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【OP戦対ロッテ】新外国人も合流し本番モード!菅野は4失点で不安を残す

引き分けを挟んで7連敗という厳しい状況だったオープン戦ですが、16日の中日戦で快勝しドームに帰ってきてのロッテ戦も7-5の逆転勝利。

エースの菅野は5回4失点という残念な結果でしたが、4番の岡本さんの満塁ホームランやウィーラー先生の勝ち越しホームラン、新加入外国人や二軍から上がってきた選手たちの活躍など、見どころがたくさんあった楽しいゲームでした。

 

心配なのはやっぱり菅野。

前回登板したオリックス戦で4回6失点からのこの結果ですからね…。

今季の初登板から投球を見ていますが、去年と比べて劇的に球が良くなっているとは感じません。

もう32歳なので年齢的に仕方がないことかもしれません。

オフの自主トレでは手先や足先などの末端部分を意識したトレーニングを行っていたそうで、これは球が速くなるなどパフォーマンスを高める効果はないけど、ケガ予防や傷害予防につながると言っていました。

全盛期のパフォーマンスは発揮できなくとも、ケガをしにくい体をつくりシーズンを通して安定した投球を続けることができれば自ずと数字はついてくるという感じですかね。

実際、日ハム戦の投球を見たときは例年よりも躍動感があってコンディションは良さそうに見えたし、コントロールもまとまっている印象を受けました。

ジャイアンツ日ハム戦 躍動感がある菅野

これならケガで離脱することもなくある程度の貯金はつくってくれそうだと安心していたのですが…

投げてる球がめちゃくちゃ悪いということはなく良い球もたくさん投げていると思うんだけど、球種をある程度絞られていたりコースが少しでも甘くなると高確率で長打を食らうのがここ数年のデフォになってますね。

千賀や山本由伸、佐々木朗希なんかは球種を読まれていたりコースが多少甘くても空振りやファウルを奪えるけど、今の菅野はそれができずにしっかり捉えられている感じ。

長年菅野の球威やキレで捻じ伏せる力強いピッチングを見てきただけに悲しいものがあります…。

ただ、経験値の高さは12球団でもトップクラスだし変化球やコントロールの良さもまだまだ健在。

細かいところをしっかり修正して3月25日の開幕戦ではエースらしい素晴らしいピッチングを見せてもらいたいものです。

 

リリーフは相変わらずコントロールが定まらないビエイラ以外はまずまず。

今村はナイス火消しだったし畠も三塁打を打たれた後は気合が入ったのか良いボールを投げてました。

中川がケガで出遅れている状況なので層が薄い左投手を今村で埋められればチームにとってすごくプラスになると思います。

大勢はクローザーでも十分使えそうですね。

球威十分でコントロールもなかなか、そして何よりメンタルが強そう!



打つほうは佐々木朗希をノックアウトした岡本さんの一発がすごかった。

岡本満塁ホームランop戦第5号

もっと逆方向へのホームランが増えればシーズン50本も現実的とラミレスが言っていましたが、今年の岡本さんはやってくれるかもしれません。

野村さんと王さんしか達成していない”3年連続二冠王”期待してます!

 

ポランコとウォーカーは初の一軍実戦。

まずは無事開幕前に一軍に合流し試合に出られたことが良かったし、ポランコは粘りに粘って四球を選び岡本さんの満塁ホームランを呼び込み、ウォーカーにも一本ヒットが出ました。

両選手とも雰囲気があるので次戦も楽しみです。

 

後は湯浅や松原に一本出たのも良かったですね。

湯浅は守備に関してならチームでもトップクラスの上手さなので、バックアッパーとしてはかなり有能。

湯浅の守備練習を見ているととにかく自信に溢れている感じ。

良い意味で余裕をかましているというか、ミスをしそうな気配があまりありません。

足も速いしメンタルも図太そうなのでいろいろな場面でチームの力になってくれる選手だと思います。

 

なかなか勝てないときは不安がいっぱいでしたが、開幕まであと1週間というところでようやくジャイアンツらしさが出てきましたね。

新外国人も合流してメンバーも揃ってきたし面白くなってきました!

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