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ジャイアンツ2022年前半戦感想1『巨人の4番』

オールスターも終わり、29日のDena戦から2022年シーズン後半戦スタートの予定でしたが、新型コロナの影響で29、30、31日の試合は中止となりました。

他チームのファンからは巨人だけずるいという声も聞こえていますが、今は本当に試合ができる状態ではないし、Bクラスのチームなので勘弁していただければと思います(汗)

2022年前半戦のジャイアンツの成績

それにしても、まだ前半戦が終わった時点とはいえ例年優勝候補の筆頭であるジャイアンツが5位とは…。しかも運がめちゃくちゃ悪かった、というわけでもなく順当に負けてこの順位なんですよね。

現時点でのジャイアンツの成績は…

45勝50敗1分(96試合)で得点は371失点は436。得失点差-65の5位なのでやっぱり順当。

得点力はリーグでもトップクラスだと思っていたけど、1位ヤクルト(408点)2位カープ(374点)に次ぐ3位でしたね。カープは鈴木誠也がいなくなったのにこの得点力。意外でした。



良い意味で期待を裏切ったウォーカー

もちろんジャイアンツの得点力もなかなかのもの。

チームの大黒柱である坂本キャプテンが度々離脱したなかでもこれだけ得点できたので攻撃力に関しては及第点といえるんじゃないでしょうか。

新外国人のウォーカーやポランコも外れじゃなかったし、チーム加入2年目の翔さんの状態も上がってきました。

  • ウォーカー(打席331)…打率.276・本塁打19本・打点42点・OPS.835(出塁率.308/長打率.527)
  • ポランコ(打席346)…打率.252・本塁打14本・打点35点・OPS.746(出塁率.309/長打率.437)
  • 中田翔(打席191)…打率.271・本塁打12本・打点32点・OPS.848(出塁率.342/長打率.506)

 

特にウォーカーは良い意味で期待を裏切ってくれています。

カープ野村からホームランを打ちハートポーズを決めるウォーカー

ウォーカーはメジャー経験なしの独立L出身。メジャーでホームランを100本近く打っていたポランコとは当初の期待感が全く違いました。

オープン戦も4試合に出場して打率.154・本塁打0本・打点0点・OPS.308(出塁率.154/長打率.154)と散々でしたが、シーズンが始まるとチーム内でもトップクラスの打撃成績を残し多くの試合でスタメン出場。

ウォーカーがこれほど活躍すると予想していた人はほとんどいないと思います。私が知る限りでは前DeNA監督のラミレスがシーズン前にウォーカーは良い打者なのでポランコよりも活躍するかもと言ってたくらい。

亀井さんの頑張りと本人の努力もあって守備も少しずつ良くなってるし、今のジャイアンツでは数少ない見ていて楽しい華のある選手です。



昨年よりも打率と長打率が低下した岡本さん

ウォーカーとは逆に今のところ少々期待外れなのが4番の岡本さん。

岡本さん

岡本さんの前半戦の打撃成績は、打率.246・本塁打21本・打点62点・OPS.791(出塁率.332/長打率.458)・得点圏打率.297

昨年は打率.265でOPSも.871(出塁率.341/長打率.530)だったのでかなり成績を落としています。

打率の低下については「運」の影響もあるみたいで現時点でのBABIP(フィールド上に飛んだ打球が安打になった割合)は.243と例年より低い値になっています。(2021年は.260)

同じく低下している長打率は、HR/FB(フライ打球に占める本塁打の割合)の値が昨季16.1%だったのに対しては今年は12.1%。打球の角度に問題があるのかもしれませんね。

とはいえ、ホームラン、打点、そして得点圏打率に関してはそれほど悪くありません。

それでも少なくない数のジャイアンツファンが岡本さんに対して不満を抱いているのは、ここで打ってほしい!という時にあまり結果を出してくれないからかも。初球ポップフライとか…。

ジャイアンツの「4番打者」とは

「4番打者」というのはチームの最強打者であり特別な存在というイメージがありますが、昔と違い今は4番という打順の価値が下がってきていて、国内外で<最強打者は3番>とか<単純に4番目に打つだけ>という意見も増えてきています。

ですが、「ジャイアンツ(巨人)の4番」は特別と思っている人も多く、歴代の4番打者の中にも、
「巨人の4番というのはやっぱり日本の4番であるべきでしょう。そうだと思ってそれに向かって精進すればいい(第28代・王貞治)
「勝てばもちろん4番の力、打てずに負けたら4番の責任(第62代・松井秀喜)
「ジャイアンツの4番はどんな状況でも打たなければいけない(第48代・原辰徳)
などなど、特別な思いを持っている方もたくさんいます。

当の岡本さんは何年か前のDAZNの特集で、
「特に僕は4番に対してどうあるべきかというのは別に必要ないと思ってるんで。まあ見られるところは見られると思うのでそういう部分はしっかりしないといけないとは思いますけど(第89代・岡本和真)
と語っていました。

DAZNジャイアンツドキュメンタリーEP2&3「4番」と「育成選手」
ついに「2019WBSCプレミア12」の決勝カードが決まりましたね! 相手は前回2015年大会...

ちなみに第25代の4番である長嶋茂雄さんが語る4番打者の条件は以下の6つだそうです。

  1. 確実な打撃力をもっていること
  2. 打球に飛距離があること、ボールが跳ぶこと
  3. 技術的に見て決定的な弱点がないこと
  4. 物に動じない非常に強い精神力をもっていること
  5. 打つだけではなくて公私に渡って状況を読めること
  6. 常にチームリーダーであること

長嶋さんが語る「巨人4番」の6カ条【深澤弘のショウアップナイターヒストリー】より

なかなか厳しい条件。ヤクルトの村上あたりは全て備えている気もしますが…。



ポジションは与えてもダメ。競争が大事

歴代のジャイアンツの4番打者の中にはあまり実績を残していない選手も結構な数いるので、個人的にはそれほど特別な感情はありません。

ただ、試合を見ているとやっぱりチャンスで打席が回ってくる機会が多いので、好不調の波が少なく確実性も高くて打点をしっかり稼げる選手を置いてほしい。

岡本さんがどっしりと4番に座りチームを勝たせる活躍をしてくれるのが一番だけど、もしこのまま不調が続くようなら降格もやむなしなのではと思います。

やっぱり競争は大事。

昔のNumberWebの記事で原監督も「ポジションを与えてもダメ。一番必要なのは競争」的な事を言ってたし。

「本当に選手を育てようと思ったら、ポジションを与えてもダメだということ。選手を育てるために、一番必要なのは競争であり、競争がないところでチームの活性化はないということです」


「若い選手を育てようと思ったとき、どうしても我慢して使い続けることが育てることだと思いがちになる」
原は言う。
「でも、実はそうすると選手は与えられたポジションを守ろうとしてしまう。いま与えられているポジションを守るために、ともするとチャレンジもできなくなるし、前に踏み出せなくなってしまう。そこには成長はないということなんです」

巨人の大型補強は、川上哲治流?“超競争原理”で日本一奪回を期す。|NumberWeb

昔の原監督は良いことを言ってるなぁ。

ジャイアンツの4番が特別だと言うなら、なおのこと誰よりも優秀な打撃成績を残しそれに加えてチームの士気を高められるリーダーシップを持った選手が担ったほうがいいと思います。

4番打者として511試合に出場し打率.308・本塁打139本・打点407点を挙げたラミレスですら「4番になってみると嬉しさよりも打てなくなったらすぐ打順を落とされてベンチに下げられるかもしれないというプレッシャーと戦いながらプレーしていた」そうですが、だからこそ1打席1打席に集中してこれだけの成績を残せたのでしょう。

後半戦は岡本さんの奮起に期待したいですね!

 

長くなってしまったので今回はここまで。

時間があれば次は今季チームが低迷している大きな要因である「失点」の多さについて書きたいと思います。

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コメント

  1. 九州の六等星 より:

    こんにちは。minamiさん。昔の原監督の言葉を引用するとは、鋭い。内容もたいへん素晴らしいです(*’ω’ノノ゙☆パチパチ。個人的には①キャプテン不在で「4番岡本」固定打線と②投手と捕手の組立せ無制限作戦のダブル同時変更をしない限り、ジャイアンツの浮上は無いと思ってます。①、②の変更は監督の打線組立能力が問われますが③誰でもいつでもここぞの場面ではバント作戦ね。しか得点采配能力が無さそうなので変更はかなり難しく、借金生活まで落ちた④能力必須で確率最悪のホームラン待ち条件付きでの外野守備我慢&1塁手多過ぎ作戦からの脱却する引き出しが、原監督にはもう無さそうでたいへん心配してます。ファンの杞憂を吹き飛ばす名将の何かしらの新しい動きを期待してます。頑張れジャイアンツ

    • minamiminami より:

      九州の六等星さん、コメントありがとうございます。
      岡本の四番固定は原さん以外の偉い人の思惑もあったりするんでしょうかね。
      中のことはわからないので何とも難しいですね~。
      五番に強い打者がいたら比較的打ってくれてる気はするんですけど、いつまでもお守が必要な四番では困るし
      やっぱり岡本にはチャンスで打って打点を稼いでほしいです。
      後半戦になってから外野は中休みの間に整理したことを実行できてそうな印象です。
      ちょっと落ち着きが出てきたというか…開き直れたんですかね?(^^;)

      • 九州の六等星 より:

        こんばんは。minamiさん。仰る通り借金も多いので、原監督はかなり開き直って色々動いたことがいい感じで働いてますね。とにかく驚き満載の3タテでした(^^)d。コーチや選手の皆様は全く落ち着こうとはしない名将に気苦労が絶えないとは思いますが(^_^;)今後も3塁キャプテンの1塁岡本選手等、さらなる大胆な動きでジャイアンツの明るい未来の下地造りに奮闘する名将の手腕に期待しましょう。頑張れジャイアンツ

        • minamiminami より:

          九州の六等星さん、コメントありがとうございます。
          坂本はショートにこだわってるみたいだから今後はどうなるでしょうね~。
          年齢的に確実にショート守備はきつくなってると思うんですが坂本がサードにいくと現在ファーストは4番の翔さんなので岡本さん守るとこないですね(^^;)
          岡本レフト?それはそれで不安な気もしつつ、そんな改革も見てみたいかも。

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