8月13日 対ヤクルト10回戦・東京ドーム
今日からお盆ですね。
午前中の間にお墓参りなどを済ませて午後はゆっくり。そして6時からは野球の時間!
先発はメルセデス。
前回は4回途中4失点で降板という残念な内容だったけど、基本的には試合をきちんとつくってくれる頼りになるピッチャーです。
しかし、この試合は初回から不安定な内容でした…。
3本のツーベースでいきなりの3失点。
ストレートは球速も出ていて球威もあるように見えたけど得意の制球力が影を潜めていた感じ?
それでも並みの投手に比べればコントロールできているほうなのに、きっちりとらえてくるヤクルト打線はやっぱり手強いと再確認しました。
初回以降も毎回ランナーを背負いながら点だけは与えずギリギリのところで踏ん張るメルセデス。
あと1点取られたらスパッと代えられそうだったけど最後のところで集中力を切らさずによく頑張ってくれたと思います。原監督はすぐ動きますからね。
6回先頭の西田に8球粘られて四球を出してしまったときは球数が100球を超えていたし球も浮き始めていたのでさすがに交代かと思いましたが、立ち上がった原監督はライトの守備をパーラから松原に代えただけで続投を選択。パーラが足をかばっていたようなのでそれも心配…
続投後メルセデスは最後の力を振り絞って高梨、坂口、山田を打ち取り降板。
山田に対しては0-3とやや逃げ腰の投球でしたが、そこから気合を入れ直したのか球威が戻り140キロ中盤のストレートを連発してましたね。
序盤打ち込まれたときはどうなることかと思ったけど、粘り強い投球で2回以降は0点に抑えたのはお見事でした。
次戦は勝ち投手になれるといいですね!
打つほうは、上位打線が高梨の伸びのあるストレートとフォークをなかなか攻略できずにいましたが、6番丸と7番中島はタイミングが合っていました。
1打席目は連続ヒットで2打席目は連続ホームラン!
両選手とも外甘のストレートをしっかりとらえたホームランでした。
丸は得意の逆方向に伸びる打球で、中島のはいう事なしの完璧な当たり。
丸は3、4打席目は三振に倒れてしまったけど中島は9回にサヨナラにつながるヒットを打って猛打賞の大活躍!
最終的にはサヨナラ打を打った亀井さんがヒーローになりましたが、過程を評価するなら中島を推すファンも多いかもしれませんね。
二人ともグッジョブでした。
そして9回裏…といきたいところですが、その前の8回表の大ピンチと9回のクリーンアップを完全に抑えてくれた中川の大活躍は無視できません。
8回を任された大竹も悪くはなかったけど早々に2つアウトを取ってから山崎に四球、坂口にヒットで1、2塁のピンチを招いてしまいました。
厳しいところを攻めてはいたけど山崎のところで少し神経質になりすぎた感がありましたね。
ここで9回に登板予定だった中川が出てきて宮本を4球で完璧に仕留めてくれました。
さらに回を跨いだ9回は手強い青木をまたしても凶悪なツーシームを中心にして完璧に抑え、村上に対しても速いボールで全く自分のスイングをさせず。
8回の宮本と9回の青木に対してのインコースのツーシーム攻めはえぐすぎましたね。
あそこにあの球威で投げ込まれたら絶対打てないのでは?
休養十分の中川の凄さに感動した8、9回でした。
ただ、少し気になったシーンが…
9回を抑えてベンチに戻った後にトレーナーさん?に「めっちゃ痛い」「ヤバイ」と言ってたんですよね…。
足かな?定かではないけど…
ケガをしていなければいいのですが…。
そしていよいよ9回裏。
先頭の中島が見事なヒットを打った瞬間にベンチから颯爽と飛び出す「足のスペシャリスト」増田!
大下が何回も牽制をしてくれるもんだから完全にタイミング合わせができ2球目にしっかり盗塁。120%モーションを盗んでいましたね。
週刊ベースボール8月10日号は走塁特集で、NPBの足自慢がたくさん取り上げられていたのですが、井端さんは「いま、プロ野球界で一番盗塁がうまい選手は誰?」という質問に山田と増田の名前を挙げていました。
相手ピッチャーのモーションを見る能力とハートの強さ(度胸の良さ)を併せ持っているんだとか。
加えて、盗塁を成功させることは当然として打席にいるバッターのために「早いカウントからスタートを切ること」が重要なんだそうです。
そのあたりの視点から見ても代走増田の仕事は完璧ですね!
増田の二盗でノーアウト2塁になり、サヨナラの確率は跳ね上がりました!
しかし早いカウントで走ってくれた増田に応えられず尚輝はセカンドフライ。最低限の仕事はしてほしかった…。
粘り強い打撃ができなくなって三振ばかりになった重信のように尚輝も長打の魅力に憑りつかれてなければいいですけど。
次の若林は尚輝にしてもらいたかった進塁打を打って2アウト3塁。
そしてここで代打亀井さん。
若林→亀井さんの用兵はさすが原監督といったところでしょうか。
亀井さんは起用に応え、代わったマクガフの初球を詰まりながらもセンター前に落としてサヨナラタイムリー!
カッコ良すぎる!
若林がランナーを3塁に進めてくれていたからこそのヒットでもありました。
高確率で初球を狙ってくるであろう亀井さんにストライクゾーンのストレートを投げてくれたバッテリーの選択はさておき、それをきっちりヒットにできる38歳亀井さんの凄さに脱帽です。
試合時間3秒で最高の仕事をしてくれた亀井さんのおかげで4-3のサヨナラ勝ち。
3点ビハインドから追いつき追い越した良い試合でしたね。
野手の調子も少しずつ上がってきたので次戦からの中日3連戦で前カードのリベンジといきましょう!
コメント
亀井はもう流石としか言いようがないです。なんといっても代打で初球をかなりの高確率で仕留める所が凄すぎる。代打での信頼度は巨人歴代No.1ではないですか?ここ3年代打では神がかってる。
今日の中川も凄かったですね。インコースツーシームには今までには無い凄みを感じました。それだけに「痛い、やばい」とか言ってるということは心配ですね。何の問題も無ければいいんですけどね。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
得点圏で亀井さんが出てくるとめちゃくちゃ期待しちゃいますよね!
頼もしすぎます(*^-^*)
中川も素晴らしいピッチングでした。
あれだけの投球をしてたので肩や肘は大丈夫だと思いますが…
かなり痛そうな表情をしてたので気になります。
亀井様々でしたね。
メルセデスは初回ダメでしたが、そのあとは粘って投げてくれました。
リリーフ陣もよく投げてくれました。
増田の盗塁が大きかったですね。
中島と丸にも一本出ましたし、チームとしてもいい感じです。
kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
亀井さんかっこよかったですね!
すごく感動しちゃいました(*^-^*)
中島はちょっと調子が落ちてきたな~と思っていたんですが、いつの間にかまた上げてきましたね!
おじさま方の奮闘のおかげで何とかなりました。感謝!