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ジャイアンツ2022年対外試合初勝利!オープン戦西武戦の感想

春季キャンプでは対外試合5敗2分と散々だったジャイアンツ。

しかし、東京ドームに戻っての西武とのオープン戦1回戦でようやく2022年対外試合初勝利を飾りました!

2022ジャイアンツ対外試合初勝利オープン戦西武戦

東京ドーム過去最大級のリニューアル

試合前には1988年の開場以来最大級となるリニューアルを行った東京ドームの様子が映し出されていました。

メインビジョンなど大幅リニューアルをした東京ドーム

リニューアルの目玉・横幅約126.5メートルのフルカラーLEDメインビジョン

今までの大きな広告看板はデジタル広告として表示されてましたね。長嶋さんのセコムのやつとか。

看板に打球を当てたら賞品・賞金がもらえたビッグボード賞はどうなるんだろう。

入場ゲートやコンコースのデザイン刷新、グループ席やカウンター席など新たな観客席の設置や飲食店舗の一部リニューアル、新メニューの開発など加え、完全キャッシュレス化や顔認証技術の導入などのDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められています。

東京ドームのリニューアルが終了、点灯式で原監督「開幕は菅野智之投手しかいない」|ジャイアンツ公式サイト

肝心の試合は2日が3-2、3日が5-0でジャイアンツの2連勝でした。

それでは2試合の感想をいつも通り投手中心で簡単に。



3-2で勝利 2日の西武戦

2日の試合には堀田、山口、堀岡、谷岡、鍬原の5投手が登板しました。

堀田と山口は好印象

東京ドームデビューとなった先発の堀田は3回を投げて1安打3奪三振無失点。

球自体は前回よりも走っていなかった感じがしましたが、強気に押し込んでいくスタイルは健在で四球0というのは良かったですね。

少し気になったのはチェンジアップ。

堀田のチェンジアップはすごく素直な球というかストレートをそのまま遅くして垂れさせた感じに見えます。

今はある程度タイミングを外せてるけど、打者が堀田の球に慣れてきたら打ちごろの球なので狙われそうな気も…。

ストレートが走ってるときなら問題ないけど前々回のように走りがイマイチのときは要注意だと思いました。

 

2番手の山口は変化球多めでいろいろ試している感じでしたね。

3回を投げて4本ヒットを打たれ1失点してしまいましたが、個人的には順調に調整できているように見えました。

ボールの質も良いし今年は貯金5個くらいは期待していいんじゃないかと思います。

堀岡は自信を持ってゾーンで勝負

3番手の堀岡と4番手の谷岡は残念な結果。

堀岡は翔さんの好守備もあって被安打0無失点という結果でしたが、3四球というのは悪印象です。

登板直後はストレートもカットボールも良くて、阿部コーチや桑田コーチが喝采を送ったというのは嘘じゃないなと思いました。

〝鬼軍曹〟阿部コーチも「100点!」とうなった育成・堀岡の投球 桑田コーチも喝采

けれど一人ランナーを出してからはゾーン内にボールがいかなくなっていつものような投球に…。

心底打たれたくないって感じかなぁ。甘い場所には絶対に投げたくなくて無意識に逃げてしまってるんですかね。田中豊樹とかも同じタイプ。

だから精神的に楽なブルペンでは100点満点の素晴らしい投球ができてるんでしょう。

球の質自体は去年より力強くなってるしキレも上がっているので自信をもって強気なピッチングをしてもらいたいですね。



絶好調の岡本さん 昨シーズンからの変化

打つほうは岡本さんと翔さんがホームランを1本ずつ。

岡本さんは3日の試合でも2本打ってるし、まさに絶好調といった感じ。

ジャイアンツ 岡本 オープン戦西武戦2本目のホームラン

今年の岡本さんはフィジカル面の順調な仕上がり以外にもバットの長さや打席に入る際の意識を変えたりとバージョンアップしています。

バットはこれまで3半(85.09cm)だったものから34(86.36cm)のものに変更。

バットの長さを1・27センチ伸ばすことは技術向上を意味する。
バットを提供するSSK社の担当者は日刊スポーツの取材に「長くなれば当然ですが、より遠心力を使えるようになる。一方で扱うのは難しくなります。技術がそれだけ上がってきた確信があったのでは」と説明した。
重さは現在の890グラムを継続するため、長くなった分は先端をくりぬいて重量を調整する。
2年連続でセ・リーグの本塁打王と打点王に輝いた主砲が、新相棒を手なずける。

巨人岡本和真「幻のバット」で来季 1・27cm伸びた新相棒操る技術確信|日刊スポーツ

なるほど、扱うのは難しいけどバットを長くするとより遠心力が使えるようになる、先端をくりぬいたのは重量を現在の890グラムに合わせるため、ということですね。

しかし、当の本人はDAZNのインタビューで「バットの芯の位置を下げるために先端をくりぬいた」「芯の位置は先端にあるより手前にあったほうが操作しやすい」「くりぬいた分だけバットを長くした」と答えていました。

 

打席に入る際の意識については、”漠然と打席に入らないこと”が課題だそう。

「1年を通して何百打席もあったら漠然と打席に立つこともあるが、自分はそれが人より多い」と自己分析していました。

え~、そうだったんだ…。

素人の感覚では、みんなすごく考えて打席に立ってるような気がしてました。

しかも岡本さんは人よりもそれが多いのか…。

今後は打席に入ったときにただ右に打とうというのではなく、配球を読んでこういう球が来たらこういう風に入っていこうといった具合に具体的なイメージを持つようにしたいと言っていました。

今年の岡本さんには打率も期待できそうな気がします。

 

そしてチーム全体の課題だった岡本さんの後ろを打つバッターに関しても、今年は翔さんが好調だしウィーラーも順調、そして実績のある新外国人も控えているので例年のような残念なことにはならないでしょう。

原監督は以前から、ジャイアンツの4番はどんな状況でも打たなければいけないが後ろに良いバッターがいると4番は戦いやすい、4番を孤独にさせないことが重要でそれを実現させるのは監督である私の役目、的なことを言っていました。

今年は原監督も満足の分厚いクリーンナップを形成できるといいですね。



5-0で勝利 3日の西武戦の感想

次は3日の試合。

投手陣は山崎、メルセデス、大勢、大江、山田、ビエイラの6人が登板しました。

ピンチでも落ち着いていた山崎と盤石のメルセデス

先発の山崎は序盤制球が乱れてピンチをつくりますが、そこから気持ちを上手く切り替えて0点で凌ぎ、最終的には3回2安打4奪三振無失点という結果。

前回ほどは良くなかったけど、多彩な変化球やキレのあるストレートは健在でポテンシャルの高さがうかがえる投球内容でした。

 

2番手のメルセデスは全く問題なし。

この試合は前回よりもコントロールが良く球威も十分でした。

前回の記事でも書いた通りこの人に関してはあまり心配してません。本当に良いピッチャーだと思います。

ルーキーらしからぬドラ1大勢

そして3番手は大勢。

ジャイアンツ 大城と大勢

大城としっかりコミュニケーションをとっていた感じだしルーキーらしからぬ妙な貫禄がある。

あと、体のどっしり感がすごい!

下半身がしっかりしてるし胸板あたりもめちゃくちゃ分厚いですね。その大勢よりもさらにどっしりした大城が今のところ全く打ててないのが不思議だ…。

まだ投げているところをあまり見ていないので技術的な部分は分かりませんが、心身ともにかなり鍛えられている感じで頼もしいです。

投球内容も上々で、初球に155キロを記録するなどパワフルなピッチングで三者凡退。

先発かリリーフか、どこで起用されるのかは分からないけど今のところ好印象です。

次の登板も楽しみだ。

先頭打者ホームランの1番丸

打つほうは丸の先頭打者ホームランと岡本さんの2本、そしてウィーラーの1本で5得点。

松原が盤石なら1番丸はないだろうけど、今は好調とはいえないし5、6番も結果を残しているのでこの打順も悪くないですね。

原監督はラミレスに打順別得点能力の変化(2015年→2020年)を見せられて1番打者の重要性にも気づいたみたいだし、1番に強打者を置く可能性もあるかもしれません。(wRC+:2015年91.3→2020年106.1)

新外国人が合流した後にどんな陣容になるのか開幕が楽しみですね。

 

以上、リニューアルした東京ドームでのオープン戦西武戦の感想でした。

コメント

  1. 九州の六等星 より:

    こんばんは、minamiさん。今年は優勝できそう&原監督の続投でヨカッタ‥o(^^)oと思える程、大変素晴らしい内容の2連戦でしたね。前回の自分のコメントがとても恥ずかしいです^^;
    では、この調子で明日からも1つづつ、名監督の勝負処で負けない骨太のチーム作りに期待しましょう。頑張れジャイアンツ

    • minamiminami より:

      九州の六等星さん、コメントありがとうございます。
      オープン戦とはいえやっぱり勝ってくれると嬉しいです!
      だけどここで油断せずに『骨太なチーム』になってほしいですね。

  2. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    西武戦の二戦目に今年のTV初観戦。オープン戦とはいえ完勝の試合を観戦できて良かったです。山崎も大勢も初めて見ましたが、どちらもこれから期待を持たせる投球でした。山崎は変化球多彩で的を絞りにくい投手だと感じました。初回以外はコントロールも安定してて、ローテーションに入っていける気がします。不安なのはスタミナでしょうか?。大勢はストレートの威力が凄い!課題はやはり変化球のコントロールなのかな?前年のドラ1平内よりは期待できる気がしました。この二人以外にも期待できる新戦力の投手が例年以上に沢山いるので楽しみです。

    • minamiminami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      ピッチャーは色々な選手が出てきましたね。
      鍬原や赤星もいい感じで一気に新戦力が揃って嬉しい限りです。
      しかし打つほうはどうなるか…(^^;)

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