首位を独走中の阪神との大事な大事な3連戦が始まりました。
今年の阪神は正直強いと思います。
大枚をはたいて獲得した助っ人外国人が活躍しドラフト1年目の選手たちがスタメンに名を連ね結果を出しているという、我々ジャイアンツファンには垂涎もののチーム状況ですから…。
しかも開幕から勝ちを重ね、選手だけでなく首脳陣も自信を持って采配できている点も非常に厄介。
昨日の中日戦でも機動力を活かした野球を貫き接戦を制していました。あれだけ木下に盗塁を刺されてたのに勝負所で仕掛けられるのは素直にすごいと思いました。
捕手出身の監督はやっぱり侮れない。
そんな首位阪神を相手に攻守の要坂本を欠いた状態で挑んだジャイアンツでしたが…
1戦目は1-2の惜敗。
悪い試合ではなかったんですけどね。負けは負けです。
先発は畠と青柳さん。
畠の投球内容は予想よりもずっと良かったです。
ストレートも走ってたし、何よりも低めのカットボールが素晴らしかった。
打者の手前でスッと落ちててかなり打ちにくそうでした。
内容自体は良かっただけに4回の2失点は本当に残念。
エースと呼ばれる”勝てる”投手たちは味方が点を取ってくれた次の回を大事にしている印象があります。
「勝ちはつかなかったけど良い投球だったね」で終わるのではなくて勝てる投手になってほしいですね。
辛抱強く投げましたね。4回だけちょっと、でしたが、2点で抑えましたからね。
さて、7回2失点でHQSを達成した畠を勝ち投手にできなかったのは当然攻撃陣の責任なわけですが…。
2回の若林の走塁や8回の代走増田からのナカジのバッティングなど、んー?と思うところはあったけど、一番気になったのは丸の状態。
打率こそ低いものの出塁率は.376あってOPSも.776と物凄く悪いわけじゃないけど、丸に対する期待値を考えるとやっぱりまだまだ物足りない状況が続いています。
今日は大得意の青柳さんからも打てず8回には代打を出されてしまいました。
最善の策というところですね。
今季は新型コロナで離脱という苦しいスタートだったので放っといてもここから調子を上げてきてくれるだろうとは思いますが、ストレートに差し込まれたり空振りするシーンが多いのが少し気になります。
今日は2打席目にトップを早めにつくってスクエア気味に構えスイングの動作を小さくする努力も見られました。めっちゃ体開いてたけど。
青柳さんの超早クイックに対応するためなのかと去年の試合を何試合か見てみましたが私が見た試合はクイック時でもフォームはそのままだったのでもしかしたら今日初めて試したのかもしれません。
丸といえば”ストレートに強い”というイメージの選手。
対ストレートのデータを見ると2017年は.356(16HR)、2018年は.335(21HR)、2019年は.376(13HR)と素晴らしい成績を残しています。
ただ、去年は.285(7HR)、今年は今のところ.269とストレートに強いとまではいえない成績です。
去年は骨折で出遅れて今年はコロナに苦しんだので以前と条件は違うし、年齢も32歳と衰えるにはまだ早いので気にしすぎだとは思うのですが少し心配。
早くいつもの頼りになる丸が帰ってきてくれればうれしいですね。
今日の試合の感想は以上です。
尚輝のバッティングが良い感じですね。
安定して試合に出られるようになると状態が上がってくるタイプなので間を空けず使ってあげてほしいです。繊細なので競争にさらされないほうが結果を出せそう。
明日の阪神の先発予定は左が苦手そうな伊藤将司なので尚輝を2番あたりに置いても面白いかもしれませんね。
こちらは当たりサンチェスでありますように。
コメント
首位攻防戦に相応しいナイスゲームでした。
Bランク争いをしているカープファンからすればですけど…。ジャイアンツファンにしてみれば観戦後に疲れの残るようなゲームでしたね。
丸に対する期待値の大きさは共感できます。
うちの鈴木誠也は打率 .301、ホームラン7本、打点16で、7番あたりの選手なら(勝負弱さを除けば)申し分ないのですが、カープの主軸としては今のところフラストレーションたまりまくりです。ヽ(`Д´#)ノヽ(`Д´#)ノヽ(`Д´#)ノ
玉幸さん、コメントありがとうございます。
鈴木は打率見たら3割超えで立派な数字なんですけどね。
得点圏にランナーがいない時ばっかり打ってるんですね(^^;)
鈴木のこの打率が得点圏に絡んできたらそれだけでカープはパッと順位を上げてきそうですけど…。
うちは今単純に調子のいい選手をどんどんスタメンで出していくってことができないみたいなのでまあ層が厚いというのもいろいろと考えものだなと思ったりしてます。