参照:https://www.dazn.com/
少し前までは、シーズン中毎日いろいろな局で「プロ野球中継」を放送していましたが、裏番組との兼ね合いや野球人気の衰えで視聴率が低迷し、地上波での野球中継はずいぶん減ってきました。
野球好きには辛いものです。
有料放送ならほぼ全球団の全試合を見ることができるんですけどね…。
お財布の中身と相談しつつどうしようかと悩んだ末、たまたま機種変更のために立ち寄ったドコモで私は『DAZN(ダゾーン)』という有料スポーツ映像配信サービスに加入しました。
今回は加入から約3年程経つDAZNについて少し書いてみたいと思います。
DAZN(ダゾーン)とは
DAZNは、家でも、外でも、ライブ中継でも見逃し配信でも、好きなスポーツを、好きな方法で、好きなだけお楽しみいただける映像配信サービスです。1ヶ月お試し無料でお楽しみいただけます。
明治安田生命Jリーグ、プロ野球、欧州サッカー、MLB、F1™、WTA、Bリーグ、UFC、NFLなど多彩なスポーツコンテンツが勢揃い。世界最大級の数のスポーツが楽しめて、1ヶ月無料お試し期間終了後は月額1,750円(税抜)で楽しめます。いつでも退会可能。DAZN(ダゾーン)公式サイトより引用
「ストリーミング」という技術を使って野球やサッカー、バスケットボール、バレーボール、格闘技なんかが月々2000円弱で見られるというのが「DAZN」というサービス。
- 【月間プラン】
旧)月間プラン1925円(税込)→新)月間プラン3000円(税込) - 【年間プラン(一括払い)】
旧)年間プラン19250円(税込)→新)年間プラン27000円(税込)
※Apple(App内課金)の場合:旧)19400円(税込)→新)27800円(税込) - 【年間プラン(月々払い)】※新プラン
総額:31200円(税込)
※契約は年間、支払いは月額2600円の分割支払い(12回)
★2023年2月14日より料金のさらなる値上げが決定しました。
「DAZN for docomo」についても同日より値上げ。ただし、2022年4月17日までに契約を行っている人は、2020年の改定価格の1925円で引き続き利用可能。(※一度解約して再加入する場合は新価格となるので注意が必要)
- 【月間プラン】
旧)月間プラン3000円(税込)→新)月間プラン3700円(税込) - 【年間プラン(一括払い)】
旧)年間プラン27000円(税込)→新)年間プラン30000円(税込) - 【年間プラン(月々払い)】
旧)月額2600円/年間総額31200円(税込)→新)月額3000円/年間総額36000円(税込)
そして、130以上のスポーツコンテンツ、年間10000試合以上がワンパッケージで見放題というのがDAZNのウリです。
私は野球以外のスポーツも好きなので、サッカー(プレミアリーグ※2022年6月に関連コンテンツが削除されました…やラ・リーガなど)やバスケも見られるというのはとてもありがたい(*^-^)
他の有料スポーツサービスよりコスパが高い!
たとえば「スカパー!」で「DAZN」と同じくらいスポーツを見ようと思ったら、かかる料金は月に4000円位。単純に比較はできないけど…
庶民の私にはいささか高級なサービスであります…(;´Д`)
しかし、「DAZN」ならその半分の月額1925円(税込)。
※上述のように価格改定で月額3700円(月間プラン)に値上がりしたためお得感は薄れました。
私がDAZNに加入したきっかけはスマホ(ドコモ)の機種変更。
機種変更時って、料金を安くするためにいろいろと有料オプションサービスに加入させられるじゃないですか。大人の事情ですね。
その時に勝手に決められてたのが、比較的安価の万歩計だかなんかの健康系アプリだったんですが、絶対そのアプリ使わないなと思ってたんです…( ̄ー ̄;
だからなんか他にないんですかねって聞いたらリストを見せてくれまして…。
その中に「DAZN」がありました。正式にはドコモユーザーが加入できる「DAZN for docomo」。
リストにある他の有料アプリに比べると「DAZN」はお高めだったんですが、前から気になっていた「DAZN」が980円で加入できるということでもう完全に気持ちは万歩計よりこっちに。
※2020年10月1日からドコモの「DAZN for docomo」も通常の「DAZN」同様月額1925円(税込)に値上げされました。
※「DAZN for docomo」も通常の「DAZN」同様2023年2月14日から月額3700円(税込)に値上げされました。
ちなみに普通の「DAZN」と、ドコモユーザーが加入できる「DAZN for docomo」で一体何が違うのかドコモ店員さんに聞いてみましたが全く違いはないそうです。
DAZNへの加入
次に「DAZN」に加入してから実際に視聴するまでですが…
面倒だったので私はほとんど全部ドコモ店員さんにやってもらいました。(スマホを渡してすぐに見られるようにしてねってお願いしました)
お任せで待ってるだけ(´V`)
だけどそういうのを自分でさっとできちゃう方はわざわざドコモショップに行かなくてもパソコンやスマホで契約できます。
このページで説明すると長くなるのでURLを貼っておきます。
「dアカウント」を入力してログインすればすぐに申込ページに入れるのでそれほど難しくはないはず。
dアカウントとは、スマートフォン、タブレット、パソコンなどでdアカウント対応のサービスやdポイントを利用するときに必要なお客様IDです。
ドコモの契約の有無にかかわらず、どなたでも無料でお作り頂けます。dアカウント公式サイトより引用
IDパスワードとかネットワーク暗証番号とか分からないって人は素直にドコモショップに行ったほうがストレスがかからなくていいかも。
ドコモユーザーの方で、少しでも不安やめんどくささを感じる人はドコモショップで全投げしたほうが楽です。(追記…ドコモショップは予約制になったので昔のように対応してくれないかもしれません)
退会や一時停止

スマホで見るDAZNはイマイチ
ドコモショップで、<加入→DAZNアプリのインストール→認証作業>と全ての手続きをしてもらった私は、家に帰ってから早速スマホで「DAZN」を見てみました。
正直な感想はう~ん…という感じ。
スポーツをスマホで見るというのはストリーミング先進国のヨーロッパなどでは当たり前らしいのですが…。
やっぱりスマホではちょっと画面が小さいかなというのと毎日約3時間もスマホで観戦し続けられない…(;・∀・) 電池の減りとスマホの発熱がね…
そこで、スマホで日常的に視聴するのは諦めて、ドコモのお兄さんに教えてもらった『DAZNをテレビやタブレットで見る方法』を試してみることにしました。
FireTVStickを使ってテレビでDAZNを見る
テレビで「DAZN」を見る方法はいろいろあるみたいですが、私が選んだのはAmazon社の「Fire TV Stick」という機器を使うこと。(値段は5000円くらい、年1のAmazonセール時は安くなることも)
ちなみにAmazonとは、アメリカシアトル州に本拠を構える世界最大規模の通販・Webサービス企業で、日本でも2017年に楽天を抜き国内通販シェアでトップになっています。
Fire TV Stickには複雑な設定は不要。HDMI端子対応のテレビに挿すだけで、簡単に映画やビデオをテレビの大画面で楽しめるデバイスです。豊富な品ぞろえのAmazonビデオに加えて、HuluやNetflix、スポーツや音楽番組のアプリで、映画やドラマからスポーツまでお気に入りのコンテンツを一台で楽しめます。
アプリが豊富にあるから、ゲームで遊んだり音楽も聴くことができるほか、プライム会員ならプライム・ビデオでさらにFire TVの世界が広がります。
インターネット環境とHDMI端子に対応しているテレビがあればつなぐのは簡単。
参照:https://www.amazon.co.jp/
Wi-Fi環境が整っていれば初回起動時に自動で接続先を探してくれるので、接続先を選んでネットワークパスワード(ルーターについてる暗号化キー?)を入力すればつながります。パソコンとかと同じ感じ。
その後はテレビ画面で分かりやすく指示してくれるので、それに従えば簡単に初期設定は終わります。
追記…「Fire TV Stick」よりもハイスペックの「Fire TV Stick 4K」も新発売されました。古い「Fire TV Stick」に比べるとレスポンスが良くとても快適です!

「4K搭載でさらにパワフルに」
人気のFire TV Stick(第2世代)よりさらにパワフルになったFire TV Stick 4Kは、映画やTV番組の再生もサクサク滑らか、鮮明な色相とくっきりとしたコントラストの映像美を楽しめます。
「とまらない美しさ」
新しいFire TV Stick 4Kは、4K Ultra HDコンテンツを最大60fpsまで対応の臨場感あふれる映像でお楽しみいただけます。 Dolby VisionとHDRの鮮明な色彩で美しい映像体験をご提供します。
それと、無線が使えなかったり、より安定した画質で見たい人なんかは「イーサネットアダプタ」というのを使えば有線でもつなげるようです。
私は無線だけど、スポーツを見る時にできるだけきれいに見たいという人は有線がおすすめ。
有線は嵩張るし見た目は悪いけど安定性は抜群です。
初期設定が終わったら、アプリの中から「DAZNアプリ」を選んでインストール(入手ボタンを押す)します。
インストール後アプリを開いたら、サインインの画面になるので必要情報を入力すれば視聴可能に。
ただ、私はドコモの「DAZN」だったので、サインインに少々手間取りました。
なぜかドコモの「DAZN for docomo」はテレビだけではサインインできないので、パソコンやタブレット、スマホなどで「http://www.dazn.com/tv」のサイトにアクセスして、テレビに表示されたシリアルコードを入力する必要があるのです。普通のDAZNはメールとパスワードだけでいいらしい。
手間取ったのは私がどんくさいだけなので通常は問題なくサインインできるとは思います…(;´∀`)
肝心のテレビで「DAZN」を見た感想ですが、スマホに比べて格段にいい。
もちろん気になるところもあるけれど、この値段でこのクオリティなら十分満足です。

DAZNの良いところと悪いところ
次は、約3年程使ってみて気付いた「DAZN」の良いところと悪いところについて書いていきたいと思います。
良いところ
◎値段が安い
これに関しては全く不満がありません。
月額1925円(税込)は他サービスと比べて安いと思います。
1ヶ月間の無料トライアル期間があることも良心的。
2022年2月22日より料金が値上げされたのでかなりお得感が薄れました。1ヵ月の無料トライアルに関しても価格改定のタイミングと同時に廃止。
ただし、私のようにいろいろなスポーツを見る人にはまだまだお得なサービスだと思います。
★2023年2月14日より料金のさらなる値上げが決定しました。
「DAZN for docomo」についても同日より値上げ。ただし、2022年4月17日までに契約を行っている人は、2020年の改定価格の1925円で引き続き利用可能。(※一度解約して再加入する場合は新価格となるので注意が必要)
- 【月間プラン】
旧)月間プラン3000円(税込)→新)月間プラン3700円(税込) - 【年間プラン(一括払い)】
旧)年間プラン27000円(税込)→新)年間プラン30000円(税込) - 【年間プラン(月々払い)】
旧)月額2600円/年間総額31200円(税込)→新)月額3000円/年間総額36000円(税込)
◎「DAZN」独自の企画やテレビでは見えない部分が見える
テレビと違ってCMが少ない(今後の放送予定のお知らせはある)のでテレビでは放送されないイニング間の様子が見えます。地味にうれしい。追記…2020年に入ってからCMが増えてきました…テレビ化するのは本当にやめてほしい。
たまに「DAZN」独自の企画映像が配信されます。野球を楽しむための特集とか戦力分析など。
\#読売ジャイアンツ 戦力分析⚾/
昨季、低迷しながらもチーム防御率はリーグ2位の巨人。
マイコラスを失ったが、その穴を埋める選手は揃っている!続きはhttps://t.co/u4BaoHbwDgで📺#プロ野球 も #MLB も https://t.co/u4BaoHbwDgで!#時代を変えろ#ベースボールの新しい本拠地@TokyoGiants pic.twitter.com/fHMAUplt0X
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年3月28日

◎気になったシーンをすぐに見返すことができる
テレビ放送と違って、気になったシーンがあればその場で早戻しをして見返すことができます。
これは地味ですがとてもありがたい機能で私はよく利用します。
球種やストライクゾーンの確認とか、熱いシーンとか…
また、『見逃し配信』の機能も気に入っています。
リアルタイムで見られなくても、1週間以内であればいつでも視聴可能というのは嬉しい(^ω^)

◎複数の端末で同時に見られる
「DAZN」は最大6デバイスまで登録可能で2デバイスで同時視聴できます。
スマホで見ることはあまりありませんが、タブレットでの視聴は意外と快適です。
私が使っているのはこの「FireHD8」。(Wi-Fi環境必須)
「FireHD8」より画面が大きい「FireHD10」も愛用中です。使った感想は、動作や画質は「FireHD8」より良いけど少しバッテリーの持ちが悪いような…。いろいろ使い分けてます。
Amazonに特化したタブレットなのでいろいろな制限がありますが、「DAZN」を見たり、電子書籍を読んだり、音楽を聴いたり、映画やアニメを見る分には全く問題がありません。
「FireHD8」が10000円弱、「FireHD10」でも16000円くらいで買えるので、値段的にはかなりおすすめです。
6デバイス登録可能、2デバイス同時視聴OKなので、当然パソコンとタブレットの2台で「DAZN」を見ることもできます。
ジャイアンツとホークスを同時に見たい時とか。
悪いところ
▲12球団の全試合を見ることができない
パ・リーグ全球団の公式戦主催全試合およびオープン戦の一部、セ・リーグはカープを除く5球団の公式戦主催全試合(中日の一部主催試合を除く)と当該5球団のオープン戦の一部
パ・リーグは全球団の主催試合を放送・中継してくれますが、セ・リーグはなかなか一枚岩にならないので歯抜け状態です。カープさん…。
放送局との絡みがあるのかもしれませんが、中日主催のジャイアンツ戦の一部が放送されないことも残念。
2022シーズンはカープも加わって12球団の全ての主催試合が見られることを願っています。
▲ネット環境によっては映像が不安定になる
私は無線LAN環境で「DAZN」を見ていますが、最初の頃はパソコンでの視聴の際、頻繁に映像が乱れてストレスがたまりました。ずっとグルグルして映像が止まったままになったり…
私の場合、問題はどうやら無線ルーターにあったようです。
パソコン機器にあまり詳しくないので分かりませんが、ルーターをNECの10000円そこそこのものに変えたら(前はバッファローの5000円くらいのもの)快適に見られるようになりました。もっといいのがあると思うけどその辺は分かりません。
ネット環境をしっかり整えるということが重要なのだと思います。
「Fire TV Stick」を使ってテレビで視聴する場合はネット環境を整えると同時に、上で触れたように新型の「Fire TV Stick」や「Fire TV Stick 4K」に替えることで改善される場合があります。
▲普通のテレビ中継に比べると映像が汚い
やっぱり地上波などで放送している野球中継に比べるとパソコン・タブレットでの視聴は映像が鮮明ではなかったりカクついたりすることがあります。テレビでの視聴はそこまで気にならないけど。
あと、映像の遅延。
普通のテレビ中継より打者1~2人分遅れて放送される感覚です。特に阪神戦は権利関係の問題があるのか遅すぎる!

ジャイアンツライブストリーム(GLS)とDAZNの比較。阪神戦遅すぎ(呆)
完全にリアルタイムじゃないと嫌という人には向いてないかも。
最後に
長くなってしまいましたが、以上が「DAZN」の簡単な説明と個人的感想です。
総合的に見てもスポーツ好きなら加入しても損はないと思います。
ただ、スマホで見るよりはテレビかタブレットで見られるようにしたほうがいいかと。費用も「Fire TV Stick」を使うならそれほどかかりませんし。
あと、Fire TV Stickを使ってテレビで「DAZN」を見られるようにしたうえで、アニメや映画、読書、音楽なんかが好きな人は「Amazonプライム会員」になった方がお得かなと思います。
年間4900円(月500円)で、結構な種類の映像や本、音楽が見放題&聞き放題。(Amazonプライム会員特典は配送料無料など15種類以上)
私は音楽鑑賞も映像鑑賞も読書も大好きなので、非常に重宝しています。今は「功名が辻」とアニメ「メジャー」を追っかけて視聴中 (´V`)♪
初回は30日間の無料体験もできます。
DAZNが日本に上陸してから数年経過し、加入者数もかなりの数になってきましたが、度重なる値上げやサッカーチャンピオンズリーグなどの人気コンテンツの放映権放棄など、改悪が目立ってきました。
もともとの価格設定に無理があったのかもしれませんが、なんとか頑張ってサービスの質を維持してもらいたいものです。
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