【2018ＣＳパ1st】デスパ満塁弾と武田の完璧リリーフで先勝！

ソフトバンクvs日本ハム　CS1st　1戦目　10/13

先発）Ｈミランダ　Ｆ上沢

ついに始まりましたね、クライマックスシリーズ！

2位ホークスは3位ファイターズをヤフオクドームに迎えての戦いとなりました。

レギュラーシーズンでの両チームの対戦成績はホークスの12勝13敗。

微妙に負け越し…。

勝敗以外の数字は全てホークスが上回っていたんですけどね。

これは名将栗山監督の力か…。

DAZN(ダゾーン)野球ラボのクライマックスシリーズ特集によるセイバーメトリクスのデータから導き出した両チームの戦力分析は以下のようになっていました。

試合を観ていて感じるそれぞれの印象とは少し違う…と思う方もいるかもしれませんが、セイバー的にはこういう結果になるみたいです。

野手がチームを引っ張るホークスに対して、ファイターズは投手を軸にしたバランスのいい守り野球という評価ですね。

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2018.07.16

クライマックスシリーズ1stステージで重要なのは、なんといっても初戦。

過去11年で初戦をとったチームは、昨年の西武以外の全チームがファイナルステージに進出しています。

この大事な初戦を任されたのはホークスミランダとファイターズ上沢。

今季11勝6敗でファイターズのエース格まで成長した上沢はホークスにとっては嫌な相手です。

ホークス戦とそれ以外では明らかに数字が違いますね。

試合前は上沢相手に大量得点は難しいかと思っていましたが…

今日は初回から試合が動きました。

先制点を取られて1点ビハインドで迎えた1回裏。

先頭上林のポテンヒットがレフト近藤の処理ミスで2ベースヒットに。

手堅く送りバントかなと思いましたが、明石はバントの構えを見せませんでした。

上沢が動揺していると踏んでバントさせなかったのかな。

もしくは表のミランダの調子を見て1点勝負にはならないと思ったのか…。

結果的にストライクが入らず明石は四球で出塁。

ナイス判断！

続く晃のライン際を転がったボテボテの当たりもラッキーでした。

ノーアウト満塁でギータの打席とか、得点の気配しかない！(＞∀＜)

期待通りきっちりタイムリーで同点にしてくれるギータ、さすがです。

さらに5番デスパイネが会心の満塁ホームラン！！

昨日体調不良で練習に出られなかったみたいだけど、そんな影響を微塵も感じさせない豪快な一発でしたね！

ミランダの調子がかなり怪しかったので初回に5点も取れたのはかなり大きかったです。

そしてそろそろ追加点が欲しいなと思っていた3回には、なんと甲斐くんが2ランＨＲ！

右打ちなのに打球が強い！

リストが相当強いんですかね。

攻撃でもミランダを助けてくれました。

なにしろミランダが荒れてて、来日以来一番悪いんじゃないかっていう状態でしたからね…。

4回の2連続四球押し出しとか、もう気が気じゃなかったです。

しかし、工藤監督はここですかさず投手交代。

後を任された武田が、回を跨いで8人の打者を完璧に抑える見事な救援を見せてくれました。

武田、石川の元先発が中継ぎ待機してくれてるのは心強いですね。

ホークスの救援陣は投球過多だと心配されていましたが、短期決戦ではやっぱり早めの継投で今状態のいい選手をつぎ込んでいくのがベストなのかなと思います。

一時ヒヤッとはさせられたものの、あとは危なげもなく、大事な初戦を8－3の5点差で勝ち切ったホークス。

とにかく今日のホークスはいい流れでガンガン押し込むことができました。

リリーフはみんなキツイと思いますが、短期決戦の鍵はやっぱり継投だと思うので、最後の力を振り絞って頑張ってもらいたいですね。

ＣＳを勝ち抜くコツは2戦で終わらせることだと里崎さんも言っていましたが、西武戦に当てる投手のことを考えたらまさにその通り。

明日の2戦目で絶対に決めてもらいましょう！

頼むよ千賀！！