土のグラウンドに適応できずエラー連発…ヤクルトに3試合連続二桁失点で大敗

五輪中断明けの初戦カードで中日を3タテし、気分良く迎えた3位ヤクルトの試合でしたが、3-13という大差で負けてしまいました…。

中盤までは点差的には良い試合だったんですけどね。ヤクルトの爆発力おそるべし…。

ヤクルトには五輪中断前の2連戦で14点と11点取られて2連敗しているので、これで3試合連続二桁失点での負け。

今季の対ヤクルト防御率は5.12という異常な数字になってるし何か対策をとらないと本格的にマズイと思います。これでよく勝ち越してるなぁ…。

シーズン前はヤクルトのAクラスを予想していた評論家の方は少なかったけどやっぱりオスナとサンタナという二人の外国人の力が大きいですね。

この二人、ジャイアンツ戦でもかなり打っててオスナのOPSは1.056、サンタナは.878です。

この二人に加えて1番で大活躍中の塩見と哲人さん・村上のオリンピックコンビがいて、代打にもOPS9割超えの川端がいるので攻撃に関してはセ・リーグ1かもしれません。

そんな攻撃力抜群のヤクルト打線を相手に先発の高橋はそれなりに仕事はしてくれたと思います。

ただ、初回に自分の不注意で塩見を三塁に進ませてしまい先制点の原因をつくったり、それ以降も常にランナーを背負う展開だったりと雰囲気は終始良くなかったですね。

今季の原監督はダメだと思ったらスパッと代えるので4回途中の降板には一応納得。

そこから畠の好投で流れをもってきて6回に丸のホームランで追いついたときにはこの試合もらった！と思ったのですが…。あそこで勝ち越すことができなかったのが痛かった。

そこからはサンドバッグ状態！

今村→鍵谷→大江→桜井で6回だけで9失点。

紙一重の勝負の中で、やっぱり何て言うんだろうな、野球っていうのは非常に難しいスポーツだなというのは思いますね。ああいうゲーム展開になるわけですからね。もちろんこういうことは、そうそうあっては欲しくはないけど、やっぱりこれもベースボールですしね。明日につなげるということが重要だと思いますね。

坂本と岡本というチームの柱の送球エラーも響きましたね…。

両方とも難しいボールではあったけどファーストが捕球できないまでもなんとか止めることができれば違った展開になったかもしれません。

難しいことではありますが、ファインプレーにはファーストの上手な捕球も重要なのでファーストを守る選手たちは捕球技術をもっと磨いてもらいたいところです。

フォローを入れるなら、1回の大城の後逸もそうだけど両チームとも坊っちゃんスタジアムのグラウンドへの適応に苦戦してましたね。

その後は岡本さんに1本出るものの、桜井がさらに2点を失いオーバーキル。

10点差をつけられての大敗です。

まぁ1点差で負けても10点差で負けても1敗は1敗なのでいいんですけど、ジャイアンツって負けてるときはいつもお通夜みたいに元気がなくなってしまうのでそれをなんとかしてほしい。

リードしていてイケイケのときだけわっしょいわっしょいしてるのはちょっと…。

リーグ後半戦のテーマである【わっしょいベースボール】は原監督曰く「陽」で「楽しむ」ことが必須らしいのでどんな状況でも元気にプレーしてもらいたいですね。

次戦は直江と石川が先発予定です。

厳しい試合になるとは思いますが、次こそヤクルト打線を最小失点で抑えられるように首脳陣とバッテリーでしっかり対策を練ってくれることを願っています。