ジャイアンツ菅野が支援している【介助犬】の役割や協会の活動

東京都で連日100人以上の新型コロナウイルス感染症患者が発生していた4月24日、菅野、坂本、丸、原監督、阿部2軍監督が各1000万円、総額5000万円を東京都に寄付したことが話題になりました。

4月5日に菅野が球団に「何かできることはありませんか」と相談し、呼びかけに応じた坂本、丸と一緒に発案したことがきっかけのようです。

さらに、5人の行動に共感した岩隈も1000万円を寄付。さすがクマさん。

2015年に立ち上げた社会貢献プロジェクト「G hands」の一環でさまざまな社会貢献を行っているジャイアンツ選手たち。いちファンとして誇らしい限りです。

【G hands】読売ジャイアンツの球団や選手の社会貢献活動
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ジャイアンツの中でも特に社会貢献意識の高い菅野が以前から力を注いでいるのが「介助犬」の支援活動です。

僕は、読売ジャイアンツという伝統あるチームに所属して、情報発信をすることができる立場です。それは、とても大きな強みだと考えています。残念ながら、介助犬の知名度はまだまだ低いのが現状ですよね。けれども、ファンの人に「ジャイアンツの菅野が活動している介助犬とはどういうものなんだろう?」と興味を持ってもらい、インターネットで調べるだけでも介助犬の輪が広がっていく。それは、僕としてもとても誇らしいことです。

読売ジャイアンツ・菅野投手が見た介助犬とユーザーの「絆」|日本介助犬協会 

2015年に、当時介助犬の実働数が74頭(2015年11月時点)と少ない事実と、世間での介助犬に関する認知度が低いという現状を知り「菅野基金」を設立し支援活動を始めた菅野。

野球が上手いだけじゃなくて、野球以外でもいろいろなことを自分で考え行動できるのが菅野の大きな魅力ですね。

それ以来、毎年1勝ごとに10万円を寄付したり、認知度向上のためのPRを行ったりと精力的に活動しています。

ということで、今回は菅野が支援している介助犬について少し書いてみたいと思います。

介助犬ヴィオラとラルフの絵

介助犬のラルフくんとヴィオラちゃん

人間を助けてくれる補助犬には「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」がいます。

盲導犬

目の不自由な人の歩行を手助けする

聴導犬

耳の不自由な人に必要な情報を伝えてくれる

介助犬

手足の不自由な人の生活をサポートする

介助犬のお仕事をもう少し詳しく説明すると、例えば落とした物を拾ったり、手の届かない物を持ってきたり、ドアノブを回して開けたり、と使用者が必要とするさまざまな動作を行います。

「人だとどうしても遠慮したり気兼ねしてしまうけれど、関係性ができている介助犬ならお願いしやすい」というのが多くの使用者の感想のようです。

「今まで笑顔を無理につくっていたことに介助犬が来て初めて気づいた」「犬が失敗するのを見て、自分も失敗していいんだと気が楽になった」など精神的なサポートを実感する声も。

私がわんちゃんの動作で特に凄いなぁと思ったのは「携帯電話を探す」こと。

「テイク携帯!」と言うと使用者の言葉を理解して携帯電話を探し持ってきてくれるのです。

その他にも「オープン」(ドアノブを回して開ける)、「テイクプル」(段差のある場所で車いすを引っ張り上げる)などさまざまな動作で使用者を助けます。

ただ、いかに賢いわんちゃんたちでもこれらの行動を自然に覚えられるわけではなく、訓練を受けることで少しずつ習得していきます。

約1年間の基礎訓練、40日以上にわたる使用者との合同訓練、そして身体障害者補助犬認定試験に合格することでようやくペアとして生活できるようになります。

補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)同伴可のマーク

認定を受けると「身体障害者補助犬法」に基づき、さまざまな場所に同伴できるように。

わんちゃんと使用者を訓練・補助しているのは「社会福祉法人 日本介助犬協会」。現在の会長は元総理大臣・故橋本龍太郎氏の奥様である橋本久美子さんです。

協会の本部は神奈川県横浜市にありますが、介助犬の訓練は愛知県長久手市にある「シンシアの丘」で行われています。

介助犬総合訓練センターシンシアの丘

生まれてから1歳になるまで、一般家庭で愛情たっぷりに育てられたわんちゃんを訓練していくわけですが…

「介助犬になる子たちは私たちが決めて介助犬にしているだけで、彼らから志願しているわけではないので、その子たちの生涯に責任を持つ使命がある」

現センター長である水上言(こと)さんが涙ながらに犬預かりボランティアさんに感謝の言葉を述べられていたのが印象的でした。

基礎訓練を終えたわんちゃんが使用者との合同訓練に入ってまず行うことは「アイコンタクトの練習」。わんちゃんの名前を呼んでから使用者と目が合っている間中褒め続けます。

その後の訓練でも何かができたら目線を合わせ全力で褒めるのが基本。

水上さん曰く、犬と人がパートナーとして暮らしていく上で欠かせないのは「小さな成功を見逃さないこと」だとか。

小さい成功でも見つけてあげて、褒められるタイミングを上手に見つけて伸ばしてあげる、人でも犬でもちゃんと見てあげないと褒めるポイントを見つけられない、という水上さんの言葉は人間生活でも同じだなぁと思いました。

 

協会のホームページを見ると、1歳のわんちゃん(パピー)が使用者を支える立派な介助犬になるためには1頭につき約250万円の費用がかかるとのこと。医療費やご飯代の他にも活動費や訓練をする人の人件費など多くの経費が必要ですからね…。

その費用の90%以上を寄付で賄っているのが現状のようです。事業報告を見てもなかなか厳しそう…

協会広報部の方たちも賢明に普及啓発やファンドレイジングに取り組んでおられますが、菅野が言うように知名度はまだまだ低いのは確か。

事故や病気で手足が不自由になることは誰にでも起こりうることなので、自分たちの身近な存在としてもっとたくさんの方が介助犬について知り、活動を長く安定して続けてもらえるよう支援していく必要があると思います。

しかし、毎年愛・地球博記念公園内で開催され、知名度アップに一役買っていた「介助犬フェスタ」が今年は新型コロナの影響で開催できず…。

苦肉の策として5月23日(土)13時から、協会公式YouTubeチャンネルにてWeb配信されることになりました。

介助犬フェスタ公式サイト 

介助犬のデモンストレーションや認定報告会、新チャリティグッズの紹介などが行われるみたいなのでぜひ配信を見てみてください。

さらに毎年恒例の「チャリティーラッフル(慈善福引)」では菅野&中川のサイン色紙やサインボール、サイン入りTシャツなど豪華賞品が当たる可能性も。

私もチャリティーラッフルとグッズを買って少しでも貢献するつもりです。皆さんもぜひ参加してみてください!

以上、今回は菅野が支援している介助犬についてのおはなしでした。

追記…チャリティーラッフルの感謝メールが届きましたが、今回は残念ながら当選ならず。当選した方はおめでとうございます!

介護フェスタ2020抽選結果のメール

でも1000円から介助犬協会に協力できて、もしかしたら好きな選手のサインアイテムなどが当たるという素敵な機会なので、また来年も応募したいと思います。次は当たるといいな。

コメント

  1. Fujiwara より:

    やっぱり巨人は金持ちですね~。にしても、介助犬を育てるのに、そんなにお金がかかるとは知りませんでした。自分もチャリティーグッズ買ってみようかな。

    • minamiminami より:

      Fujiwaraさんコメントありがとうございます。
      私もTシャツとかバッグとか気になるグッズが色々あります!
      菅野コラボのパーカーも気になるけど今の時期に長袖パーカーはきついなぁ…なんて悩んでるところです。
      でもこうして購入したグッズが介助犬たちの役に立つんだと思うと嬉しいですね(^^)

  2. スタンプ より:

    はじめまして
    自分は盲導犬しか知らなかったのでこの記事が凄く勉強になりました
    今まで菅野投手には冷たいイメージを持っていましたが慈善運動をたくさんしているのを知って見直しました

    • minamiminami より:

      スタンプさんコメントありがとうございます。
      菅野はいろいろ言われることも多いけど、社会貢献意識が高くて実はとっても熱い人だと思いますよー(^^)/
      私も尊敬しています。
      介助犬のことを知らない人はまだたくさんいると思うのでもっともっと広まってくれるといいなと思います!

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