当ブログはプロモーション広告を利用しています

菅野1安打完封勝利!悔いのない選択をするために考え抜いた122球

7月3日 対中日1回戦・東京ドーム

7月3日 対中日1回戦・東京ドーム 5-0で大勝利

今日からは中日との3連戦!

5カード連続の初戦勝利がかかった試合の先発マウンドに上がったのはエース菅野です。

前回6月26日のヤクルト戦では6回に一挙5点を失いノックアウト…。

打撃陣の奮起もあって最終的には逆転勝利したものの、本人にとっては苦い試合になりました。

天国と地獄のヤクルト戦…打撃陣は好調も1戦目菅野2戦目はリリーフ陣が炎上
カープとの3連戦を1勝1敗1分けとしたジャイアンツ、次は神宮でのヤクルト3連戦です。 1、2戦目は家...

外野の声を一蹴するためにもこの試合ではこれぞエースという最高のピッチングを見せてもらいたいと思っていたところ…

結果は9回122球、被安打1、奪三振11で、今季12球団一番乗りとなる完封勝利!!

昨季は5試合で3勝1敗防御率1.85と好相性の中日相手とはいえ、これほどの投球をしてくれるとは。

これぞエース!ナイスピッチング!!

さて肝心の菅野の投球内容については…

甘い球が全くなかったわけではないし逆球もしばしばあったと思います。

けれど、ストレートの球威は抜群で変化球のキレも◎(スライダーはボールからボールがちょっと多かったけど)。

そして何より全ての球に意図があり絶対に悔いの残る球は投げないという強い意思を感じたピッチングでした。

この試合菅野と組んだのは大城。

以前読んだ東スポの記事に菅野が首脳陣から大城育成を任せられているという内容のものがありました。

>>鬼門神宮で5失点…G菅野に課せられた「TOKAI MISSION」

スポーツ以外は全く信憑性のない東スポですが、野球に関してはたまに当たるので首脳陣はやっぱり大城にすごく期待しているんだなぁと思ったものです。



前回も大城のサインに対して首を何度も振る菅野の姿が印象的でしたが、今日の試合では前回以上に厳しい態度で臨んでいましたね。

特に3回の木下の打席。

インコースのツーシームで1-0、真ん中高めのストレートで2-0、3球目の外のスライダーは振らずに2-1。

そして4球目、インコースのストレートを投げて際どいファールになった場面。

指を差しながら大城に何かを言う菅野

厳しい形相で大城に何かを言っていましたが、何に対して怒っていたのでしょうか。

1球目にインコースを見せているからわざわざ危ないインコースを攻める必要はないのにとかそんな感じなんでしょうかね。

中盤のピンチに坂本が菅野とマウンドで話していた場面にも思いましたが「読唇術」を習いたい(笑)

大城のサインに納得できない菅野

今日の試合ではサインに納得できない菅野の表情が幾度となく映っていましたね。

前回のヤクルト戦でも納得できていない表情は随所に見られたけど今日ははっきり大城に対して意思表示をしていました。

これは別に大城が好きとか嫌いとかではなく、菅野の投手としての信念やポリシーのようなものがさせていたのかなと。

菅野がマウンドで一番大切にしていることは「悔いのない選択をするために1球1球考えぬくこと」。

すなわち「根拠のない1球を投げないこと」です。

【本人完全監修】菅野智之のピッチングバイブル|内容紹介とレビュー
巨人のエース菅野智之が完全監修した野球本を紹介します。フォームや持ち球の解説、コラムや対談、トレーニングやルーティンなど、菅野のすべてが詰まっています。一流の投手を目指す人はもちろん菅野ファンにも必読の一冊です。

前回の試合では珍しくその意識が薄かった、というか大城の意見を取り入れて納得しきれていないのに投げているという感じがしていました。

けれども、この試合では打者だけでなく相手ベンチなど周囲の様子をこれでもかと観察して自分でしっかり配球を組み立てていたように感じました。

もちろん全て自分が決めていたわけではないだろうし、大城の意見も取り入れていたとは思いますが、菅野に首を振られた時にそれでも強気に大城が要求できていたかというとそうではないと思います。大学の後輩だしなかなか難しいですよね。

その点、小林は菅野が首を振っても「ここは俺に任せろ」とサインを押し通してくることがあるらしく、あとでベンチに戻って意図を確認したときに自分も納得できれば同じようなケースで選択肢のひとつになると言っていました。

これは自分の意に反した1球ではなく「バッテリーの信頼関係の上に成り立つ1球」なんだとか。

ピッチャーとキャッチャーが悔いのない選択をするために1球1球考え抜いた結果をお互い擦り合わせて考えが合致したケースでは必ずと言っていいほど相手を抑えることができるそうです。

首を傾げる大城

自信なさそうに「これでどうですか?」という感じでサインを出しても菅野には響かないということなのかもしれません。

ただ、信頼関係というのは長い時間をかけて築き上げていくものだと思うので、今日菅野と組んだことで大城は捕手としてレベルアップしただろうし、菅野がどんなことを考えながら投げているのかをまたひとつ知ることができたでしょう。

原監督は試合後のインタビューで「捕手の大城と工夫しながらワンパターンにならず、リードも非常に良かったと思います」と答えていましたし、1安打無失点完封勝利は大城にとって大きな自信になったと思います。

実際ヒットも打って2出塁し、際どいボールをフレーミングでストライクにした場面も何度も見たので苦しかったただろうけど(笑)結果的には最高の仕事をしてくれました。

菅野&大城バッテリーのおかげでこの試合を取れましたね!



打撃陣ではここ数試合沈黙していた坂本が2安打1HR。

特に6回の先制ホームランは粘りの投球を続ける菅野にとってうれしい一発になりました。

相手の大野のストレートとツーシームが素晴らしく菅野に匹敵する投球をしていただけにさすがとしか言いようがないですね。

今日も元気にマルチヒットを記録した岡本閣下とともに3回には好守で菅野を助けましたし、野手部門のヒーローは坂本かな。

さらに8回の満塁の場面に代打で走者一掃の3点タイムリーツーベースを放った北村もグッジョブでした。

内野のスタメン争いが熾烈なので結果は残しているのになかなか出番をもらえない状況が続いていますが、今回のように大きな手柄をあげれば原監督は近いうちにスタメンで使ってくれるはず。

これからも高いレベルで競いあってもらいたいですね。

 

途中まで息も詰まる投手戦でしたが、終わってみれば5-0の完勝!

ずっとピリピリムードだった菅野も試合が終わればこの表情。

試合中、バックネット裏で菅野を応援している介助犬たちの姿に私も癒されました。めっちゃかわいかった…

巨人・菅野智之が支援する介助犬の活動と日本介助犬協会の取り組み
読売ジャイアンツの菅野智之投手が支援する介助犬の活動と日本介助犬協会の取り組みについての記事です。介助犬の役割や訓練の様子、チャリティーイベントなどの情報を紹介します。菅野投手のファンならずとも注目の社会貢献活動を知る機会に。

5カード連続の初戦勝利でチームの気持ちも楽になったと思うし、私もスッキリした気分で週末休みに入れそうです。

ホークスも勝って、いまみーも現役最多最年少(20代では史上初)の300犠打を達成したしいいことづくめでした。

いまみーおめでとう!

 

さて、新型コロナの新規感染者がまた増えてきているので感染予防をしっかり行って良い休みにしましょう!

コメント

  1. 朱輝 より:

    minamiさんこんばんは♪(ホークス情報)

    今日は勝ってくれてほっとしてます…。今宮が300犠打達成したり、バレンティンが2戦連発だったりととてもいい感じな試合でした!
    この調子で頑張ってもらいたいです♪

    • minami minami より:

      朱輝さん、コメントありがとうございます。
      バレンティンの調子が上がってきましたね!
      彼がノッてきたらかなり心強い!
      まだまだこれから巻き返しましょう(^^)/

  2. トラウタニ より:

    Minamiさんこんにちは。
    菅野が最高のピッチングをしてくれましたね。
    1球の質では山本など菅野以上の投手も出てきましたがやはりバランスではまだまだ負けていません。
    教育をしながら抑えなければいけないというミッションは大きな負担になっているだろうけれど工藤さんと同じようにユニフォームを脱いだ時に必ず役立つでしょう。

    • minami minami より:

      トラウタニさん、コメントありがとうございます。
      工藤さんと城島さんみたいに菅野に大城を教育させるってことですかね~やっぱり。
      自分の成績も大事にしながら捕手(しかもそこまで若手でもない)を育てていかなきゃいけないのはなかなか辛いなぁ。
      でも大城がそこまで若手でもないがゆえに今その役目を担えそうなのは菅野くらいしかいないですよね。
      今のこの状況が両者にとって糧になるよう頑張ってほしいです。

  3. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    「スポーツ以外は全く信憑性のない東スポ」(笑)まあ確かに。巨人ネタを東スポにまで求めるファンとしての姿勢にアッパレ差し上げます。
    菅野、大城に怒ってたんですか?見ていて気付きませんでした。サインに首を振る場面は多いなとは思ってましたが、さぞや大城も冷や汗かきながらサインを出してたんでしょうね。厳しいなー。
    菅野って今日の大野のようにガンガンストレートで押してくるタイプじゃないんで、今イチ良いのか悪いのかわからない時があるんですよね。慎重になりすぎてアウトコーススライダー続けてカウント悪くなったり、フォークも決め球にしては精度低いし、かといってノラリクラリのピッチングとも言えないし、前回のヤクルト戦と似たような出来に見えるのに1安打完封と、なんか不思議です。
    坂本の芸術的なバッティング、長嶋さんみたいでした(もちろん親父のほうです)。

    • minami minami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      東スポはごくたま~にとんでもないスクープ掴んでたりしますよね。
      まあそれ以外は全然ですけど(^^)
      この日の菅野は大城に大してかなり厳しい態度に見えましたね。
      3回の木下の打席でファールを打たれた後にしかめっ面でマウンドから何か怒ってました。
      指導しながら勝たなければ…という強い意識で試合に臨んでたんでしょうかね。
      でもいつも集中が深くて慎重になりすぎる所があるので
      こうしてほかのこともやりながらくらいの方がいい投球ができるのかも??

  4. kiyohara より:

    菅野ナイスピッチングでした!
    菅野は試合中も細かい所にも気を配ってますね。
    大城とのバッテリーはこれから信頼感を作っていってほしいです。

    坂本のホームランは大きかったです!
    北川のダメ押しタイムリー!若手が頑張ってます!

    このまま勝ち越しを決めてほしいです!

    • minami minami より:

      kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
      この日の菅野はいつも以上に周りの状況を見たりきょろきょろしてたように思います。
      大城をサポートするために半分くらいキャッチャーの役割もやってたのかなぁ。
      大変だと思うけど、これもエースの宿命ですかね。
      苦労の甲斐あって、たくさん援護がもらえてよかった!(*^-^*)

タイトルとURLをコピーしました