【プロ野球】DAZN(ダゾーン)を約5年使ってみた正直な感想

2018年に書いた本記事を2024年にDAZNのサービス内容変更に合わせて改訂しました。

私が『DAZN』を使い始めたのは、2018年にドコモショップで機種変更をしたときでした。

店員さんから「野球だけでなく様々なスポーツが見放題で、月額980円ですよ」と勧められ、「お、これはいいかも!」と思い、その場で加入することに。

テレビでは放送されない試合も見られるという点に魅力を感じたのを覚えています。

それから約5年。DAZNは国内スポーツ動画配信の最大手となり、私も野球を中心に、サッカーやモータースポーツなど様々なコンテンツを楽しんできました。

野球ファンから見たDAZN

豊富な野球コンテンツ

野球ファンの私にとって、DAZNの大きな魅力は何といっても豊富な野球コンテンツ。

2023年シーズンは、広島東洋カープを除く11球団の主催試合がライブ配信されました。

パ・リーグ6球団は全試合に加えてオープン戦の一部も。セ・リーグは広島以外の5球団の主催試合とオープン戦の一部が視聴可能です。

特に、ジャイアンツファンの私としては、DAZNでジャイアンツの主催試合をほとんど網羅できるのは本当にありがたい。

仕事で帰りが遅くなってもリアルタイムで見られないときは、見逃し配信を利用しています。

残念な点

一方で、MLBの配信がなくなったことやカープの主催試合と中日の一部主催試合が見られないのはすごく残念…。

ここは「スカパー!プロ野球セット」に軍配が上がりますね。

スカパー!でプロ野球全球団の試合を視聴|サービスの内容や加入方法
「スカパー!プロ野球セット」は、セ・パ12球団の全試合をテレビやネットで視聴できるプランでプロ野球以外にも多彩なジャンルの番組が見られます。この記事ではスカパー!の概要や加入方法、メリットなどを詳しく紹介しています。

やはり、12球団全試合の配信は実現してほしいところです。

また、プロ野球チームの主催試合以外にも、過去の名勝負やドキュメンタリー、選手のインタビューなど、野球コンテンツのさらなる充実を期待しています。

その他のスポーツを含めた現在のラインナップ➡DAZNラインナップ一覧|DAZN for docomo公式サイト

使い勝手の良さと課題

マルチデバイス対応と同時視聴

DAZNの大きな魅力の一つが、マルチデバイス対応。

私はスマホ、タブレット、PCに加えて、Amazon Fire TVを使ってテレビの大画面でも視聴しています。

愛用中のFireHDタブレット8と10

Fire TVのお陰で、ビールを飲みながらゴロゴロソファでDAZNを楽しむのが週末の楽しみに(笑)

また、最大5デバイスまで登録でき、同時に2つの試合が見られるのも嬉しいポイント。

ジャイアンツとホークスが同時刻で試合をしているときなんかは、この機能が重宝しています。

2台でダゾーンを見る

DAZNをテレビで見るための「Fire TV」の繋ぎ方や種類、タブレットでの見方などは以下の記事に詳しくまとめています↓

【DAZNプロ野球】テレビ・タブレットでの視聴方法やメリット・デメリット
『DAZN(ダゾーン)』はプロ野球を中心に多彩なスポーツコンテンツを見放題で楽しめる有料配信サービスです。この記事では、『DAZN』の概要や加入方法、視聴可能なコンテンツ、テレビやタブレットでの視聴方法、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。

CMと視聴体験

ただ、最近はCMが増えてきてがっかり…。

月額料金を払っているのに、CMを見せられるのはいただけません。せっかくの臨場感が損なわれてしまいます。

CMの時によくフリーズするのもイライラを倍増させます(怒)

【FireTV】DAZNをテレビで視聴中にフリーズしたら再起動を
スポーツ動画配信サービス「DAZN」のフリーズの原因と対策を紹介。広告や特定のシーンで画面が止まったら面倒ではありますが「再起動」をおすすめします。

また、リアルタイム配信の遅延や、たまに起こる画質の悪化など、視聴体験の改善も望まれるところ。

ネット環境の影響もあるでしょうが、ストレスなく観戦できるようになってほしいですね。

阪神戦DAZN遅延

ジャイアンツTVとDAZNの比較。阪神戦遅すぎ(呆)

相次ぐ値上げと現在の料金プラン

ここで、DAZNの料金プランの変遷を振り返っておきましょう。

私が加入した2018年当時は月額980円。

それが2023年2月には一気に3,700円に値上げされ、「DAZN for docomo」の古参ユーザーである私も2024年3月から月額3,000円に。一方、新規ユーザーは月額4,200円となっています。

サービスのクオリティは下がったのに値段は加入時と比べると3倍以上…。

これははっきり言って酷いと思います。

2024年時点の現在の主なプランと料金

そして2024年2月、「DAZN Standard」と「DAZN Baseball」という2つの新プランが登場。料金体系はこんな感じです。

  • DAZN Standardプラン
    ・月間プラン:4,200円(税込)
    ・年間プラン(一括払い):32,000円(税込)/月換算2,667円
    ・年間プラン(月々払い):3,200円(税込)
  • DAZN Baseballプラン
    ・年間プラン(月々払い):2,300円(税込)
  • DAZN for docomoプラン
    ・2022年4月17日までの契約者:3,000円(税込)
    ・2022年4月18日から2023年2月13日までの契約者:3,150円(税込)
    ・2023年2月14日以降の契約者:4,200円(税込)

野球だけ見るなら「DAZN Baseball」プランがお得そうですが、「年間契約のみ」というのが悩ましいところ。

シーズンオフが約半分を占めることを考えると、料金的にはあまりメリットを感じません…

【DAZNダゾーン】シーズンオフの間は退会か一時停止がおすすめ
プロ野球やJリーグ、欧州サッカーなどが見える有料スポーツ配信サービス『DAZN』の退会や一時停止の方法を詳しく紹介しています。シーズンオフ期間に視聴するスポーツがない場合は、料金を節約するために退会か一時停止を検討してみましょう。

これからのDAZNに期待すること

この5年間、DAZNには多くの変化がありました。

料金プランの改定だけでなく、配信コンテンツにも移り変わりが。MLBやUEFAチャンピオンズリーグが見られなくなったのは寂しい限りです。

野球&サッカーファンの私としては、これからのDAZNには何よりコンテンツのさらなる充実を期待したい。

野球は12球団全試合の配信はもちろん、NPB以外にもMLBやWBCなど、グローバルな野球の祭典も見られたら最高。

サッカーもUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグを見られるようにしてほしいです。

また、数合わせなのか女子サッカーやマイナースポーツなどの配信が増えていますが、個人的にはメジャーなスポーツイベントを押さえつつ、独自コンテンツでも差別化を図るのが賢明だと思います。

料金と視聴体験については、ユーザー目線に立った一層の改善を望みたい!

某インフルエンサーが「たった月500円の値上げで限界とか笑」と言っていましたが、値上げするならそれに見合うクオリティの向上は必須だと私は思います。

コンテンツを充実させてくれるなら多少の値上げは受け入れますが、現状は値段だけ上がってクオリティは下がっている感じなのでやっぱり不満の方が大きいですね…。

「スポーツの新しい本拠地」を標榜するDAZN。

その言葉通り、スポーツファンの期待に応える進化を続け、私たちの野球ライフ、スポーツライフをより豊かにしてほしいと願っています。

参考

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