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『奪回』への第一歩!ジャイアンツ2023年度春季キャンプスタート

2023年がスタートして早一ヵ月が経過しました。

そろそろ何か書こうかなぁと思った時に選手のネガティブな報道があったり、球団のスポーツ面以外の部分に疑問を感じる部分があったりでなかなか気持ちが乗らなかったのですが…

自主トレや春季キャンプで一生懸命頑張っている選手やコーチたちの様子を見ていると応援したい気持ちが復活してきました。野球ファンあるある。

2023ジャイアンツ春季キャンプスケジュール

さて、2月1日にスタートした宮崎での春季キャンプ。スケジュールは以下のとおりです。

一軍
【宮崎キャンプ】2月1~14日
宮崎市・ひなた宮崎県総合運動公園   ●休養日=2月6・10日

【那覇キャンプ】2月16日~3月5日
那覇市・奥武山総合運動場   ●休養日=2月20・24日、3月1日   ※2月15日は移動日


【対外試合】※変更・追加・取り止めの場合あり
・2月22日 練習試合…巨人―キューバ代表(沖縄セルラー・12:30)
・2月23日 オープン戦…ヤクルトー巨人(浦添・13:00)
・2月25日 オープン戦…巨人―広島(沖縄セルラー・13:00)
・2月26日 オープン戦…巨人―DeNA(沖縄セルラー・12:30)
・3月4日 練習試合…巨人―サムスン(沖縄セルラー・12:30)

二軍
【宮崎キャンプ】2月1~28日
宮崎市・ひなた宮崎県総合運動公園   ●休養日=2月7・14・19・24日


【対外試合】※変更・追加・取り止めの場合あり
・2月18日 巨人―ソフトバンク(ひなたひむかスタジアム・12:30)
・2月22日 オリックス―巨人(清武第2野球場・13:00)
・2月26日 広島―巨人(日南市・天福球場・12:30)

三軍
【都城キャンプ】2月1~28日
宮崎県都城市・高城運動公園   ●休養日=2月6・13・20・27日



キャンプスタート時一軍・二軍振り分け

2023ジャイアンツ宮崎キャンプ1軍・2軍メンバー

キャンプ開始時の選手たちの一軍・二軍の振り分けはこんな感じ。

一軍には菅野・坂本・丸・岡本ら主力選手や帰ってきた長野さん、ホークスから加入したマッチらベテラン、そして萩尾や門脇といった即戦力候補のルーキーが選ばれています。まぁ順当なメンバーですね。

そして二軍には俗にいう「1.5軍」の選手に加え、ドラ1ルーキーの浅野や故障明けの選手たちなどが顔を揃えています。

今季注目している選手

まだシーズン前ではありますが、今季私が注目している選手を何人かピックアップしたいと思います。

まずは先発ローテ候補の山﨑伊織

「コンディション不良」により自主トレを共にした堀田とセットで早々に二軍行きになってしまったものの、今季期待している選手のひとりです。

【巨人】原辰徳監督、怒った!?「全力で投げられないような人は1軍に必要ない」2軍行きの山崎伊織と堀田賢慎に苦言

昨シーズンの成績は20試合に登板して5勝5敗1H、防御率3.14というまずまずの成績。

それでも本人曰く手術前と比べてボール自体は5、6割しか戻っておらずスピードも出なくて変化球のキレや曲がり方も変わってしまい大変だったそうです。

そんな状態でこれだけやれるんだからやっぱりセンスの塊のような選手ですね。

「コンディション不良」というのがどれくらいの状態なのか分かりませんが、大したことがなければ今季二桁勝利を期待したいと思います。

 

二人目は大城

昨シーズンは打撃面で2年連続の二桁ホームランも達成しOPSも.755とキャッチャーとしては十分な数字を残し、守備面でもデータ分析会社のデルタが選ぶ守備のベストナイン捕手部門で2年連続1位を獲得するなど攻守でチームに貢献してくれました。

【捕手部門】データ視点で選ぶ守備のベストナイン “DELTA FIELDING AWARDS 2022”

大城は甲斐くんや梅野、森友哉あたりと比べるとちょっと地味なのか過小評価されやすいけど、単純な能力値では攻守のバランスが12球団でナンバーワンだと思います。特にフレーミングは抜群でした。

逆に課題と言われているのはインサイドワーク。

打者との駆け引きや投手の力を引き出すリードや配球、立ち居振る舞い、といった目に見えない部分ですね。

インサイドワークなんて全く関係ないという人も多いし2000年以前のデータでリードと失点にはほとんど関連性がないというアメリカの論文もあるんですけど、古田さんのYouTubeチャンネルなんかをじっくり見ているとやっぱり多少は関係あるのかなと思いました。

幸いなことに大城はWBC日本代表に選ばれたので超一流の選手たちと一緒にプレーすることでそういう目に見えない部分を磨いてきてほしいです。

ダルビッシュは捕手のフレーミングをすごく重要視する投手なのでもしかしたら大城とバッテリーを組む可能性もあるかもしれませんね。

 

三人目は坂本

昨シーズンの成績は83試合に出場して打率.286、ホームランは5本、OPSは.759でした。

ショートの選手としては試合数以外は優秀な数字ではあるのですが、2016年から毎年二桁ホームランとOPS8割以上をコンスタントに記録してきた坂本としてはガクッと落ちたなという印象です。

まぁ、ケガやスキャンダルなど公私ともにトラブルが多かったので仕方ない部分もありますが…。

あとはやっぱり加齢による衰え。

デルタの成績予測システム「D-CAST」によると、2023年の坂本は去年よりもさらに成績が下降すると予測されていました。

出場数や打率、長打力あたりがかなり落ちるとのこと…。

阿部ヘッドも35歳という年齢が分岐点と言っていたし、このあたりの年齢がNPBの最前線で戦う壁みたいなものなんでしょうね。

【巨人】阿部慎之助ヘッド、坂本勇人に35歳の壁突破指令…自身は34歳32発も翌年以降20発届かず

ただ、王さんや近年では西武や中日で活躍した和田一浩さんみたいに30代中盤以降も衰えることなく優秀な成績を残し続けた選手もいます。

ショートを守りながらというのは難しいと思いますが、両名のように晩年まで全盛期に近い数字を残す例外的なプレイヤーを目指して頑張ってもらいたいですね。

 

四人目は菅野

菅野の昨シーズンの成績は23試合に登板して10勝7敗、防御率は3.12でした。

2年連続沢村賞を獲得したエースの成績としては物足りませんが、後半のピッチングは良かったと思います。

今年は自主トレで相当ハードに鍛えてきたのか、キャンプの映像を見ると太腿あたりの筋肉が例年以上にすごくて驚きました。

坂本同様年齢的には厳しくなってきましたが、2年連続の二桁勝利、あわよくばタイトルを狙って頑張ってほしいです。



その他の選手では井上、赤星、山田あたりがシーズンオフの間にどれくらい良くなったかも気になります。

これはフリーバッティングまでおあずけかな。

春季キャンプはジャイアンツTVで見ているのですが、ブルペンでの投球の映像が選手の姿ばっかり映してたり横からのアングルだったりでどんな球を投げてるのかがよく分からないんですよね…。

ジャイアンツのYouTubeチャンネルで映像を担当されている方は視聴者目線で投手の斜め後方あたりから球筋を見られるように映してくれたりもするんだけどジャイアンツTVの方はそういう配慮がないんです。

毎年キャンプの度に今年こそは頼むぞ!と期待してるのにダメ。

別に選手の顔ばっかり見たいわけじゃないんですよ。球筋が見られるアングルで撮ってほしいです。今度運営にメールでもしてみよう。

 

二軍メンバーではドラ1の浅野を筆頭に松原や中山、田中千晴、石田、代木、松井、京本、川嵜あたりが気になります。

特に松原は下半身を中心に体が一回り大きくなっているように感じたのでオフの間に相当鍛えてきたんじゃないかと。

今季は何でもできる選手を目指さなくてもいいので自分の持ち味を十二分に発揮して大胆にプレーしてもらいたいなと思います。

石田や代木も今年は二軍でバシバシ投げてもらって来年は一軍で初勝利を挙げられるくらい成長してほしいですね。

オフに大勢と一緒にトレーニングをしていろいろ成長したであろう京本や2021年のドラフト選手の中で個人的に注目している川嵜も支配下目指して頑張ってもらいたいなと思います。

2023年のチームスローガンは『奪回~GIANTS PRIDE 2023~』

今年のジャイアンツは他球団に比べて戦力が充実しているわけではなく新加入外国人頼みな部分も否めませんが、このメンバーで143試合を戦い抜き3年ぶりのリーグ優勝、そして11年ぶりの日本一を目指すことになります。

今季のチームスローガンは『奪回~GIANTS PRIDE 2023~』

ジャイアンツ2023年のチームスローガンは奪回

相変わらずタツノリは字が上手い!

原監督曰く、ジャイアンツの誇りと魂、選手の自信、ファンの信頼など、勝利のために必要な全てを取り戻すという確固たる意志を持って戦うとのこと。

厳しい戦いになるのは間違いありませんが、今のところ選手たちは他球団に負けないくらい頑張って練習に打ち込んでいるし、コーチ陣も予想以上に有能そうな気配を感じさせてくれているので十二分に期待したいと思います!

 

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