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阪神の前進守備を機に一挙7得点!菅野はフォークを武器にまたもHQS達成!

9月19日 対阪神19回戦・甲子園 8-1で大勝

ヤクルト2連戦は1敗1分。2戦目は逆転できそうな流れだったけど大事なところで打てませんでした…。

チームの状態は良くはない。特に投手陣は連日炎上もしくは炎上に近い状態です。

そんななかでの首位阪神との戦い。勝つのは簡単ではないと思っていましたが…

なんと8-1の大勝です!

点差ほどの実力差は感じませんでしたが、相手の作戦ミスにつけこんで一気に試合を決めることができました。

ありがたい!



先発は菅野とガンケル。

9月に入ってフォーク中心のニュースタイルがハマり始め連勝中の菅野に対して9月は好調とは言い難いガンケルの投げ合いで試合はスタート。

立ち上がりのガンケルは変化球の曲がりや精度がイマイチな感じ。

菅野も球威はなかなかだけど前回ほどのコントロールはなくフォーシームのシュート回転が気になりました。

菅野が早々に1点を失ったときはヤバイなぁと思ってたんですけどね。

2回に予想もしていなかったいきなりのビッグチャンスですよ。

ネット上ではいろいろ厳しい意見も目にする5番の亀井さんが先頭でチャンスをつくり、絶不調の丸もなんとか続いてノーアウト1、2塁の大チャンス!

続くウィーラーはボテボテのサードゴロでしたがランナー二人がなんとか進塁し2、3塁に。

ここで阪神ベンチは前進守備を採用。序盤で1点を守る采配を振るってきました。

打席の大城は3球で追い込まれ4球目のスプリットを軽打。ボールが二塁ベース付近に転がったのでダメか…と思いましたが、セカンドの糸原が取れず2点タイムリーヒット!

前進守備に加え元々守備範囲の狭い糸原の組み合わせなのでヒットゾーンはかなり広がっていましたね。普通の守備位置なら間違いなくアウトでした。

 

ガンケルもこの2点で精神的にガクッときたと思います。極端なシフトとかもそうだけどピッチャーはこういう打ち取ったと思った当たりがヒットになるとかなり堪えるらしいですね。

ガンケルは元々の不調+精神ダメージで気持ちが切れてしまったのか、ここから自身のエラーも絡めつつ2本のホームランも打たれて一挙7失点の大炎上。

尚輝のスリーランは見事だったし坂本は相変わらず神でした!

最近の試合でもこういう畳みかけるような攻撃ができてたら勝てた試合もたくさんあったんですけどね。岡本さんあたりで止まってたんで…。

久しぶりにスカッとする波状攻撃が見えて感無量です。

非常にツキもあったと思います。そこをつけ込むことができたというのが、あのビッグイニングにつながったと思います。亀井のバッティング、それと走塁は非常に勢いをつけたと思いますね。若々しいプレーというものが、一つ大きな要因だったように思いますね。

 

結果的に阪神ベンチは1点を守りにいって7点を失うという形になったわけですが…

ジャイアンツも今のよわよわ状態になるきっかけが9月頭の阪神戦での戸郷と坂本の交代のタイミングですからね。

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ひとつの作戦ミスでチームの状況はガラッと変わります。これで阪神が落ちてくればまだまだ優勝の可能性はありそうです。



2回で6点差。

油断はできないまでも大きな点差がついたことで菅野の気持ちにも若干の余裕ができたと思います。

この試合もフォーシーム少なめでフォーク多めのニュースタイル投球で要所要所を締めて7回1失点。またもやHQS達成です。

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結構な割合でフォーシームがシュート回転していたので怖い場面もありましたが、威力自体は毎回良くなってるしフォークの精度は変わらず良いのでそれなりに安心して見ていられました。

それから3回の近本と7回のサンズを空振り三振に仕留めたピッチャーから見て左方向にスライドしていくフォークは凄かったですね!

菅野スライドしていくフォーク

握りを見るといつものフォークと同じだったのでたまたまの産物なんだろうけど、左右に落ちるフォークを自在に操れればバッターにとっては厄介なことこの上ないなと思いました。

今日は大差がついていて相手の攻撃も淡泊だったので菅野の投球が圧倒的だったとはいえませんが大事な試合でHQSという結果を残したのはさすが。

次回もエースらしい投球を期待しましょう!

点差に助けられたと思いますし、自分のフィールディングという部分も、非常にプラスだったと思います。その中でリズムもどんどん良くなってきたという感じがしますね。

この試合は阪神の自滅というか助けられた試合だったのでチーム状態が良いとは言えないけど、この大勝で波に乗ってもらいたいものです。

コメント

  1. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    今日は久し振りに打線が爆発した!!と言いたい所ですが、なかなか追加点が取れず、もし阪神にコツコツ点を返されていたら、終盤にはまたヤバい展開になっていたでしょうね。もしヤクルト打線なら2回以降も攻撃の手は止まらず、だめ押しを重ねられてたことでしょう。この辺がヤクルト打線との迫力の違いでしょうか。
    とはいえ、今日勝てたことでまだまだ優勝の可能性は残ったので、二連覇の経験を生かして、ここ一番の勝負強さを見せてほしいです。

    • minami minami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      以前大きな点差をひっくり返されてるので気が気じゃなかったですが逃げきれてホッとしました(;´∀`)
      コンスタントに追加点を取って余裕の気持ちで観戦できてたらもっと良かったですけどね!
      まだまだ優勝を諦めたくないのでそろそろ勢いに乗ってほしいところです。

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