10/7、広島vsDeNAの戦いはジャイアンツファンにとっても重要な一戦でした。
大瀬良くんが勝ったら菅野の最多勝が厳しくなるし、DeNAが勝ったらCS進出の余裕が無くなる…という状況だったのでとても複雑な心境で観戦していたんですが…
大瀬良くんに勝ちがつかなかったことで菅野の最多勝が確定しました!
おめでとうー!
これで菅野は去年に続いて2年連続の最多勝。
ジャイアンツ史上6人目だそうです。
スタルヒン
沢村栄治
江川卓
斎藤雅樹
内海哲也
さらに今年の菅野は最多勝利のほかにも最優秀防御率と最多奪三振もほぼ確実とされています。
菅野の成績は現時点で、27登板 15勝8敗 10完投 8完封 勝率.652 防御率2.15 奪三振200。
奪三振はレギュラーシーズンの全日程を終了している大瀬良くんが2位で159個、3位が東の155個なのでまず間違いなく獲得できますね。
防御率も、2位の東が2.45なので最終戦で菅野が登板して自責で7点以上取られなければ大丈夫。
6失点しても2.41ですからかなり余裕がありますし、万が一打ち込まれてもそんなに失点する前に下げてくれるでしょう。
そもそも、菅野がそんなに失点するわけない!…と信じてます!
最後にひとつ勝っても.666で東とジョンソンの.688に届かないので最多勝率は無理ですが、これで最多勝率以外の最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振の3冠は決定的ですね。
過去の獲得回数を見てみると、最優秀防御率のタイトルは2014年、2016年、2017年に続いて4回目。
これは、これまでに5回獲得した稲尾和久さん、4回獲得した工藤公康さんに次ぐ史上3人目の偉業だそうです。
本当に素晴らしい投手だと改めて思いますね。
子供の頃からいいピッチングをしても褒められることなく、さらに上を目指すよう厳しく指導されてきた菅野。
プロになれなかったお父さんはその厳しさを身をもって知っているからこそ、そのように指導されていたんでしょう。
大学で157キロをマークしたときも、プロ1年目にチームトップタイの13勝を挙げたときも、お父さんから褒められることはなかったそうです。
2013年の日本シリーズ6戦目で、シーズン24勝無敗のまーくんと対戦してただ一人投げ勝った投手になったときには、本人ではなくお母さんに「智之はすごい」と言っていたそうですが、面と向かっては褒めてくれないんだとか… …厳しい!
2017年の菅野は、25登板 17勝5敗 6完投 4完封 勝率.772 防御率1.59 奪三振171。
最優秀防御率と最多勝のタイトルを獲得し、沢村賞、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞、ベストナインの表彰を受けました。
前年よりも進化した今年は、3冠と規定を全てクリアした沢村賞受賞が期待できそうですが、やっぱり褒めてはもらえないのかな。
でもそんな指導のおかげで、菅野は常に目標を高く持って、それに向かって進化しようと努力を重ねているんでしょうね。
大エース菅野はまだまだ満足せずに上を目指してくれると思います!
コメント
いや〜菅野はとんでもない投手ですね!
自分の息子が菅野だったら褒めまくってます!
菅野とお父さんの間には他人にはわからない深いものがあるんでしょうね!
おそらくヤクルトとのCSの初戦は菅野でしょうから、ナイスピッチングを期待します!
kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
私も菅野が自分の息子だったら褒めずにはいられません!
きっと感動しきりな気がします(o^ ^o)
CSは今村が初戦で、2戦目に菅野が投げそうですね。
2戦目のほうがプレッシャーは大きそうですもんね。
気負いすぎず、菅野らしいピッチングを見せてくれるといいなぁと思います。