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ヤクルト戦2試合の雑感…サンチェスの投球と痛恨のお見合い&ダブルプレー

最近全然勝てません…。日曜日の負けでなんと4連敗!

今年のジャイアンツは近年まれに見る強さだと思ったんですが…ついに首位陥落です。

 

まずは4-9で敗れた11日土曜日の試合。

7月11日 対ヤクルト4回戦・ほっと神戸

7月11日 対ヤクルト4回戦・ほっと神戸 4-9で負け

初回に先制された後すぐに岡本さんのタイムリーで勝ち越しイケるかなと思ったのも束の間、先発のサンチェスが踏ん張れずその後のリリーフ陣も打たれて大量失点。

最後に尚輝が一矢報いたけれど大差で負けてしまいました。

投手陣の崩壊と坂本のコンディションの悪さが印象的な試合でした。

坂本に関してはシーズン前から準備不足の感が否めませんでしたが、キャプテンとしての責任感で無理を押してチームを引っ張っていた気がします。

その反動もあって脇腹を痛めてしまったのかもしれません。

本当は万全な状態で試合に出てほしいところだけど、現在のチーム状況や観客を入れての試合なので出さないわけにはいかない、というのが首脳陣の考えなのでしょうか

試合に出続けながら治すというのは簡単ではないので、コンディション不良でプレーの質が落ちてしまうのなら他の選手に任せてもいいのでは…。

 

そして、2試合連続で良い仕事ができたとは言えない内容だったサンチェス。

やっぱり日本のプロ野球では通用しないのでしょうか…?

私はまだ諦めるのは早いと思います。

ジャイアンツ サンチェス 低めに制球

坂口への攻めは良かったですよね。きっちり低めに制球できていました。

その後の山田に対してもある程度低めにコントロールしたボールを投げられていました。

これくらいきっちり攻められれば長打は少ないし、空振りを取れなくてもゴロアウトを量産できそう。

でも、こんな攻めをずっと続けることは全盛期の菅野なみにコントロールが良くないとできないと思うんです。

サンチェスはコントロールが悪いほうではないけど、数球に1球は球が浮いてしまいそれを痛打されるのが主な失点のパターンになっています。

外角ギリギリの低めを狙いすぎてボールが先行し、カウントを稼ぐためのストレートを狙い打ちされることもしばしば。ボール先行(0-1~1-3)での被打率は4割以上。

もう少し配球を工夫すれば今よりは抑えられるんじゃないでしょうか。

韓国でプレーしていた時の動画を見ていると、低めだけじゃなく高めも意識して使ってるんですよね。意図的な高めのボール球とかも。

日本に来てからも低めを狙ってベルト付近に浮いたボールは打たれているけれど、はじめから高めを狙ったボールはあまり打たれていない印象もあります。

今はどの打者も、ストレートに絞ってベルトより下を強く意識し、球威に負けないように強く振るという対策を徹底している気がするので高めをもっと意識させる必要があるのではと思ってしまいます。

カットボールは悪くない、スプリットは空振りは取れないけどカウントは稼げる、チェンジアップはやや制球難で抜け感はあまりないけど空振りは取れている、というのが私が感じたサンチェスの変化球の印象。

これらについてはどの球も悪くはないんだけど、球速が全て140キロ以上とストレートとの差が感じにくく変化も少ないのでストレート狙いで対応されている気がします。

だからこそ重要なのはカーブの使い方。

カーブも変化量は少なめで球速も130キロ中盤と緩急をつけるにはやや速すぎる感もありますが、韓国で投げていた時には効果的に使えていたように見えました。

カーブでカウントを稼いだり目線を変えたり、韓国で投げていた時のように空振りが取れるようになってくれば速い球ももっと活きるのではないかと。

まあただの素人の考察ですが。

捕手やデータ班がどうすれば抑えられるのかを一生懸命考えてサンチェスの良さを十二分に引き出してあげてほしいですね。




そして、2-3で敗れ4連敗目を喫した日曜日の試合。

7月12日 対ヤクルト5回戦・ほっと神戸

7月12日 対ヤクルト5回戦・ほっと神戸 2-3で負け

「球威よりもコントロール重視」

中9日で先発した桜井は地元凱旋登板となったこの試合でもコントロールを重視して強力ヤクルト打線相手に粘り強く投げてくれました。

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初回の丸と亀井さんのお見合いでの1失点も、野手のミスの後は一気に崩れてしまう投手が多いのになんとか四球1個で持ち直してこの回を最小失点で乗り切ってくれたし、その後もランナーは出すものの青木のホームランと村上のタイムリーの2点で凌ぎ、ある程度試合をつくってくれました。

それにしても青木と村上は本当にやっかいですね。衰えないベテランと急成長の若者…。

打つ方は4回の中島のソロホームランと5回の丸のタイムリーで1点差にまで迫り、6回の炭谷のショートゴロの間に同点に追いついたと思ったのに…

パーラのスライディングにリクエストがかかり、まさかの守備妨害を取られてリクエストゲッツー。「ボナファイド」のガイドラインに沿っての判断らしい。

確かにパーラのスライディングは勢い余ってベースをオーバーしてしまっていましたが…

エスコバーの送球がやや逸れて捕球した山田の位置も微妙だったので、あれが守備妨害と言われるとちょっとねぇ…という感じ。

まぁリクエストの結果がこのジャッジなら仕方ないですね。今後はゲッツー取れるか微妙なときには走者に当たりに行きましょう(笑)

その後はうちもヤクルトもリリーフ陣が頑張りお互い0を並べてゲームセット。

なんというか、しんどい試合でした。

坂本と岡本にあと一本出ていればとか、最後の代打のセレクトは本当にそれでよかったのかとかいろいろ思うところはありますが、まあ今は耐えるときなのかな。

信じられないくらい絶好調でチームを牽引してくれていた岡本も最近は以前ほどボールが見えていないようで調子が落ちてきた感もありますね。それでも打点をある程度稼いでくれるのは凄いけど。

とはいえ、ただ時間に任せてチームの状態が上がるのを待っていたのでは優勝は難しいので何か策を講じてもらわないとこのままではまずそうです。

次カードは中日さんをボコボコにして勢いに乗っているカープが相手。今の状態では3タテされる可能性も十分…。

まずは第1戦目、先発は菅野が濃厚なのでここで1戦でも取れれば流れも変わり次戦以降を優位に進められます。

ずっとお預けを食らっている原監督の1035勝を達成するためにも甥っ子が奮起してくれるでしょう!

捕手がどっちになるかも気になるところですが、とにかく菅野の好投に期待します!

コメント

  1. 玉幸 より:

    minamiさんこんにちは。
    カープは中継ぎ以降の投手陣の不安を露呈し最下位争いをしていましたが、それでもジャイアンツとは2ゲーム差で火曜日からの直接対決がまだ楽しめる状態にあります。
    チームコンディションがイマイチの状態にあっても今年こそ覚醒したっぽい堂林翔太の活躍だけが心の支えでした。現在首位打者ですがこのままシーズンを終えることは出来ないでしょうから、minamiさんに倣って首位打者の画面をスクシヨしておこうかな。
    ドラゴンズに連勝はしましたが、まだまだ投手陣の不安定要素は拭うことが出来ず(1・2軍の入れ替え以降、成績だけみるとそこまで悪い感じはないのですが)せめてマツダスタジアムでの優位性は保って欲しいものです。

    • minami minami より:

      玉幸さん、コメントありがとうございます。
      首位打者の画面スクショ!小林の時のやつですね(笑)
      覚えててくれて嬉しいです(^^)
      堂林は鈴木に打撃を教わったとか…羨ましいなぁ。
      年下にも教えを請えるって素晴らしいことですよね。
      あと堂林はフォロースルーがかっこいい!
      カープは今坂倉も調子よさそうだし中村奨成も二軍でかなり打ってるみたいで相変わらず恐ろしいチームです…!
      うちは今チーム状況がいいとは言えない感じですがマツダでの3連戦、どうなるか楽しみですね。

  2. kiyohara より:

    正直この2試合は巨人の雑なプレーが見えました。
    ミスがあるチームは勝てません。
    今度の中日戦で立て直してほしい!

    • minami minami より:

      kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
      坂本のエラーは脇腹が痛いせいかもしれないけど丸と亀井さんのお見合いはちょっとまずかったですよね。
      雨天中止が多かったからちょっとダレちゃってるのかな?
      もう一度集中しなおして頑張ってもらいたいですね!

  3. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    サンチェスのストレートはあれだけ速くて何故打たれるのか?不思議に思ってたんですけど、なるほど、それはあるかもしれませんね。ヤクルトの打者はストレート狙いだったのか、チェンジアップに気持ちよく空振りしてたので、緩急が上手く使えれば通用すると僕も思います。
    パーラのスライディングはコリジョンルールがある以上仕方ないかな~。このルールのせいで選手は確かに安全になりましたけど、クロスプレーの迫力やプロの技が見れなくなったのは残念ではありますね。以前だったらあの程度のスライディングで選手が倒されるなんて無かったですもんね。

    • minami minami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      サンチェスが投げてる時の打者の目線って下の方ばっかり見てる気がするんですよね。
      もっと高めと緩急を使ったらどんな投球になるのか見てみたいです。
      パーラのスライディングはベースを超えてしまってたのでしょうがないですね。
      山田は早めに自分でジャンプしてたので当たって倒されたというよりは危機を回避したって感じでしたが
      まあ、お互い大きなけががなくてよかったです(;^ω^)

  4. 朱輝 より:

    minamiさんこんばんは♪
    ホークスは楽天に4勝2敗とカード勝ち越しました!周東のバット折られながらのヒットは凄かったですし、ギータがマッチの内野安打の時に慌ててホームベースを踏むシーンは面白かったです!
    少しずつ、調子を取り戻していけると良いな♪
    頑張れ!ホークス!!(ジャイアンツも負けないで!)

    • minami minami より:

      朱輝さん、コメントありがとうございます。
      ホークスようやく5割復帰ですね!
      楽天に勝ち越せたのは嬉しい!
      マッチの内野安打の時、ギータは多分アウトだと思ってたんでしょうか(^▽^;)
      慌てて戻って踏んでるのがギータらしくて私も笑っちゃいました。

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