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【2019プレミア12】出場国や日程・放送予定、会場、メンバー等

wbscプレミア12
画像参照:http://www.japan-baseball.jp/

WBSCプレミア12は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する野球の代表戦による野球国際大会です。

大会創設発表時は「IBAFプレミア12」と表記されていましたが、国際野球連盟(IBAF)と国際ソフトボール連盟(ISF)との統合組織である世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の発足により「WBSCプレミア12」に表記変更されました。

開催の経緯はIBAFの運営費不足。

2008年の北京オリンピックを最後に野球競技が正式種目から外されたため、それまで得られていた国際オリンピック委員会(IOC)からの補助金を失う事になりました。

さらに、IBAF主催の国際大会の開催などでも出費が嵩み、組織の存続が危ぶまれるくらい深刻な状況に陥ります。

そこに助け舟を出したのがメジャーリーグベースボール(MLB)です。

MLBが出した援助の条件はMLBおよびMLB選手会主催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の公認と、出費の嵩むIBAF主催の国際大会(ワールドカップやインターコンチネンタルカップなど)の廃止と再編。

結果、IBAFはMLBの条件を飲み、WBCをIBAFの世界選手権として公認するとともに国際大会を再編し、IBAFプレミア12(現WBSCプレミア12)を創設しました。

初開催は2015年、その後は4年に1度開催予定であり、二回目の開催予定は2019年11月となっています。

それから、今回の2019プレミア12は2020年東京オリンピックの予選も兼ねるようです。(アメリカ大陸最上位とアジア・オセアニア最上位の2か国がオリンピックに出場)

東京オリンピック野球競技の詳細(参加国、会場など)と代表メンバー予想
夏季オリンピックの野球競技は1904年にアメリカのセントルイスオリンピックで初めて公開競技※...

 

出場国は12か国の招待制となっており、開催前年のWBSC世界野球ランキングの上位12の国・地域が招待されます

WBSC世界ランキングの算出にはトップチームの成績だけではなく、U-12、U-15、U-18、U-21の全ての世代の国際大会成績も加味されるため、プレミア12は国全体の野球力(野球国力)No.1決定戦とも呼ばれています。

参加選手はプロ主体ですが、トッププロリーグであるMLBは開催時期や収益、保険などの問題で前回大会(2015年)でもロースター(40人枠)は派遣しないと発表しており、MLBのスター選手が多数参加するWBCと比べると出場選手のレベルは低めと言えるかもしれません。



2015年大会の結果

前回2015年大会は優勝が韓国、準優勝がアメリカ、3位日本という結果でした。

2015年WBSCプレミア12最終成績
画像参照:世界野球WBSCプレミア12

大会ベストナイン

投手(先発)大谷翔平日本
投手(リリーフ)ダスティン・モルケンカナダ
捕手ウンベルト・ソーサメキシコ
一塁手中田翔日本
二塁手アダム・フレイザーアメリカ
三塁手ファン・ジェギュン韓国
遊撃手カールトン・ダールオランダ
外野手ランドルフ・オドゥーバーオランダ
外野手マット・マクブライドアメリカ
外野手キム・ヒョンス韓国
指名打者イ・デホ韓国

2019年大会の結果

優勝は日本!準優勝は韓国、3位はメキシコという結果に終わりました。

【2019プレミア12】宿敵韓国を破って初優勝!MVPはカープ・鈴木!
日本 スターティングメンバー1(一)山田哲人 2(遊)坂本勇人 3(中)丸佳浩 4(右)鈴...

大会ベストナイン

投手(先発)張奕台湾
投手(リリーフ)ブランドン・ディクソンアメリカ
捕手エリック・クラッツアメリカ
一塁手ボビー・ダルベックアメリカ
二塁手菊池涼介日本
三塁手王威晨台湾
遊撃手金河成韓国
外野手鈴木誠也日本
外野手李政厚韓国
外野手ジョナサン・ジョーンズメキシコ
指名打者ブレント・ルッカーアメリカ

大会出場国

プレミア12出場国は開催前年のWBSC世界野球ランキングの上位12の国・地域となっています。

算出方法は過去4年間に出場した国際大会の成績。

国際大会での獲得ポイントは順位毎に設定されていますが、「大会の格」や「大会出場チームのランキング」によって変動します。(例.WBC優勝国は1位の基本獲得ポイント50P×6倍=300P、U-18ワールドカップ優勝国は1位の基本獲得ポイント50P×2倍=100P など)

2018年12月現在のWBSC世界野球ランキング(男子)は下記のようになっています。

このランキングが2018年度最終になりますので、2019プレミア12出場国はこの12か国となります。

WBSC世界野球ランキング(男子)※2018年12月現在
1位日本 日本5796
2位アメリカ アメリカ5565
3位韓国 韓国4987
4位台湾 台湾3569
5位キューバ キューバ3516
6位メキシコ メキシコ3393
7位オーストラリア オーストラリア2440
8位オランダ オランダ2421
9位ベネズエラ ベネズエラ2348
10位カナダ カナダ2186
11位プエルトリコ プエルトリコ2105
12位ドミニカ ドミニカ1920
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)→Rankings-WBSC



大会形式

2015年大会形式

1次ラウンドは6チーム、2グループがラウンドロビン方式(総当たり)で対戦し上位4チームの計8チームががノックアウト方式の準々決勝に進出。

2015年WBSCプレミア12大会方式
画像参照:世界野球WBSCプレミア12

2019年大会形式

2019プレミア12組み合わせ

画像参照:WBSC

グループAのアメリカ、メキシコ、オランダ、ドミニカ共和国の4か国はメキシコのチャロス・デ・ハリスコ野球場で、グループBの日本、チャイニーズタイペイ、ベネズエラ、プエルトリコの4か国は台湾の桃園国際球場と台中インターコンチネンタルスタジアムで、グループCの韓国、キューバ、オーストラリア、カナダの4か国は韓国の高尺スカイドームでそれぞれ試合を行います。

プレミア12の公式開幕戦は11/2のグループA第一試合。

各グループの上位2チーム、計6チームが進出し、スーパーラウンドを千葉のZOZOマリンスタジアムと東京ドームにて行います。(決勝は東京ドームで)

大会レギュレーション

2015年大会レギュレーション

球数制限は無し
五輪憲章に基づいたルールとなり、参加資格は有効なパスポートの保持により決定
DH制:あり
コールド:あり(5回15点差以上、7回10点差以上)。準決勝、決勝では適用されない
延長ルール:10回以降、無死1・2塁からのタイブレーク
予選の順位確定方法
(1)全試合の勝敗
(2)勝敗で並んだ場合は、直接対決の結果
※以降、決定しない場合は大会レギュレーションに則る。

世界野球WBSCプレミア12より引用

2019年大会レギュレーション

日本語での大会レギュレーションを見つけることができませんでした。

基本的なルールは前回同様だと思われますが、本大会では投手が20秒の間に投げなければならない「ピッチクロック」などのゲームクロック制度を導入するようです。

ゲームクロック制度とは、走者なしの場合に投手がマウンド上でボールを受け取ってから20秒以内に球を投げる、コーチや監督がマウンドに行く時間は30秒以内、投手交代・イニング間の攻守交替は90秒以内など、ゲーム時間を短縮するためのルールで、主要な国際大会では初めて導入されるとのこと。

その他、MLBと同様のシステムでの「チャレンジ制度」も導入されます。

試合日程

1次ラウンド(オープニングラウンド)

韓国、台湾、メキシコで開催予定。(11/2~11/8)

2019 WBSC プレミア12オープニングラウンド日程

※時間は現地時間

2次ラウンド(スーパーラウンド)

2次ラウンド(スーパーラウンド)から舞台を日本に移し、11/11~11/16に2次ラウンド、11/17に決勝戦と3位決定戦を行う予定です。

2次ラウンドは1次ラウンドで対戦していない別組の上位2チーム計4チームと対戦。(1次ラウンドの対戦成績は持ち越し)

2次ラウンドにトーナメントはなく、上位2チームが決勝戦に進むことができます。

※決勝は日本対韓国、3位決定戦はメキシコ対アメリカに決定!

A組

1位…メキシコ 2位…アメリカ

B組

1位…日本 2位…台湾

C組

1位…韓国 2位…オーストラリア

2019プレミア12スーパーラウンド3位決定戦、決勝日程

試合会場

1次ラウンド

  • メキシコ:チャロス・デ・ハリスコ野球場(グループA)
  • 台湾:桃園国際球場、台中インターコンチネンタルスタジアム(グループB)
  • 韓国:高尺スカイドーム(グループC)

2次ラウンド

11/11~11/16の決勝ラウンドは東京ドームとZOZOマリンスタジアムで、11/17に行われる決勝戦と3位決定戦は東京ドームで開催予定。

観戦チケット

7/23、NPBより「2019 WBSC プレミア12 スーパーラウンド/ 決勝・3位決定戦 チケット発売要項」が発表されました。

ローソンチケット先行発売

【ローチケHMVプレミアム先着先行販売】

受付期間:8月1日(木)10:00~8月7日(水)23:00

【Lencore(エルアンコール)会員・プレリクエスト先着先行販売】

受付期間:8月8日(木)10:00~8月31日(土)23:00

※ローソンチケット先行発売はインターネットのみでの受付(パソコン・モバイル共通、フィーチャーフォンは除く)

2019 WBSC プレミア12|ローソンチケット 

一般先行

【ローソン】

  • 電話 9月1日(日)10:00~9月27日(金)23:00
    電話:0570-084-003 (Lコード必要) Lコード:39600
  • インターネット 9月1日(日)10:00~9月30日(月)23:00
    → https://l-tike.com/sports/premier12/
  • 店頭 9月1日(日)10:00~9月30日(月)23:00
    全国のローソンおよびミニストップ店頭Loppi Lコード:39600

【ファミリーマート】

  • 電話 9月1日(日)10:00~9月26日(木)23:00
    電話:0570-02-9920 (Pコード不要)
    ※火・水曜日AM2:30~5:30はメンテナンスのためお申込み不可
  • インターネット 9月1日(日)10:00~
    → https://eplus.jp/baseball/
    ※パソコン・モバイル共通(※フィーチャーフォンは除く)
    ※チケットは、ファミリーマート店頭「Famiポート」にて受け取り
    ※~9月30日(月)20:00までの受付→ https://w.pia.jp/t/premier12/
    ※~9月26日(木)23:00までの受付
    ※火・水曜日AM2:30~5:30はメンテナンスのため申込み不可
  • 店頭 9月1日(日)10:00~9月30日(月)23:00
    全国のファミリーマート店頭「Famiポート」
    チケット ⇒ チケットを探して買う ⇒ 野球 ⇒ WBSCプレミア12

一般販売

【ローソン】

  • 電話 10月1日(火)10:00~
    【初日特電10:00~18:00】 0570-084-632 (Lコード不要)
    【初日18:00以降】 0570-084-003 (Lコード必要) Lコード:39600
  • インターネット 10月1日(火)10:00~
    → https://l-tike.com/sports/premier12/
  • 店頭 10月1日(火)10:00~
    全国のローソンおよびミニストップ店頭Loppi Lコード:39600

【e+(イープラス)】

  • インターネット 10月1日(火)10:00~
    → https://eplus.jp/baseball/
    ※チケットは、ファミリーマート店頭「Famiポート」にて受け取り
  • 店頭 10月1日(火)10:00~
    全国のファミリーマート店頭「Famiポート」
    チケット ⇒ チケットを探して買う ⇒ 野球 ⇒ WBSCプレミア12

【チケットぴあ】

  • 電話 10月1日(火)10:00~
    【初日特電】 0570-02-9920 (Pコード不要)
    【2日目以降】 0570-02-9999 (Pコード必要:591-205)
    ※火・水曜日AM2:30~5:30はメンテナンスのため申込み不可
    ※チケットは、ファミリーマート店頭「Famiポート」にて受け取り
  • インターネット 10月1日(火)10:00~
    → https://w.pia.jp/t/premier12/
    ※火・水曜日AM2:30~5:30はメンテナンスのため申込み不可
    ※チケットは、Cloakで「ファミリーマートで引き取り」を選択後、ファミリーマート店頭「Famiポート」にて受け取り

その他、【東京ドームでの販売】(10月1日(火) 10:00~)【車いす席発売方法】(10月1日(火)10:00~15:00※電話による抽選方式)も含め、全てのチケット販売情報は必ずNPB公式サイトで詳細を確認するようにしてください。



放送・中継予定

※テレビ朝日・TBSテレビは日本戦全試合を生放送。

※J SPORTSでは日本戦を含め全試合を放送・配信(録画放送もあり)。

全ての試合を見たい人はJ SPORTSに加入、ネット環境しかない人はJ SPORTSオンデマンドでも配信される予定です。

J SPORTSオンデマンドは税抜・月額1800円(25歳以下はU25割適用で900円)の「野球パック」がおすすめ。スカパーでJ SPORTSに加入する場合は基本料金(税抜・390円)+視聴料(税抜・2286円)となっています。

【公式】J SPORTS総合サイト

【公式】J SPORTSオンデマンド(野球)

 

スーパーラウンドの日本戦は以下の予定。

  • 11月11日(月)19:00~ オーストラリア戦(ZOZOマリン)
  • 11月12日(火)19:00~ アメリカ戦(東京ドーム)
  • 11月13日(水)19:00~ メキシコ戦(東京ドーム)
  • 11月16日(土)19:00~ 韓国戦(東京ドーム)
  • 11月17日(日)19:00~ 韓国戦(東京ドーム) 決勝戦

プレミア全日程の詳細な放送予定は侍ジャパン公式サイトで↓

 



代表メンバーと2019シーズンの成績

侍ジャパンコーチ
稲葉 篤紀監督日本代表監督
清水 雅治外野守備・走塁コーチ阪神タイガース1軍ヘッドコーチ
村田 善則バッテリーコーチ読売ジャイアンツスコアラー兼ブルペンコーチ
井端 弘和内野守備・走塁コーチ前読売ジャイアンツ一軍内野守備走塁コーチ
金子 誠ヘッド兼打撃コーチ北海道日本ハムファイターズ一軍打撃チーフ兼作戦コーチ
建山 義紀投手コーチ野球解説者
侍ジャパンメンバー(野手)
選手名球団打率本塁打打点盗塁OPS
山田 哲人.271359833.961
源田 壮亮西.27424130.674
浅村 栄斗.26333921.879
菊池 涼介.261134814.719
外崎 修汰西.274269022.846
坂本 勇人.31240945.971
松田 宣浩.26030765.788
近藤 健介.3022591.822
周東 佑京.1961625.506
吉田 正尚.32229855.956
鈴木 誠也.3352887251.018
丸 佳浩.292278912.884
小林 誠司.2442191.580
會澤 翼.27712632.826
甲斐 拓也.26011439.733
侍ジャパンメンバー(投手)
選手名球団防御率奪三振率被打率WHIP
岸 孝之3503.568.26.2301.12
山岡 泰輔13403.718.15.2401.17
山口 俊15402.919.95.2221.16
山﨑 康晃De32301.958.10.1981.05
今永 昇太De13702.919.85.2101.08
大野 雄大9802.587.90.2060.98
高橋 礼12603.344.59.2221.14
甲斐野央2584.1411.20.2311.40
嘉弥真 新也212.617.55.2501.10
山本 由伸8601.957.99.2000.96
大竹 寛4002.778.31.2651.31
中川 皓太43162.3710.30.2411.16
田口 麗斗3314.139.09.2361.18



さいごに

2019年はプレミア12、2020年に東京オリンピック、そして2021年にはWBC(ワールドベースボールクラシック)と3年続けて大きな国際大会が開催されます。

プレミア12は1流MLB選手の参加が望めないので、同じくMLB選手の参加が困難といわれているオリンピックの前哨戦としてはもってこいの大会になるでしょう。

ランキング上位の国の中でも日本や韓国、キューバ、台湾あたりはほぼベストメンバーを組んでくるでしょうし、東京オリンピックの予選も兼ねているので面白い戦いになるとは思います。

前回の2015年大会では、最初のうちは国内の関心も少なかったですが、大会がすすむにつれて一気に盛り上がり、最終的にはWBCに負けないくらい注目を集めました。

2015プレミア12視聴率
試合対戦国視聴率
1次L韓国19.0%
1次Lメキシコ15.3%
1次Lドミニカ15.4%
1次Lアメリカ戦18.2%
1次Lベネズエラ20.0%
準々決勝プエルトリコ18.6%
準決勝韓国25.2%
3位決定戦メキシコ8.8%

2019プレミア12でも侍ジャパンが実力を発揮して勝ち進めば大きな関心を集める事は間違いないと思います。

どの選手が代表に選ばれるのか、そしてどのような戦いを私たちに見せてくれるのか、本当に楽しみですね。

[プレミア12前の最後の強化試合として10月31日と11月1日にカナダ戦が行われます]

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