梶谷が攻守で大活躍！新生阿部ジャイアンツ開幕戦で阪神に快勝！

プロ野球2024シーズンが開幕しましたね！

東京ドームで行われたジャイアンツ対タイガース。

序盤は両者譲らずチャンスを活かせない展開が続きました。

しかし、5回裏に尚輝の好走塁から佐々木ジョージ俊輔のショートへの当たりがフィルダースチョイスを誘い先制点が生まれ、さらに梶谷のツーランホームランで3-0とリードを奪います。

8回裏には丸の適時打で1点を追加し、リードを4点に広げることに成功。

ジャイアンツ投手陣も好投し、先発の戸郷、ルーキーの西舘、安定感抜群の中川が無失点でつなぎ、最後は大勢が締めて4-0でゲームセット！

新生阿部ジャイアンツは、初陣かつホーム初戦を白星で飾ることができました。

打撃陣は投手と岡本さん以外全員安打で、前回の記事で状態の良さについて触れた尚輝と丸に至っては、マルチ安打＆猛打賞の大活躍。

投手陣も無失点リレーなので文句なしですね。

攻守に大活躍した梶谷

どの選手についても熱く語れそうですが、この試合はやっぱり攻守に大活躍した梶谷をピックアップしたい、というかするしかない！

スーパーファインプレーで戸郷のピンチを救う

まずは3回のスーパーファインプレーから。

先発の戸郷が、近本のヒットと中野のセーフティで一死一二塁の大ピンチを迎えた場面。

森下にアウトコースのストレートをしっかり捉えられ、並みのライトなら走者一掃のタイムリーツーベースを許すところでしたが…

そこには空を飛ぶ梶谷がいました。

戸郷も頑張っていたけど、内容的には青柳さんの方が良かったので、この打球が抜けていれば多分勝っていたのは阪神の方だったんじゃないでしょうか。

3点、いや4点くらいの価値があるスーパーファインプレーだったと思います。

最短距離でボールを追うセンスもさることながら、プロ18年目の35歳とは思えないおそろしい身体能力の高さですね！すごすぎる。

青柳からツーランホームラン

そして、今日の梶谷は「守」だけではありませんでした。

先制点を取った5回に、相性最高の青柳さんからリードを3点に広げるツーランホームランで「攻」でも貢献！

「一閃」という言葉がピッタリの見事なホームランでした。

身体能力バツグンで野球センスも高くて勝負強い、しかも華もある。

これがDeNAファンが魅了された本来の梶谷の姿なのか…。

かっこよすぎる。

攻守にわたる大活躍、本当に素晴らしかったです。

開幕投手を務めた戸郷の好投

そして二人目は、開幕投手を務めた戸郷をピックアップ。

戸郷は6回を投げて4安打2四死球5奪三振無失点という内容でした。

ストレートの球速は140キロそこそこで、球威に関しても微妙な感じでしたが、シュート回転が少なくボールの質自体は悪くなかったと思います。

あとは、「ここは気をつけないといけない」という場面での失投が少なかったのも印象的でした。

何度も開幕投手を経験してきた菅野ですら、「緊張してなかなか思うようなパフォーマンスを発揮できない」と言っていた開幕戦の、さらに初登板でこの集中力はやっぱり並みの投手ではありません。

しかも、ピリピリしている感があまりなく、むしろ楽しんでる風にも見えました。

オープン戦から出力がなかなか上がらないのは少し気になりますが、状態がどうであれ「勝てる」投手というのを印象付けられた一戦でした。

大城のリードも光る

そして、バッテリーを組んだ大城のリードも良かったですね。

フォークでのカウントの稼ぎ方、スライダーの使い方、後半はカーブの使い方など、相手の狙いを上手く外す見事な配球だったと思います。

他にも見どころはたくさんありましたが、明日、明後日と試合はあるので今回はこのくらいに。

「初」が盛りだくさんのおめでたい試合

なにはともあれ、開幕戦で勝てて良かった！

しかも、阿部ジャイアンツのシーズン初陣初勝利に加え、阿部新監督の初勝利、佐々木のプロ初安打に西舘のプロ初ホールドと「初」が盛り沢山のおめでたい試合でした。

それにしても、足を使った攻撃に華のあるホームラン、そして守備でも魅せる面白い試合だったなぁ。

毎回こんな面白い試合ならジャイアンツファンがどんどん増えそうな気がします。

明日の試合も楽しみだ！