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【練習試合カープ戦】2021年版菅野はプレート位置とストレートに注目

ジャイアンツの沖縄キャンプも大詰め。対外試合が増えてきてファンとしてはうれしい限りです。

そして、この試合では調整遅れが心配されているエース・菅野がついに登板!

例年はハワイで自主トレを行い重い負荷をかけてトレーニングしている菅野ですが、今年はメジャー挑戦のための渡米や帰国後の自主隔離などもあって十分なトレーニングができていないと語っていました。

その代わりではないですが、今季から試しているのが「意識しなくても、自然にしっかり軸がつくれるような体作り」。

体を整えたり骨格を整える地味なエクササイズとトレーニングを毎日続けているらしく、違いも体感できているようです。

菅野はもともと結構なX脚で以前からいろいろなところに負担がかかったり立った時に軸がぶれやすいと感じていたとのこと。そういえば原監督もまあまあのX脚。

新しいトレーニングが投球だけでなく健康にもいい影響を与えてくれるといいですね。



そんな今季の菅野の投球のテーマは「ストレートの質の向上」!

キャンプ中にトラックマンで計測された数値を1球1球確認しながら投げている姿が印象的でした。

トラックマンのデータを確認する菅野

「トラックマン」は投球データ、打球速度や角度、守備のトラッキングデータなど約40データほどを測定できます。

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トラックマン

現在菅野が一番重視している数値は回転効率だそう。

回転効率は軸に対してどれくらい効率よく回転しているかを表す数値のことです。

トラックマンを利用することですごくいい方向に進んでいるなと実感できていると菅野自身も語っていたので2021年版菅野のストレートには期待できそうですね!

 

さて、今日の練習試合での菅野はというと…

何の心配もなさそう(笑)

菅野 プレート位置 一塁側

プレート位置を一塁側に移したことが影響したのか、やや制球が不安定な時もありましたが、ボールの質自体は調整遅れを感じさせないものでした!

左右ともに打者へのインコースを厳しく突くようなボールはあまり投げられていないようでしたが、練習試合で厳しく攻めすぎてケガをさせてもいけないという気持ちもあったのかもしれませんね。ど真ん中に入る球が何球かあった。

本番では際どいところを狙っていくだろうし、今後投げる度に精度も上がっていくと思うので元カープの黒田さんのような投球に期待しましょう!今季はツーシームも調子がいいらしい。

菅野完全監修の本にはピッチャーズプレートについての菅野の考え方も書かれていて、そのなかには「三塁側と一塁側を完ぺきに使い分けられたとしたら最強」という言葉もありました。

2019年もプレートの位置を何度か変えていましたが、日本トップクラスの投手になった今でも向上心を持って自分を変えていこうという姿勢は素晴らしいというか凄いというか…。

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さまざまな取り組み・努力が結果につながり、今季も昨季に負けないような成績を残してくれるとうれしいです。

今日の投球に関しては「内容というよりは元気に投げられることが一番」「プレート変更はいろいろな要素はあるが9年目なのでバッターの目線をかえるため」「まっすぐ、カーブ、ツーシーム(クロンへの3球目など)もよかった」とのことです。



その他の投手では横川の投球が良かった!

鈴木に死球を与えるなど時折制球が不安定になる場面もありましたが、前回よりもストレートに力があって良い投球だったと思います。やっぱり変化球主体よりストレート主体のほうが良い感じですね。

先発もリリーフも数は揃っているので枠争いは熾烈ですが、次も見たいと思える内容でした。

横川を上手にリードした小林も良かった。打撃は今季も厳しそうだけど守備に関してはやっぱり頭一つ抜けてますね。

 

最後に打撃陣ですが…今季のジャイアンツ打線めちゃくちゃ強くないですか?

梶谷→坂本→丸→岡本の並びだけでもけっこうな点が入りそう。

ウィーラーや北村も調子良さそうだし、ここにまだテームズとスモークという強打の外国人が加わりますからね…。

シーズンがスタートするまではどうなるか分からないけど、今年は点を取ることには苦労しなさそうな感じがします!フラグにならないことを祈る!

 

以上、練習試合カープ戦の簡単な感想でした。久しぶりに菅野&小林バッテリーが見られて楽しい試合でした。今季はスガコバ改め”コバノ”バッテリー?(ジャイアンツyoutubeスガコバ回参照)がたくさん見られるとうれしいです。そのためには小林は.230打てるように頑張ろう!

コメント

  1. Fujiwara より:

    一塁側プレートを踏むのは西でしたっけ? 西はシュートを上手く使ってますが、去年の後半から菅野も投げていたツーシームはまだ制球が甘い印象があるのでしっかり調整して欲しいですね。前のバルデスみたいにプレート両側使えればより面白いですよね。横川は身長に割に球速が遅いのはフォームがゆったりしてるのもあって仕方ないと思うんですが、フォーク系のボールを磨かないといけませんね。北村には長打力と選球眼を両立したバッターになって欲しいと思います。

    • minamiminami より:

      Fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
      菅野のツーシームは西くんのシュートほど変化しないから同じようなピッチングはなかなかできないと思うけど
      プレート両側使えたらすごいですよね。
      挑戦してほしい!
      横川は正直5~6年かかるんじゃないかと思ってたので想像していたよりはいい感じに育ってるみたいでちょっと驚いてます!

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