オープン戦の初戦と2戦目は良い感じで勝ったジャイアンツですが、土日の日ハム戦は酷い内容で連敗。
そして8日と9日に行われたホークスとの試合も投打で圧倒されオープン戦4連敗。
オープン戦とはいえ毎回打てず守れずの試合を見ていると開幕後が心配になってきますね…。
まぁ打つほうは毎年オープン戦は打たない坂本が3番だし、一軍当落線上の中堅選手に機会を与えているのでなかなか点が入らないのは納得です。
北村や石川はたくさんの機会を与えてもらっているのに全くといっていいくらい結果を出せていないのが本当に残念…。
二人とも二軍では無双状態なのに一軍では自分のバッティングができていません。
技術的な部分もあるんだろうけど、それよりも少ない機会で結果を出せる勝負強さというか無形の何かが足りないのかもしれませんね。
たとえば、ホークスの井上朋也は8日の試合でホームランを含む2安打5打点、9日の試合でもマルチヒットと大活躍しました。

腕を上手にたたんでのナイスバッティング!ホークスファン待望のマッチの後継者あらわる!!
現時点では打撃において井上と北村や石川との実力差がそれほどあるとは思えません。いくらドラ1とはいえ高卒2年目の選手と何年もプロでやっている選手ですから。
でも結果は雲泥の差。これが”持ってる”というやつなのかな…。
守備でもアピールできていないし二人とも今の状態では開幕一軍は厳しいかもしれませんね。
さて、2試合で12点取られた投手陣ですが、先発ローテ確定の山口とメルセデスは3回2失点と4回途中4失点でした。
結果だけ見れば良くはないけど、個人的には山口は力強い良い球を投げていたしメルセデスもそこまで悪くはなさそうに見えました。
今年の山口はスライダーが良いし例年よりも意識的に遅い球をたくさん使っている感じがします。
ストレートにも力があるのでもう少し制球が安定してくればローテの柱として活躍してくれるはず。
メルセデスは変化球を投げるときにやっぱり少し腕が緩んでるのでそこが少し気になりますがストレートの球威は抜群なので今年もそれなりにやってくれるでしょう!
次回は安心して見ていられるようなナイスピッチングを期待してます。
2番手以降に登板した投手では注目の堀田や大勢以上に鍬原のピッチングが印象に残っています。
鍬原はここ最近ずっと素晴らしいピッチングを見せてくれていますが、この試合でも球威抜群のストレートとキレのあるスライダー(カット?)で打者を圧倒!
ストレートは速いけどイマイチ空振りやファウルが取れない制球難の鍬原はどこかに行ってしまったようですね。
鍬原の話では、様々なトレーニングで体ができてきたことや、常に空振りを取るファウルを取るという気持ちを持って投げてきたこと、手術した肘の状態がようやくなじんできたことなどで理想のストレートが投げられるようになってきたらしいです。
制球力の向上は「桑田効果」が出ているのかも。
鍬原の投球を見ていると、桑田さんがテーマに掲げているライン出しや速いテンポで投げることを意識しているのがよく分かります。鍬原は本当に真面目だなぁ。
今の調子なら間違いなく支配下登録を勝ち取れると思うので良いアピールを続けてほしい。
まだ25歳(26日で26歳)なので活躍し続ければリリーフでも先発でも自分がやりたいポジションで投げることも十分可能です。
頑張れ鍬原!
ジャイアンツだけじゃなくホークスのこともいろいろ書きたかったけど、3月に入って本当に忙しくてなかなか時間がとれないのでこれくらいにしておきます。
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