2(遊)坂本
3(中)丸
4(三)岡本
5(指)阿部
6(一)大城
7(左)ゲレーロ
8(二)田中俊
9(捕)小林
2(遊)今宮
3(中)柳田
4(指)デスパイネ
5(右)中村晃
6(左)グラシアル
7(三)松田宣
8(一)内川聖
9(捕)甲斐
待ちに待った「2019日本シリーズ」が始まりました!
セ・パ両リーグの推しチームの戦いになったので、心苦しくもわくわくしながらの観戦になりましたが…
やっぱりホークスは強かった!
先発は最多勝・最高勝率・最多奪三振で投手三冠のジャイアンツ山口と最多奪三振のタイトルを獲得したホークス千賀。
両リーグを代表する右腕同士の対決になりました。
千賀の調子が良かったらいくら山口でも投げ勝つのは難しいけど、コントロールが不安定ならチャンスはあるというのが私の予想でした。
そんななか、先手を取ったのはジャイアンツ。
2回、阿部が千賀の152キロのアウトハイのストレートを引っ張ってライトスタンドへ!
歳をとって引退間近になってくると速いボールに目がついていかなくなるとよく聞きますが、千賀のストレート、しかもアウトハイのボールをスタンドまで運べるならまだまだやれると思うんですけど!
やや落ちたとはいえ、今季も対ストレートは.260打てているので、やっぱりもったいないなぁと思ってしまいます。ホントに引退するの…?
この一撃はジャイアンツファンに「イケるかも」と思わせてくれました。
【🔥#熱闘撮って出し🔥】
二回、#阿部慎之助 選手が右中間へ先制ソロ!!打球はテラスではなくスタンドへ飛び込んだ(撮影・福島範和、村本聡、加藤孝規、荒木孝雄)#日本シリーズ #ありがとう慎之助 #巨人 #ジャイアンツ #giants #サンスポ pic.twitter.com/2CuwmcNWAO— 巨人情報@サンスポ (@sanspo_giants) 2019年10月19日
しかし、その裏にホークスはあっさり逆転。
ポストシーズンになって少しずつ状態が上がっている晃がツーベースで出塁し、グラシアルがインコースのストレートをレフトテラスに運ぶ逆転ツーランホームラン。
詰まっていたように見えたけど力で持っていったという感じでしたね~。山口も驚いていました。
ただ、グラシアルは右投手が投げるインコースの真ん中あたりのボール(特にストレート)が大好物で長打率も高いので無理をしてそこに投げる必要があったのかなーと…。(今季19-8、3HR)
一塁は空いてたし、後ろがマッチだったので初球ストライクを取れなかった時点で積極的に攻めなくてもよかったのでは…とモヤモヤ…。
その後マッチを三振に打ち取ったあと、内川さんの打席でも長打を狙ってきそうなツーアウトからの初球にほぼ真ん中のストレート。
追加点は与えなかったものの、この2回の攻めには疑問が残りました。
ここから両先発が頑張り膠着状態になりましたが、好調だったのは千賀よりも山口だったと思います。
ストレートの球速も出ていたしフォークの落ちも良かった。
逆に千賀は悪くもないけど良くもないという感じで好調時のような圧倒的な投球ではありませんでした。
クロスのストレートやカットボールを審判がなかなかストライクにしてくれなかったのもあったし、全体的にコントロールには苦しんでいたように見えましたね。
元々、ゾーンで十分勝負できる球を持っているのに、その上で際どいコースを狙うのが千賀の長所であり短所。
カウントを悪くしたり四球も出していたので、あと一本が早めに出ていればジャイアンツにも勝ちの目があったかもしれません。まあその一本を打たせないのがエースなんでしょうね。さすがです。
2回以降は山口も頑張って結局6回3失点。
“ホークスキラー山口”として見たらもう少しやってほしかった気もするけど、ホークスの強力打線をよく抑えたと思います。
しかしここから完全にホークスペースに。
山口が降りた後の7回にマシソンと田口くんの二人で計4失点…。ここで試合は決まってしまいました。
マシソンのツーベースは仕方ないにしても、そこから滅多打ちされても交代しなかったのは首脳陣もやっぱり諦めてしまったのかな…。
田口くんは以前の記事でも書いたけどやっぱりリリーフよりは先発向きの投手だと思うので、来季は先発で勝負できるように頑張ってほしいです。
それにしてもホークスの攻撃は本当に見事。
ポストシーズンに入ってからどの選手も調子が上がっているし、その選手たちを工藤監督が上手く使ってる!
ホークスは送りバントも多用するけど根拠があるから納得してしまいます。しかもそれがきっちり点につながる。まるで未来が見えているかのような工藤采配。短期決戦の強さでこの人より上の指揮官はほとんどいないのでは。
解説の大久保博元さんが「ホークスは監督が座っているだけで勝てる」的なことを言っていましたが…それは違うでしょ…ホークスの試合見てるのかな?
ベストなメンバーを組めるようになったのはポストシーズンの少し前で、それまではケガ人だらけで外野がいなくて内野の選手が守るくらい大変な状況で、それでも終盤まで首位だったのは工藤監督の力も大きかったはず。最終盤はミスもあったけど…
この試合でもさすがは工藤さんという場面が多々ありましたし、ジャイアンツファンとしては「頼むからじっとしといて!」という思いでした(笑)
この試合では指揮官対決でも工藤監督に軍配が上がったかな。
ということで第1戦は7-2でホークスが勝利。
いや~、勝っても負けてもどちらも応援してるから全然いいんですけど、思った以上に複雑な気分!
しかし結構な実力の差も感じた試合でしたね。
まあ、それを踏まえて次戦以降は原監督も何らかの手を打ってくるはずです。
第2戦目はメルセデス対高橋礼。
この試合はジャイアンツに分があると私は予想します。
メルセデスが前回のようなピッチングをすれば絶好調のホークス打線といえども点を取るのは簡単ではないはず。
一方高橋礼はとてもいい投手だけど、パワーピッチャータイプではないのでジャイアンツ打線も打てないことはないと思います。
不発だったジャイアンツ自慢の1~4番に当たりが戻り、大城が攻守で頑張ってくれれば五分五分以上には戦えるでしょう!
日本シリーズを面白くするためにも第2戦目はジャイアンツに取ってもらいたいです。
【山口投手の内容】
まずまずいい投球をしてくれました。あの2球、ツーベースと本塁打は本来のボールじゃなかったんでしょうけれども。
【阿部選手が本塁打を放った】
見事でしたね。初球をね。
【大城選手、田中俊太選手ら初出場の選手が安打】
1戦目終わって結果的には大差になりましたけれども、明日からまたというところですよ。仕切り直しですね。誰だってやっぱり日本シリーズの第1戦というのは少々硬くなりますよ。
【明日以降は緊張が取れて本来の力を出せるか】
もちろんもちろん。今日のゲームは今日のゲームで帰ってこないわけだし、糧として我々はつなげるというところです。
コメント
すみません、いやな予想が当たってしまった。
山口俊は責められません。ただなんで炭谷に変えたのかな。原さん、そこを見なきゃ。
雄星が勝てなかったのは、気持ちもあるが、バンクがすべて炭谷の配球をわかってたから。だからあそこは正直西武ファンとしては不安でした。それが当たってしまい申し訳ない。
7回の失点が今後の命取りにならなければと思う。せっかく阿部で先制したのに、グラシアルで逆転、弱い西武ファンが言う資格ありませんが、どこからでも点が取れる。だから私も秋山メジャーはまあ譲っても先発からのすべてレベルアップしないと。とても相手にならない
複数点欲しいですね。先に
越後の侍さん、コメントありがとうございます。
ジャイアンツはリリーフが不安なのでできるだけ早く点が欲しいですね~。
まあ、1戦目の失点は炭谷というよりバッテリーの責任でしょうかね。
田口もあんまりよくなかったと思うので…。
チャンスを逃さないホークスはさすがという感じです。
文句なしに完敗でした。山口も田口も特段失投があったわけでもないので、ソフトバンク打線恐るべしです。
また代打陣がすごいですね。長谷川、川島、福田と、巨人に比べたらヨダレが出そうな布陣ですよ。代打重信の、ど真ん中のスライダーかカットボールかを手が出ないで三振してるのを見ると、巨人の層の薄さを痛感します。
二戦目は巨人有利との見立てですが、メルセデスが持ちこたえられるのか不安です。高橋礼なら打ち崩せる気はするんですけど、コーナーにビシビシ決められると苦しくなりそうです。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
ホークスの代打陣は厚いですよね!
どの選手が出てきても簡単に打ちそうな雰囲気があります。
ジャイアンツは阿部がスタメンで出てるとどうにも代打が薄くなっちゃいますね。
メルセデス、なんとか長いイニング踏ん張ってくれるといいんですけどね~。リリーフが不安なので…。
野手陣はしっかり援護してほしいです!
山口は頑張った方です。
ってか千賀凄すぎ!
調子の良い千賀は手を付けられない!
それでも打った阿部は凄いな!
巨人さんはリリーフ陣頑張ってくれ〜!
kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
阿部の先制ホームランで勢いに乗って攻められるかと思ったんですけどねー。
千賀、さすがのピッチングでした。
もっと調子いい時はさらにエグイですよー。