボテボテの内野安打でもいいからヒットになって点につながって欲しかった!



初回を最小失点で凌ぐことができた奥川はここから尻上がりに調子を上げ、いつも通り基本ストライクゾーンで勝負し常にカウント有利な状況をつくるピッチング。

ストレートだけじゃなくカーブやスライダー、フォークなど全ての球種が一流なのでストライクを取るのに全く苦労していない感じ。

なかでもツーシーム・フォークっぽい球はカウントを稼げるだけじゃなく勝負球にもできるのでとても厄介でしたね。

奥川は最終的に7回を投げて5安打5奪三振無四球1失点。

高津監督曰く調子はそれほど良くなかったとのことなのにそれでこの内容ですよ…。

前回の対戦時にも四球を出さないピッチングに驚いたのですが、これで6試合連続無四球らしいです。

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この6試合は全て6イニング以上投げてのことなのでこれは普通ではありません。

そして前回対戦時に高卒2年目の投手としては異常だと思ったK/BBはなんと9.63!(前回は6.50)

来年もしくは再来年にはセ・リーグで三本の指に入る投手になるんじゃないかと思います。

2019年のドラフトが本当に悔やまれますね…。

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高橋の2回以降の投球内容は、ヒットだけでなく四球も出して常にランナーを背負う状態で良くはなかったと思います。

それでも最後の一本を打たせずに3回までは1失点で凌いでいたんですが…

4回のサンタナのツーランホームランは本当に余計!

2回にもピンチでサンタナに回ってきたけど、その時はカウントを悪くした後に低めのボールで歩かせました。これはナイス判断だと思いました。

8番の西浦には通算では打たれてるけど今季の高橋は今までとは違うし西浦に関しても当たればホームラン状態だった何年前かとは違い現在はOPS5割そこそこの選手。

今季通算でOPS.841、9月はOPS10割超えで絶好調のサンタナとは怖さが全く違います。

それを分かっての判断だと思っていたのに、4回の対戦時にはカウントを悪くしてから激甘スライダーときたもんです…。

最悪歩かせても西浦とピッチャーの奥川を打ち取れば問題なかったのに。

ヤクルトやDeNAのような強力な打者が複数いるチームを相手にするときは逃げてもいい相手と勝負するべき相手をきちんと見定めたプランニングが重要だと思います。

見ていて苦しいですよね。やっぱりカウント負けしていますからね。

 

4回にサンタナのホームランで2点を追加され、5回にも田中が1点失った時点で勝つ確率はかなり薄くなりました。

そして8回に古川が満塁ホームランを浴び万事休す。

古川は二軍でストレートを磨いてきた感じはしたけど一軍で投げるにはそれだけではやっぱり厳しい。

分かっていても打てない球威のあるストレートを投げられるようになるか変化球を磨くか、それともコントロールを磨くか、もう一段のレベルアップを期待しています。



試合には敗れましたが、松原がホームランを二桁に乗せましたね!

育成5位で入団して今年で5年目?

丸や亀井さんといった実績のある選手に加えて、今年は梶谷やスモーク、テームズといったビッグネームも新加入。

でも気づけば毎試合スタメンに名を連ねて結果を出してますからね。本当に凄いことだと思います。

月刊ジャイアンツ2021年10月号表紙は松原

月刊ジャイアンツの10月号の表紙は松原で長めのインタビューも掲載されています。

松原ファンにはおすすめですよ。

 

以上、他にもいろいろ書きたいことがあったけどほとんどが愚痴なのでこれくらいにしときます。

今年の優勝は厳しそうだなぁ…。

コメント

  1. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    巨人投手陣が情けないのか、ヤクルト打線が凄いのか、前回の三連戦で2勝できたのが奇跡に思えるくらい、最近は打ちまくられていますよね。逆に巨人打線の情けないこと。ここしばらく打線で圧倒して勝った試合を見た記憶が無いですよ。だから投手陣も厳しい展開でしか投球できないので精神的疲弊が蓄積して、このところの崩壊に繋がってる気がしてなりません。
    丸を少し打てないからと打順を動かし始めた時に、こんなことしてると丸も打線も泥沼にはまっていきそうな嫌な予感はしたんですよね。一時的に刺激になって勝てたとしても、負け出すと焦りが焦りを呼ぶというか、どう立て直していけばいいかわからない状況になっていきますよね。とはいえここまで勝てないというのは予想外でしたけども。
    もしこのまま優勝を逃したら、ブログ主さんも不満だった阪神戦の戸郷の交代機、あそこがターニングポイントになるかもしれないですね。

    • minamiminami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      阪神戦の戸郷と坂本の交代タイミングはほんとに後に響きましたよね…。
      あと中5や中4の登板間隔も。
      先発が疲弊すると結果的に必ず中継ぎにも負担がかかりますもんね。
      投手陣は不甲斐ない結果ですけどあんまり責められない気もします(>_<) 優勝…できるかなぁ。こういう状態からの優勝こそ熱い展開ですけどね!

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