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【オープン戦対ヤクルト】先発ローテの一角サンチェスは順調な調整

東京ドームにヤクルトを迎えての今季初オープン戦です。

緊急事態宣言発令を受けて開始時間を15時に繰り上げ入場者数も5000人に絞っての開催でしたが、やっぱり観客が入っての試合はいいものですね。

この試合の個人的注目ポイントは今季対外試合初登板のサンチェス。

ジャイアンツ サンチェス

昨年はシーズン最後の日本シリーズで好投を見せたもののレギュラーシーズンはやや物足りない内容でした。

その大きな要因は日本野球に対する適応だと思うので2年目となる今季こそは序盤からやってくれるはず。お給料も高いですし!

オープン戦を重要視しない外国人も多いのでまだ開幕まで1か月弱ある今日の試合の内容の良し悪しに一喜一憂する必要はないと思いましたが、現時点でどれくらい投げられるのかはやっぱり気になります。

そんな気持ちで見始めた初回、コントロールが定まらず一番の塩見にいきなり四球を与えるサンチェス。

しかし、その後は球威のあるストレートやある程度制球された変化球を上手く交えながら後続を抑え、2回も無難に三凡に仕留めお役御免。

村上の打席でインハイ×2→アウトコースのスプリットであっさり三振を奪ったときはこれは今年二桁イケるなと思いました。後のピッチャーとの対戦を見ると村上がいかに打ちとりにくいバッターかはよく分かる。

この調子で開幕に向けて仕上げていってもらいたいですね。



2番手の井納さんは3回から6回までの4イニングを担当。

素晴らしいと言える球や制球力はないけどテンポよく淡々と投げる井納さんらしいピッチングだったと思います。カーブは良い感じだった。

6回のワンアウト1、2塁で村上に打たれた場面は、シュート回転したストレートが真ん中に入るという堀内さんが危惧していた投球になっちゃいました。

井納さん自身はシュート回転するボールは悪くないし直すことはない的なことを言っていましたが、意図していないシュート回転のストレートはやっぱり危険な気が…。

とはいえ4回2失点ならそれほど悪い内容ではないので首脳陣も本人も心配はしてないでしょう。

個人的に井納さんは5回くらいから打たれ始めるイメージがあるのでもう少し長いイニングを投げたらどうなるか見てみたいです。

 

3番手の戸根は2イニングを担当。

この試合は結果的に1対6で敗れてしまうのですが、そのうち4点は戸根の失点になりました。

8回の1アウトまでは中村への死球以外は全然悪くなかったと思います。

緩い球も効果的だったし良い感じに緩急がついていたんじゃないでしょうか。2イニング目の塩見の打席でスライダー→カーブ→ストレートの組み合わせなんかは最高でした。

しかし、山崎に対して際どいところを連続でとってもらえずボール3になってからちょっとコースが甘くなり始め、連打からタイムリー→3ランで一挙4失点…。

戸根って体は凄いのに意外と体力ないのかな。結構バテてた。

体の開きが早いからか見た目以上にストレートを捉えられていたけど今後も1イニングならリリーフの役割を果たしてくれると思います。

 

最後の4番手は鍵谷が登板し無失点でした。

相手が振ってきてくれたこともあってポンポンと簡単に2アウトをとり最後の打者も三振に仕留める上々の結果。

ただ、落ちる球と最後のカット系は良かったけどストレートはまだまだ調整中に見えました。

まあ、少ない球数だったので調子云々は分かりませんね。バランスは良かったと思います。

 

投手の感想はこんな感じ。

岡本さんがしっかり打てていればもう少しもつれるゲームになったと思いますがケガ明けなんで仕方ない。

今日の打席を見ていても梶谷はしっかり出塁してくれるだろうし、坂本や丸は実績のある選手なんで心配なし。結局点がとれるかとれないかは岡本さん次第になりそうですね。

3年連続30本塁打を達成しているので今年急に全く打てなくなるなんてことはないと思います。

でも坂本や丸に比べると安定感という点ではちょっと心配。早く調子を上げてもらいたいところです。



最後に先日田口くんとのトレードでジャイアンツに加入した廣岡が打席に立ちました。

ジャイアンツ 廣岡大志

「36」のヤクルト時代の防具から急な決定だったことが窺い知れます。

低打率だけど当たればホームランも十分狙えるパワーと内外野を守れるユーティリティー性が魅力の23歳。

本来ならヤクルトも出すのを躊躇する選手なのでしょうけど、投手陣が不安なときに田口くんという先発もリリーフもこなせる左腕を獲得できるのならと覚悟を決めたのでしょう。ドラ4ルーキーの元山が予想以上に使えると思った可能性も。

個人的にはここから2割後半打てるようになるイメージがあまり湧かないけど一皮むけることができれば二桁打てる内野手としてリーグを代表する選手になるかもしれません。

今後どんな選手になるか楽しみにしたいと思います。

田口くんがトレードか…。プロの世界はやっぱり厳しいし寂しい。

ジャイアンツより投手陣の層が薄いヤクルトのほうが活躍の機会が多くなるのは間違いないけど二桁勝ったこともあるしチームのムードメーカーでもある25歳を普通はなかなか出せないですよ。原監督は序盤からエリクサーとかを躊躇なく使えるタイプだと思う。

先発でもリリーフでもいいので凄い成績を残して放出したお偉方を見返すような活躍を見せてほしいです。もちろんジャイアンツ戦以外で!

田口くん7年間本当にお疲れ様でした。ありがとう。

コメント

  1. Fujiwara より:

    西浦は指標的にも厳しいですし、いくらなんでもルーキーをショートのレギュラーとして計算するのはいかがなものかと。まあ、こちらとしてはラッキーですが(笑)廣岡を出してでも田口を獲得したということは相当ヤクルト首脳陣が先発陣に危機感をもっている(ヤクルト投手陣がそれだけ酷い)ということなので、田口は巨人に居るより出番が貰えそうですよね。ただ田口はフライ率が高くなってますし、神宮での相性も悪いのでちょっと心配ですね。井納はかなりムラのある投手なので、年間通して防御率2点代とかは期待しない方が良いと思いますね。

    • minamiminami より:

      Fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
      ヤクルトはいい投手多いけど神宮球場っていうのが結構きつそうですよね。
      田口くんも飛翔するタイプなので神宮では苦労するかもですね(;・∀・)
      でもジャイアンツにいるよりはきっと活躍の場があると思うので頑張ってほしいです!
      井納さんは年齢もあるし、今からDeNA時代よりも劇的に良くなるなんてことはないと思うのでそこまで期待はし過ぎないようにしてます。

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