7月14日 対広島 4回戦・マツダ
7月4日から約10日間勝ち星に恵まれなかったジャイアンツ。
中日相手に大差で2連勝し上り調子のカープとの3連戦だったので3タテも覚悟していたのですが…
初戦は7-2で完勝!
いろいろなことが少しずつこちらに味方した結果が大勝につながったという試合でしたね!
ジャイアンツの先発は前回の中日戦で1安打完封勝利を飾ったエース・菅野。
中10日が多少なりとも影響したのか、この試合は序盤からコントロールが安定せず苦しいピッチング。
しかし、ストレートの球威や変化球のキレに関しては好調時と変わらず、制球はイマイチでも力と技で押し切るという今季の菅野を象徴したような投球内容だったように見えました。
逆球が多かったことも、それが逆にカープ打線にとっては意外だったのかもしれませんね。驚いた表情を見せる選手も多数いました。
結果、4安打5奪三振で無失点!
5回までに109球を要し、汗の量も凄くて菅野にしては珍しくいっぱいいっぱいな様子でしたが、それでも無失点で抑えられるところに地力の高さを感じましたね。
もう1イニングいければ見栄えもよくなったと思うけど、点差もついていたので無理をする必要もないですね。
ナイスピッチングでした!
バッテリーを組んだ大城もこの試合ではだいぶ息が合ってきたのかな?
打つほうでも5番に抜擢され、3安打猛打賞。
5番が打てれば岡本さんへの攻めも甘くなるし打線もつながるので、もし今後もこの位置で活躍できるならかなり心強い存在になりますね。
前回代打で出場して結果を残せなかった汚名を返上する素晴らしい働きだったと思います。
次戦でも継続しての活躍を期待したいです。
そして、この試合を一気にジャイアンツに傾けたのはやっぱり4番岡本さんの一振り!
その前に菅野と坂本が四球を選んでつくったチャンスで丸がしっかりタイムリーを打って先制したことも大きかったけど、低めのボール球をあの打ち方でレフトポール際まで持っていくとは…。好調とはいえない状況なのに凄い。
谷繁氏が「今の岡本なら3球勝負でも大丈夫」的なことを言った瞬間だったのもポイント高し(笑)
良いホームランでした!
カープ先発の九里には6月24日の試合でほぼ手も足も出なかったので点を取るのは簡単ではないと思っていましたが、九里も前回登板(7月2日)から10日以上経っているので難しい調整になったのかもしれません。
今回は6回に相手のミスもあって3点を追加できた時点でほぼ勝負ありといったところだったでしょうか。
ただ、贅沢をいえば菅野降板後もチャンスを与えず無失点で試合を終えてもらいたかったかな。今カードはあと2戦残っていますからね!
カープに勢いを残してしまったことが若干悔やまれるところです。
鈴木が5打席全てで全く合っていなかったのも逆に不気味なんですよね…。
あの人が2戦連続おとなしいなんてことはまずあり得ないので2戦目、3戦目は要注意、いや要警戒です!
確か前カードでも1戦目は無安打で全く合ってなかったのに、2戦目、3戦目できっちり仕事をされた記憶があります。死んだふり作戦かも。
でも次戦の先発は鈴木が打ち辛そうにしていた戸郷。
6月23日のカープ戦では強敵ジョンソンに投げ勝ち今季初勝利を飾っているので、今回ももう一度ジョンソンに投げ勝ってカード勝ち越しを決めてもらいましょう!
高田と楽天・高梨の交換トレード
最後に、14日のお昼頃にうちの高田萌生と楽天の高梨のトレードが発表されました。
正直去年までの高田に関しては首脳陣の期待が大きすぎるのではと思っていたのですが、シーズン前の投球を見てその成長ぶりに驚いたものです。
プエルトリコに行ったり菅野や千賀らも通った鴻江スポーツアカデミーで上半身始動のフォームに変えたことでストレートの球威もスライダーのキレも上がっていたんです。
後は変化球の精度とゾーンで勝負して打ちとるという気構えだけ鍛えれば必ずローテーションに入ってくると思っていただけに…かなり残念です…。
楽天・石井GMの「僕はスポット的な優勝というよりは、優勝争いをする中で次の年もその次の年も、中期的に選手がいることが常勝軍団として成立するところだと思うので、そういう狙いがあって獲得しました」という言葉にはとても共感します。
>楽天石井GM「高田はローテに入る逸材」/一問一答|日刊スポーツ
ただ、原監督は高田を出してでも高梨選手が欲しかったということなのでファンとしては来る選手を応援するしかありません。
高梨選手は今季一軍で出番がなかったけど、それまでは楽天リリーフ陣の柱の一人として素晴らしい活躍をしてきたので今まで通りの投球ができるなら即戦力として十分期待できると思います。K/BBがちょっと気になるけど…2019年は1.78。
お互いにとって良い移籍になることを願っています。
三年半と短い期間でしたが、巨人ファンの皆様の声援がいつも励みになっていました。ファンの皆様のご期待に応えられず、残念な気持ちでいっぱいです。仙台でも野球選手として、全力で頑張りますので引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
コメント
高田と高梨のトレードは巨人がかなり有利だと思いますね。高田も良いものは持ってるんですが、変化球でカウントが取れず、ストレートがシュート回転する癖が治ってませんからね。菅野はかなり球数が多かったですね。昨日は7点あったから良いですけど、僅差で4イニングも巨人の中継ぎを見ることになったら心臓に悪い(笑) 打つ方は、大城よりもパーラを5番に置いて欲しいですね。大城、中島よりは確実性もあると思います。今日のジョンソンは、冷温停止してる2番3番の2人に頑張って欲しいですね。
Fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
高田と高梨のトレードは、やっぱり今年の優勝を狙うための目先の問題解決には必要だったんだろうと思います。
高木の負担がかなり大きいですからね~。その助けになってくれるといいですね。
コントロールはちょっと心配ですが…活躍を期待してます。
大城の5番はもう原監督の意地みたいなものを感じますね(笑)
「打てる捕手」を前面に押し出していくんじゃないでしょうか。
広島打線は相変わらず粘っこい。最終回は西川が代わっていてくれて助かりました。5点差あっても、あそこで西川に繋げられてたらどうなっていたかと思うとゾッとします。西川の打率は3割前後なのに、巨人戦には5割以上打ってるんじゃないかというイメージがある。やっぱり巨人戦になると燃えるんですかね?
高梨というのはどんな投手か、まったく知らないので出番が楽しみです。中継ぎの救世主になってくれないかな~。高田も巨人を見返してやるという気持ちで頑張ってほしい。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
西川、怖いですよね~。打たれてるイメージしかない。
いや、鈴木も松山もカープの打者にはみんな打たれてるイメージばっかりなので7点差があってもドキドキですね。
高梨はいつ初登板になるでしょうか。未知な部分が多いけど、リリーフ陣を助けてほしいですね!
【九里よ、お前はそんなにも打たれることが嫌なのか】
minamiさんこんにちは。
昨日は九里が感情をコントロール出来ず、自滅した形になってしまったことがローテーションピッチャーを期待している私としては勝ち負け関係なく残念でした。
私が九里に求めているピッチングは谷繁さんの意見に全く同意なのですが、昨日は谷繁さんがキャッチャーをしていたとしても抑えられたか。
野球あるあるですが野手は投手に対して『四球出すくらいなら打たれた方がいい』と言い、投手は
『打たれるくらいなら四球出してその後抑えられたらいい』なんて相容れない考え方があります。
九里は打たせてとる投手なので打たれた結果、コースヒットやカンチャンヒットはしょうがないと谷繁さん同様私も考えてしまうのですが、マウンドに上がってしまうと打たれたくないという投手の本能を制御できなくなってしまうのでしょうか。
谷繁さんほどの名捕手がリードしていたとしても、こればっかりは投手の考え方やメンタルをどうにかするしかないですかね。
昨日も先頭打者の四球が菅野ではなく、坂本や丸だったら九里の精神状態もまた変わっていたかもしれないですし。
玉幸さん、コメントありがとうございます。
確かに九里はちょっとらしくないピッチングだったかなと思いますね。
慎重になりすぎたんでしょうか。
結構登板間隔が空いてたのでやっぱり調整が難しかったのかな。
菅野も相当球数がかさんでしまいました。
でも投手ならではの心理もわかるような気はします。
バットに当たったら2塁打3塁打もあるしそこから何があるかわからないですもんね。
ただ打たせて取るタイプであるならそこの意識は自分でしっかり整理しておかないと試合で苦しくなっちゃいますね(;´∀`)
minamiさんこんばんは!
今日は千賀でしたけど、序盤を除けばいいピッチングだったです。
バッティングも徐々に上がっていて嬉しいです♪
朱輝さん、コメントありがとうございます。
ホークス、投手陣はまだ不安だけど打撃はようやくいつもの調子が出てきたでしょうか!
気づけば甲斐くんの打率がすごく上がっててビックリしました!(^^)!
菅野投手は調子が悪いながらも良く抑えたと思います。さすがエースですね。
岡本のホームランは大きかったですね!
欲しいときに打つのは流石です!
高梨選手は活躍を期待します!
kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
岡本、調子が落ちてきてるのかなと思ったけどよく打ってくれました!(^^)
岡本も菅野も、カープ相手に奮闘してくれたというのが嬉しいです。
高梨はいつ投げるんでしょうね。楽しみです!