この週末はジャイアンツのオープン戦と侍ジャパンのメキシコ戦が重なって、野球好きにはかなりきついスケジュールになりました。
ジャイアンツの10日の阪神戦は、今村と炭谷の組み合わせは悪くなさそうだなとか、中川が良いストレートを投げてるなとか、部分部分では興味深かったところもありましたが、試合自体はあまり面白くなかったかな…。
9日のオリックス戦は若手主体でとても楽しかったんですけどね。
一方侍ジャパンメキシコ戦には、ジャイアンツから岡本、尚輝、小林、田口の4人が参加。
9日の試合では、岡本も小林もチームに貢献することはできず、ジャイアンツファンとしては少々寂しい思いでしたが…
10日の試合には尚輝が1番ショートでスタメン出場し、1回にいきなり中安で出塁するとすかさず盗塁!!尚輝ナイス!
1塁での井端内野守備・走塁コーチとのやり取りも、なんだかうれしい気持ちになりました。
尚輝は4打席目にも三安で出塁したし、守備でも軽快な動きを見せてくれたので(イージーミスもあったけど)ジャイアンツファンとして鼻が高かったですo(^-^)o
でも、昨日の試合の主役として名前が挙がるのはやっぱりこの人でしょう!
岡本に代わって4番に入った、オリックスの#34、吉田正尚!
尚輝、中村(奨)、近藤でつくった満塁のチャンスで、インコース低めの難しい球をフルスイング!
この人のフルスイングは本当にフルスイングだ。(語彙力w)
見ていて思わず声が出る満塁ホームランでした。
そしてこの試合は2打数2安打5打点の大暴れで、チームの勝利に大貢献!
本当にすごい選手ですね。
確か、正尚さんのことを知ったのは、なにかの番組の特集だった気がします…。
フルスイングの代償なのか、いつも腰を痛めていてせっかく成績が上向いてきてもすぐに腰痛でリタイアすることになり、落ち込んでいる…といった内容だったかな。
カメラ撮影を断るくらいすり減っていた時もあったみたいだけど、不屈の精神で筋トレをしたりフォームを改善したりして今に至っているようですね。
25歳とは思えないほどの落ちつきは多くの苦労をしてきているからなんでしょうか。
腰の手術をして昨シーズンは1年フルに戦い、打率.321、本塁打26本、打点86と活躍しましたが、今季はハンマー投げの室伏さんと一緒にトレーニングをして体がさらに一回り大きくなっている気がするので3割30本100打点も十分狙えそうですね。
指導を行う室伏氏も吉田正の持つアスリートとしての能力を絶賛する。
「性格が素直で、自分で実践してできるまで諦めない精神がある。腰を悪くして手術したり、なかなか出場できなかったところから全試合に出られるようになった。まだまだ良くなりたいという気持ちがあったから成し遂げられたこと。そういうメンタル的なところがあった。体のバランスもいいし、言ったこともすぐできますし、素直な体をしている」
正尚さんがホームランを打ったとき、満面の笑みを浮かべていた岡本。
いろいろ話していたみたいだし、良い部分を吸収して正尚さんに負けない4番になってもらいたいです。
さて、今回代表に呼ばれたジャイアンツ4選手のうち、レギュラーが確約されていそうなのは多分岡本と尚輝だけ。
小林と田口はチームに帰っても厳しい状態が続きそうです…
両名ともキャンプやオープン戦を見ていると、少し煮詰まってしまってる感じがしたので、代表戦で気持ちを切り替えてくれたらいいなぁと思っていました。
明日からはホークスとのオープン戦(3連戦)ですが、出番はあると思うので頑張ってもらいたいです。
そういえば、今年のホークスの試合はあまり見られてないけどどんな感じなんだろ…
今年はオリックスも強いし、日ハムも強いしでかなり苦労しそう。全然補強できなかったからな…
明日の試合はセ・パ両リーグの推しチーム同士の戦いなので本当に楽しみです!
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