10月24日 対阪神22回戦・東京ドーム
阪神との2戦目は菅野と髙橋遥人の好投手対決。
菅野は13日のカープ戦、6回4失点という内容で開幕からの連勝が途切れてから中10日、髙橋も同じく13日に4回3失点で負け投手になってから中10日と少し間があいての登板となりました。
両選手とも序盤はいつものようなピッチングではなく、球威・コントロールともにイマイチ。
ただ、菅野の球が暴れていたことが逆に効果的だったのか、阪神打線はなかなか菅野をとらえられず3回までは無安打3奪三振で数字的には完璧な内容でした。
一方ジャイアンツ打線はというと、いつものようなノビのあるストレートをバシバシ投げきれていなかった髙橋からチャンスはつくるも、4、5番が仕留められず点を取ることができません…。
今日の試合の大きな敗因はやっぱり4、5、7、8番が全く仕事ができなかったこと。
しかも長打は菅野のツーベースだけ。ジャイアンツらしい分厚い攻撃は最後まで見ることができませんでした。
もう少しなんとかしないといけないですね。打線は踏ん張りどころですよね。なんとか起爆剤的なヒーローも出てこないといけないですね。
そんななかマルチを記録し内容も良かった若林は印象に残っています。
昨日も守備で貢献したし今のところレフトの一番手を任せたい選手ですね。
3回まで阪神打線を完璧に抑えていた菅野がつかまったのは4回。
近本の内野安打の後、大城がワンバウンドのボールを大きく前にこぼして2塁への進塁を許してしまい、続く糸原にライト前へ運ばれて1点を失います。
菅野の登板日に毎回打ちまくる近本と妙にタイミングが合っていた糸原。
この試合、警戒すべきはこの1、2番だけだったんですよね。後のバッターは菅野が不調とはいえそれほど怖さは感じませんでした。
だからこそ菅野は7回まで投げて2失点という内容だったと思います。
打撃が好調のチームならもっと点をとられてもおかしくなかった…。
菅野は全球悪かったというわけではなく、球威のあるストレートをアウトローにきっちり投げられていたときもあったし、カットやフォークも良い感じに変化していたときもあったけど、全体的に高めに浮くことが多くてなにより得意のスライダーがキレ・制球ともに良くなかったように見えました。
体も重そうだったし、シーズン最終盤になって肉体的にも精神的にも疲れがたまっているんでしょうね。
こんな状態でもHQSを達成できるのはさすがエースといったところですが、不安を残す内容だったと思います。
今季は制球が悪くても球威で押し込む投球がデフォになってるけど、何年か前のようにキャッチャーが構えたところに寸分の狂いもなく投げ込み続ける精密機械のような投球が恋しくなる今日この頃です。
これで菅野は2敗目。
中日の大野がバケモノじみた投球を続けているので今季の沢村賞は難しそうですね…。18登板で10完投は異常。
右手に違和感があった的なことも書かれていたので、無理をしないように日本シリーズに照準を合わせた調整をしてほしいです。
最後に…
今日も嶋田球審が主役級の存在感を示してましたね。
嶋田球審が疑惑の判定をしたときはたくさんの人が昔の記事を見にきてくれています。
それだけみんなあのジャッジに不満があるってことでしょうね。
ジャンパイアとか言われてるけど、あの人の可変ゾーンはどっちのチームに対しても同じですから!
ほんとにうちもひどい目にあってるんですよ!
それにしてもなんで毎回ストライクゾーンが変わるんだろう?立ち方が悪いのかな。
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