ジャイアンツ打てず守れずで2戦続けて阪神に完敗…

1-7の完敗試合…。これで2連敗です。

この6連戦は2勝4敗くらいでなんとか乗り切ってくれたらいいなと思っていましたがそれも難しいかもしれない。

1戦目、初回サンチェスが近本を完璧なアウトローのストレート3球で仕留めたときはいい勝負になりそうと思ったんですけどね。

いろんな意味で図太く引き出しの多い西くんに比べるとサンチェスは繊細すぎた。

西くんをしっかりリードしバットでもマルチ＆2打点をあげた梅野や不調と言われていたなかでも2安打を記録しタイムリーも打った大山の活躍が目立ちましたね。

そして2戦目も1戦目に引き続きショートを除くほぼ全てのポジションで阪神の選手の方が上手でした。

まず先発…

もちろん伊藤将司の投球は素晴らしかったけど畠もそれほど悪くはなかったと思います。

どうにもならないときのように逆球や高めに浮くボールばかりではなかったし、そこそこまとまった球を投げていました。

それだけに大城はもう少し守備の面で畠を助けてあげてほしかったかな。

せっかく空振りを取ったのに後ろに逸らしたり送球エラーを犯したりと鉄壁の守備の梅野と比べると大きな差を感じました。リードについては思うところはあるけど結果論なので黙ります。

4月に入ってからの6試合でジャイアンツがとった得点は3、0、2、2、2、1。1試合あたり約1.7点と貧打の極み！

好調だったウィーラーや若林、ナカジらも新型コロナで離脱したので今後もしばらくの間はなかなか大量得点は望めないかもしれません。

そうなると勝つために大事なのはしっかり守って失点を最小で抑えること。

大城は得意の打撃も打率.278まで落ちてきて苦しいときだとは思いますが、キャッチャーに第一に求められることは守備だと思うので気持ちを入れ直して頑張ってもらいたいです。

それにしても今季の阪神の打撃陣は本当に分厚いですね…。

不調だった近本や大山も復活させてしまった感があるし、苦しんでいた佐藤にもラッキーなヒットが出てチームとしての勢いがすごい。

今のままでもかなり完成度が高い打線なのに、ここにロハス・ジュニアが加わりますからね。

マルテは相変わらず鬼選球眼持ちだしサンズは5番として100点の仕事をしてるしで、矢野監督からうれしい悲鳴が聞こえてきそうです。

投手陣もガンケル、西くん、青柳、藤浪、秋山と先発陣は皆好調でここに昨季韓国で20勝を記録したアルカンタラが加入。

今日の伊藤も良い球を投げてました。

伊藤は左腕ですがタテの動きが強く、伊藤と同じく2020年のドラフトでロッテに1位指名された鈴木昭汰によく似たタイプに見えました。

ストレートの球威や完成度では鈴木が二枚くらい上手ですが、伊藤の右打者に対するツーシームやチェンジアップはなかなかのもの。

制球面ではまだまだ課題がありそうなので次に戦うときにはそのあたりから崩したいところですね。

良いところがほとんどなかった1戦目と2戦目ですが、下から上がってきた選手たちがそこそこ結果を出しているのと坂本の状態が少しずつ上がっているのが数少ないポジ要素かな。

あとは、この試合でようやく「らしさ」が出てきた岡本さん。

開幕からずっと沈黙状態でチームが勝てない原因の筆頭になってましたからね…さすがにそろそろ起きていただかないと。

本音を言えばシーズン最後まで打てなさそうな気もするけど、一番悪いときと比べるとスイングに力が戻ってきたように見えるので無理にでも期待したいと思います(笑)

自分の周りを見ても最近は岡本さんに批判も期待もしなくなった人が増えてきてます。

ジャイアンツの4番がそんなんじゃダメですよね！

チームが苦しいときこそ大活躍してチームを勝たせるのが4番の仕事。

そろそろ大仕事を期待しています。

首脳陣の選手起用もちょっとバタバタしてきたので何だか不安ですがなんとか3連敗は避けたいところ。

さて3戦目どこまで踏ん張れるか…。

良いときの高橋優貴でありますように…。