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シューメーカーの粘投や高梨4連投などでカープに勝ち越し!井上は今後に期待

8月14日 対広島21回戦・東京ドーム 3-2で勝利

カープ3連戦の3戦目は3-2でジャイアンツの勝利!

終盤までどちらが勝つか分からない面白い試合でした。

 

それでは印象に残ったシーンを中心に感想を。

まずは先発のシューメーカー。

7月に入ってから勝ちがなく投球内容も良くなかったので一部のジャイアンツファンからは厳しい声も聞こえていましたが、今日は5回を投げて5安打3奪三振の無失点投球でした。

今日はいつもより肘が高かったのかストレートに角度があったように見えましたね。

シューメーカーのスプリットは被打率.131で空振り率は約22%もある一級品のボールだけど、それだけではなかなか抑えられません。

でも、今日のように高いところから球威のあるフォーシームやツーシームを投げられればカウントを稼げるし、同じ軌道からストンと落ちるスプリットがより効果的になります。



中盤に入ってからストレート系のボールに力がなくなってきたのはやっぱりスタミナ面の問題なのでしょう。毎回70球くらいからガクッと落ちますね…。

その影響もあってか、5回に大ピンチを迎えた時は今日も前回の二の舞になるかもと心配しましたが、レフト・ポランコのスーパーファインプレーで事なきを得ました。

シューメーカー ポランコ ハイタッチ

キャッチできてなければ多分スリーベースになってただろうから2点分以上の価値があるスーパープレーだったと思います。

翔さんの先制ツーランの時も盛り上がったけど、ポランコのファインプレーの時は20秒くらいずっと拍手してました(笑)

ライト・ポランコの守備は厳しいけどレフト・ポランコは今のところまぁまぁ良い感じ。まだ守備機会が少ないので参考程度ではありますが指標も悪くありません。(守備範囲はかなり+送球貢献は-でトータルは+)

これからも良い守備を見せてほしいです。

ポランコの頑張りもあってシューメーカーは久しぶりの無失点投球。降板後に追いつかれて勝ちはつかなかったけど4回までの投球は素晴らしかったし良い仕事をしてくれました。

 

シューメーカーの後を受けてマウンドに上がったのは井上温大はると

彼は私が2019年のドラフト選手の中で一番期待していた選手です。

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しかし、もうすぐ一軍で見られるかもなぁと思っていた矢先に左肘を骨折し育成契約に…。

そこからリハビリを乗り越え今年の7月に支配下登録を勝ち取り16日のカープ戦でプロ初登板を果たしました。

 

今日も前回同様ストレート主体でガンガン押し込んでいく投球は見応え十分。

特に1イニング目は二者連続三振を含む三凡という最高の結果でした。

ところが、回を跨いだ7回に小園と磯村に連打を浴び、最後は菊池にタイムリーツーベースを打たれ同点に。

菊池の打席は簡単に2ストライクを取ったのにそこから5球粘られて8球目のストレートを捉えられてしまいました…。

2球目からの3球連続高めのつり球が印象的でしたが、4球目が要求通りに投げられずインコースの真ん中付近に入ってしまったのでその後の低めのスライダーがあんまり効果的になりませんでしたね。

低めのスライダーを投げるなら2球目や3球目の後のほうが効いたんじゃないかなと少し思いました。

あとは以前ほどではないにしろやっぱりクイックでの投球になるとストレートも変化球も質が落ちてしまうのが課題。

井上はヤクルト・高橋奎二の覚醒前の感じに似ているので来年・再来年の成長を楽しみにしています。



得点圏にランナーを残して降板した井上の後は高梨が1球で秋山のバットを折り火消し成功。

4連投でこのピッチング、さすがです!

志願しての4連投だったみたいですが、この人がいけるというのならきっと大丈夫。

これで高梨は4試合連続登板でいずれも無失点。原辰徳監督は「きのう(13日)も試合後一緒に風呂に入って『3連投したし、明日はちょっとゆっくりしようや』と言ったら本人が『いやいや、明日もいける』と言ってくれた」と舞台裏を明かし「彼とお風呂で一緒に会ったということが彼にとって良かったのか、僕にとって良かったのか」と上機嫌だった。

【巨人】高梨、志願の4連投で見事な火消し1球ホールド 原監督、前日の風呂でのやり取り明かし上機嫌 

今季はブルペンで肩を作る回数は増えていますけど、疲れてはいない。投げることを”特別”ではなく”日常”にするイメージでやってます。

月刊ジャイアンツ7月号より

高梨の目標は「年間100試合に登板できる体を作る」ことと「ピークである2年後に150キロを出す」こと。

そのためには何が必要かを考えて何年もかけて準備してきたそう。

特にフィジカル面は「自分の成長にフォーカスした時に結局、最後は原点であるフィジカルに回帰する」と言うくらいに重要視していてオフの間から投球よりもきついトレーニングを重ねてきたらしいです。

細身に見えるのに体重は90キロ近くありますからね(身長175cm)。横から見ると体の分厚さにビックリ!

ジャイアンツで意識が高い2選手、戸郷と高梨が言うことは多分間違いありません。

 

打線のほうは3点しか取れなかったけど、尚輝が猛打賞に翔さんツーラン、丸の勝ち越し打と見せ場がたくさんありました。

岡本さんに1本長打が出たのも良かったですね。

うーん…と思ったのは岡田。

守備要因として頑張ってるのは分かるけど、ほぼ毎試合チャンスをもらってるのにほとんど打ててなくて内容も悪いのが…。18打席2安打、打率.111でOPSは.222(出塁率.111/長打率.111)

若いから使いたいというのは理解できるけどここまで打てないなら二軍の選手との交代も検討するべきでは?と思ったり。松原は今の岡田よりも状態悪いのか?

数年後に主力として活躍するために、二軍でたくさん打席に立ったり体作りをするのも大切だと思うんですけどね。

 

以上、カープ3連戦3戦目の感想でした。勝ち越せてよかった!

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