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【2018CSセ1st】神算鬼謀の由伸采配…天敵小川をKO!

巨人vsヤクルト CS1st 1戦目 10/13

1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 0 1 0 0 0 2 0 0 4
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

先発)G今村 S小川

 

ヤクルトとの対戦となったクライマックスシリーズ1stステージ

パリーグと同じくセリーグでも一戦目に勝利したチームが有利なのは紛れもなく、是が非でも勝ちたい一戦でした。

過去ファイナルステージ進出チーム(セ・リーグ)
年度 チーム 第1戦 第2戦 第3戦
2017 DeNA(3位)
2016 DeNA(3位)
2015 巨人(2位)
2014 阪神(2位)
2013 広島(3位)
2012 中日(2位)
2011 ヤクルト(2位)
2010 巨人(3位)
2009 中日(2位)
2008 中日(3位)
2007 中日(2位)

 

レギュラーシーズン中のヤクルトとの対戦は11勝13敗1分け。

そのほかの数字を見ても、ほぼ互角…と言えそうです。

もっと負けてるイメージあったけどなぁ。

対ヤクルトの1点差ゲームでは一度も勝ててない(0勝5敗)から印象が悪いのかも…。

ジャイアンツvs.スワローズ 2018対戦成績
11勝13敗1分け 勝敗 13勝11敗1分け
4.31 防御率 4.34
.269 打率 .295
126 得点 111
237 安打 257
31 本塁打 23
7 盗塁 8

 

さらに、セイバーメトリクスによると両チームの戦力は以下のように分析されています。(by DAZN)

読売ジャイアンツ戦力分析byDAZN 東京ヤクルトスワローズ戦力分析byDAZN

これもまた、ホークスやファイターズの分析結果と同じく実際に試合を見て感じる印象とは違った評価かもしれません。

ジャイアンツの先発が⑤なのは菅野の圧倒的な力と、他の先発陣が意外と長いイニングを投げているからのようです。

ヤクルトの先発が⑤で打撃が②なのは球場補正値(パークファクター)を考慮しての数字。

守備②は多分レフトの影響かな…。

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この分析結果だけを見ると、投手力の高いヤクルトに対して打撃が良くないジャイアンツはかなり不利な感じに見えますね。

さらに今日の先発はジャイアンツキラーのライアン小川

また打てずに悔しい試合展開になるかと思いきや…

今日のジャイアンツはいつもと違いました。



まず攻撃では初回から俊太が四球で出塁し、マギーの2ベースと岡本の犠飛で1点先制!

再三言ってますが、ジャイアンツは先制されてしまうと苦しい試合運びになることが多いので、この先制点は大きかったと思います。

CSという舞台で先に点を取れたことで気持ちにも少し余裕ができたかもしれませんね。

 

そして、同点に追いつかれたあとにすぐさま勝ち越す坂本のホームラン

体勢を崩されながらスタンドに放り込むとは…むずかしい球好きだなぁw

同点に並ばせないこの1点のリードが後半までとても心強かったです。

 

さらに、この試合ではこれまでと違って色々な工夫が見えました

今まで小川との対戦では足を警戒させるような場面はほとんどなかったけど、今日は俊太がずいぶんチョロチョロしてくれてましたね。

俊太、そういうの待ってた!

ライアンはしつこくけん制して、かなりランナーが気になってたみたいです。

ほかにも、バッターボックスに入った打者がとりあえずセーフティの構えで揺さぶってみたり、とにかく動く!

 

7回、長野さんのヒットに続いて陽さんが放ったタイムリー2ベースもエンドランでした!

長野さん、1塁から激走(*´∀`)/ナイスラン!

陽さんも外の難しい球に左手一本でついていってよくぞ飛ばしてくれました

台湾のスーパースター陽岱鋼

さすがスーパースター陽岱鋼!!

続く代打亀井さんのタイムリーも貴重な追加点。

ありがとう、亀井さん!



守備では、先発今村が全力投球。

初回からセーブせず、いけるところまでって感じで飛ばしてたように見えました。

先頭を出しても山田を併殺に打ち取ったりと、粘りのピッチングを見せてくれていましたが…

5回、2アウトから坂口に2ベースを打たれたところで投手交代。

いつも80球くらいからガクッと球威が落ちる今村。

今日は飛ばし気味で投げてたのもあるし、代え時はまさにココ!というところでしたね。

 

しかし継投が上原だったのにはビックリしました。

ピッチャー交代上原

ずっと投げてなかった彼をここで使うのかとドキドキしましたが、上原の気迫の投球で山田は三振!

ナイスボールでした!

 

解説には今村を降ろすのが早いと言われていましたが、次が左に強い山田だったからその前で代えたかったのかもしれませんね。

スワローズ 山田 対左右投手別OPS ※9/30時点
年度 対左投手 対右投手
2015 1.146 .976
2016 1.232 .940
2017 1.041 .717
2018 1.225 .936

 

そしてワンポイントで上原を使ったのかと思ったらまさかの回跨ぎでますますビックリ。

驚きの采配です…。

今考えれば、この試合のターニングポイントはここだったのかなと思います。

上原はすさまじい集中力で打者4人を3三振

監督の起用に応える素晴らしい投球でした。

特にフォークがよかったですね!

 

そのあと7回を任された畠の調子がイマイチで、8回も行かせる気だったらこわいな~と思いながら見ていましたが、なんと登板したのは山口。

それじゃ9回はどうするのと思ったら山口が回跨ぎとは…。

今日の由伸、鬼の謀ですね…(◎-◎;)!!

明日が菅野だから完投を期待しての采配なのか…。

解説のデーブさんと谷繁さん、笑えるほど困惑してました(^▽^;)

 

デーブさんはこれが高橋監督のやりたかった野球なんでしょうと言っていましたが、もしほんとにそうならもっと早く見たかった…!

 

高橋監督の3年間の基本姿勢は人の言葉に耳を傾けることだった。

その典型例がコーチの進言を非常によく採用していたことだ。

シーズン中に何度か「なぜ」という選手起用や采配があったが、取材していくとその選手を一番よく見ている担当コーチの進言を取り入れていたことがほとんどだった。


それが、ともすると高橋野球をぼんやりしたものにしていた可能性があるように思える。

しかし終盤の戦いで一軍昇格した畠世周投手の起用では、我を押し通す場面があった。斎藤雅樹投手総合コーチは故障上がりの畠は1イニング限定にこだわっていたが、9月23日の阪神戦で回またぎをさせる決断をしたのは高橋監督だったのだ。

最終戦となった9日の阪神戦では2対1とリードした5回2死一、二塁から陽岱鋼外野手が右翼線にタイムリー三塁打を放つと手を叩きながら絶叫。

同点の7回に秘蔵っ子・岡本和真内野手の勝ち越し本塁打が飛び出るとベンチで激しくガッツポーズを見せるなど感情を爆発させる場面が何度もあった。

また7回1死一、三塁から小林誠司捕手のスクイズでダメ押し点をもぎ取ると5点差の9回にあえて菅野を投入したのも、監督と菅野の思いが1つになった結果だったという。

要は辞任発表で監督が開き直り、選手はアドレナリンが噴出している。

いまの巨人は、シーズン中の巨人とはちょっと違ったチームになっているということだ。

高橋由伸監督の雰囲気が変わった!巨人が一体となって狙うCS下剋上。より引用

 

 

確かに、今になってジャイアンツは選手もコーチも一丸となって頑張ってる感じがします。

ジャイアンツみんなで一丸と

こんな勝ち方もできたんだなぁとしみじみ思いつつ、やっぱりこうして面白い試合を見せてくれるのは本当に嬉しいですね。

 

なにはともあれ、CSを勝ち進むには最重要だった初戦を勝利で飾り、チームはますます勢いに乗れそうです!

明日はエース菅野ですから、きっとしっかり試合を作ってくれるはず。

2戦で2勝して、マツダに乗り込みましょう!!

コメント

  1. kiyohara より:

    坂本の技術のホームラン!
    今村のナイスピッチング!
    上原の見事な投球術!
    まさにチーム一丸となった勝利!
    二戦目の菅野で決めましょう!

    • minami minami より:

      kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
      見どころ満載の面白いゲームでしたね。
      プレッシャーのかかる一戦でみんな素晴らしいプレーを見せてくれました。
      レギュラーシーズンでもこういう試合がもっと見たかったです(笑)

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