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菅野、先発完投型のエース対決を制し開幕10連勝を達成!

9月8日 対中日16回戦・ナゴヤドーム

9月8日 対中日16回戦・ナゴヤドーム 2-0で勝利

13連戦も半分が終わり、8日からは中日との3連戦です。

初戦は菅野と大野のエース対決!

開幕9連勝中の菅野と5連続完投&2連続完封勝利中の大野という絶好調の両者の対決だけに、今日はスコアボードに0が並ぶんだろうな~なんて想像していましたが、まぁ予想通りの展開になりました。

序盤はいつも通りやや不安定な内容で1回2回と得点圏にランナーを置く厳しい立ち上がりになりましたが、そこは中日相手に無失点を続けている菅野。

初回は高橋、2回は大島をなんとか打ち取り0点で凌ぎました。

そこからは、これまたいつも通りの尻上がりの投球を披露。

下位打線に手を抜いて打たれる場面もありましたが、それ以外は全く寄せ付けず二塁も踏ませない危なげない内容で7回まで投げ101球でお役御免です。

前回は球数も多くかなり消耗していたし、次回もまた短い間隔で登板する可能性があるので余裕を持っての降板ですね。

これで中日戦は25イニング連続無失点!

3戦3勝無失点で被打率は.107、WHIPも0.52と中日相手には圧倒的な成績を残しています。「ドラゴンキラー」の称号がもらえそう(笑)

そして、打撃陣が大野から2点をもぎ取ってくれたおかげで勝ちも付き、開幕10連勝を達成しました!

次勝って11連勝を達成すればいよいよ38年のスタルヒンの球団記録に並びますよー!

さすが我らがエース!

このまま11連勝、12連勝と連勝を伸ばしてシーズンを無敗で終えてほしいです。

ナイスピッチングでした!



打つほうは試合前の予想通り大野に苦しめられましたが、そんななかでも少ないチャンスをものにして3回に1点、8回に1点の計2点を取ることができました。

最近までなかなか良いバッティングができなかった尚輝の調子が急激に上がってきたことや同じく好調で勝負強い坂本、そして高い技術力で犠牲フライを打った亀井さんの活躍が目立ちましたね。

尚輝は序盤不安定だった守備も安定してきて鉄壁状態だし、バッティングの状態も上がってきたので頼りになる存在になってきました。

打順はいろいろ考えずに自分のバッティングをしてもらいたいので8番のままでいいけど、これまでよりも期待感をもって見られそうです。

きのうゲームが終わって、我々はバスで移動したけれども、彼は自分の体(腰)を良く知っていて、「私は新幹線で行きたい」と前々から言っていました。そのへんの自覚が、非常に一皮むけて、大人になってきたなと。コンディションもいい状態を作っていますね。

坂本も3回に一瞬ホームランかと見紛うほどの見事なタイムリーツーベースを打ち先制点を取ってくれました。

あれだけ低かった打率もいつの間にか2割7分!

OPSも.854まで上がり、得点圏打率も3割5分と頼れるキャプテンの完全復活です。

今季は守備でも全盛期なみに貢献してくれているので、好守のバランスを考えればむしろ昨年以上に活躍してくれているかもしれません。

この調子でいけば今季中の2000本安打も普通に達成できそう。

 

それにしても菅野や大野といった今時珍しい先発完投型の投手はやっぱりかっこいいですね。無尽蔵のスタミナ本当に凄い!

この試合で大野は心技体揃った素晴らしい投手だと再確認しました。

でも、こんな良い投手でも少しのズレで何年も活躍できなくなるのがピッチングの難しいところ。

谷繁さんが「大野は簡単に打たせて取ろうとツーシームに頼ったことで調子が悪くなってしまった」的なことを言っていましたが、菅野も以前少ない球数で長いイニングを投げるためにゴロを打たせられる動くボールを多用して上手くいかなかったことがあったような記憶があります。

光夫もツーシームを多投していたらフォーシームがダメになったと言っていたので現在の大野のようにこの2つをバランス良く投げるのは簡単ではないのでしょうね。

よく言われるのがツーシームを投げることで体の開きが早くなって他の球種の威力が落ちてしまうということ。

昨シーズン、威力を発揮したのは右バッターの胸元へのツーシーム。ツーシームは少し上半身を開いてひじが下げていくと変化が大きくなるボールです。
一方で、大きな変化を求めすぎるとフォームのバランスや腕を振る軌道がずれていき、ストレートなどほかの球種の威力が落ちてしまうリスクがあります。

日本ハム・有原航平投手「投手陣のキャプテンとして」

ただ、これに関して菅野は「ファーストボールに分類される球種に限っては、技術的にもフォーシームと何ら変わらないフォームで投げるのでツーシームを投げたからといって、よく心配される体の開きが早くなるなどの弊害はない」と著書の中で否定しています。

【本人完全監修】菅野智之のピッチングバイブル|内容紹介とレビュー
巨人のエース菅野智之が完全監修した野球本を紹介します。フォームや持ち球の解説、コラムや対談、トレーニングやルーティンなど、菅野のすべてが詰まっています。一流の投手を目指す人はもちろん菅野ファンにも必読の一冊です。

それぞれ微妙な感覚の世界で生きているので正解というものはないのかもしれませんが、いち野球ファンとして大野という素晴らしい選手が復活してくれたことをうれしく思います。日本代表として誇りを持って戦ってくれている選手だし。

これからもジャイアンツ戦で良い投球をしてもらい、その上で最終的にはうちが勝つという試合をたくさん見たいものです。

次戦は田口くんが先発予定。

前回は序盤に大差がついたこともあってリラックスした良い投球をしてくれました。

前回同様ストレートを軸にしたナイスピッチングを期待します。

コメント

  1. Fujiwara より:

    試合前から取れても3点と思ってたので、予想通りの展開でしたね。正直ボールのキレとかは大野の方が上だと思って見てたんですけど、ここは両軍打線の差ですかね。尚輝は良くなってきましたね~。攻守で自信をもってプレーしてるように見えるし、原監督からずっと言われてたセンター中心のバッティングができるようになってきました。あと坂本はセ・リーグでショートではぶっちぎりの得点貢献度1位らしいですね。WARも柳田の次で球界2位だし。今年は坂本だけじゃなく岡本もナカジもみんな守備が良いのが首位独走とかWARの高さに繋がってるんでしょうね。田口には6回2失点ぐらいで頑張って欲しいです。

    • minamiminami より:

      Fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
      見ごたえのある投手戦でしたね!
      大野は好投してたけど少し前の援護をもらえない菅野みたいになっててちょっぴり応援したくなりました(;^ω^)
      うちは今エラーが少ないのがほんとに素晴らしいと思います。
      しっかり順位にも反映されてるしやっぱり守備が堅いのは頼もしいですね!

  2. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    この試合はTV中継無く観戦できず。痺れるような投手戦見たかったなー、今の大野に投げ勝つんだから大したもんです。7回での降板も、中川に対する絶大な信頼があってこそでしょうね。それくらい今年の中川は無双状態すぎます。あの山口やマシソンでさえ中川ほどには安心して見てなかったですから。巨人史上最高のリリーフ投手といっても過言ではないでしょう(ちょっと言い過ぎかな?)あとはこの状態を継続できるかですね。まあそれが一番難しいんでしょうけど。

    • minamiminami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      注目度の高い試合だったのでTVでも中継してほしかったですよね。
      菅野が7回で降りた時はえ?と思ったけど、連戦が続く中さすがに9回までお付き合いはできないし
      中川なら最悪同点まではあっても逆転はないと信じてました!
      今年の中川からはプレッシャーにも負けない自信を感じますね!

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