当ブログはプロモーション広告を利用しています

【大竹寛引退登板】2021シーズン最終戦に敗れ3年ぶりの負け越し確定

10月24日 シーズン最終戦対ヤクルト25回戦・神宮 4-6で負け

昨日2021年シーズンの本拠地最終戦を終え、今日がシーズン最終戦になりました。

もう3位&クライマックスシリーズ進出は決まってるので消化試合のような形にはなるんですが、節目の成績やタイトルがかかっている選手もいるし、チームとしてもシーズン勝ち越しがかかった大事な試合だったんじゃないかと思います。

そして、2013年オフにジャイアンツにFA移籍し、先発・リリーフとして活躍した大竹寛投手の現役最後の試合になりました。



試合結果は、二桁勝利がかかった先発の戸郷が4回に6失点を喫し、そこから追い上げるも届かず4-6で負け…。

戸郷も3回まではノーヒットピッチングだったので、不運なヒットでペースが崩れたのは確かだろうけど、四球→死球→タイムリーで先制点を取られ、最後はピッチャーの原に打たれるようではいけませんね。

二桁勝つピッチャーの投球ではありませんでした。

フォークは間違いなく良い。セ・リーグどころかNPBでも5本の指に入る素晴らしいボールだと思います。

ですが、メインのボールであるストレートとスライダーは平均かそれ以下。

ストレートかスライダーのどちらかを平均以上まで高めるかコントロールを磨いて狙ったところにビシバシ投げ込めるようになれば毎年二桁勝てるピッチャーになるだろうし、それ以上に成長したなら日本を代表するエースになれるはず。

来季こそ目指せ二桁勝利ですね!

戸郷はセットポジションになってから、もろくもビッグイニングをつくられるというところを修正して、チームから信頼を得なきゃいけないですよね。
それまでは完璧なのに、セットポジションになったというところですね。やっぱり2ケタ投手というのは、簡単には生まれないということじゃないでしょうか。

 

打つほうは6回に好調を維持している丸がツーベースで出塁し、そこから連打でつないで最後は廣岡のスリーラン。

これで10月に入ってから3本目です。当たれば飛ぶ!

まだブンブン振ってるときもあるけど、リラックスして打席に入っているときは良い結果が出るようになってきましたね。

今のゆったりフォームを継続し結果を残し続けてもらいましょう。

連敗脱出ならずも廣岡はゆったりフォームで10月2本目!覚醒の可能性は?
先制に成功し主導権を握るも中盤に逆転。 その後なんとか追いついて4-4のドロー。 今日も連敗脱出はで...



大竹寛ちゃんが登板したのは8回。

大竹寛 引退試合

普段はニコニコしているのに、マウンドに上がったら表情が締まり一気に本気モードになるところが好きでした。キャッチャーのサインを前傾姿勢で確認する動作も。

最後の相手はリーグ優勝のために1敗もできないヤクルトの、さらに9割近いOPSを記録しているサンタナ。抑えるのは簡単ではありません。

しかし、こちらの心配をよそに大竹は完璧なコースに制球されたシュート5球であっさり仕留めました!

大竹寛 最後のシュートボール

最後の一球はこれまで何度も聞いてきたグシャッという心地よい音を響かせましたね。

とても引退する投手が投げたボールではありませんでした。

思い返せば、「シュート回転したストレート」と「狙って投げたシュート」の違いを私に教えてくれたのが大竹でした。

シュート回転したストレートは弱々しく右方向に曲がる感じだけど(右投手の場合)、ホンモノのシュートは右方向にさらに伸びていく感じ。

右の強打者の懐を深く抉り、詰まらせてゴロを量産するスタイルかっこよかったです。

大竹寛 最終登板後は笑顔

サンタナを打ち取りベンチに下がるときはいつもの満面の笑み。

9月10月と連敗に連敗を重ねていたチームに大竹がいれば、どんよりとした暗いムードも少しは明るくなったかもしれませんね。

そして試合終了後には外野で胴上げ。

大竹寛 胴上げ

ビジターなのに暖かく見守り拍手をしてくれたヤクルトファンの皆さんには感謝ですね。

寛ちゃん、20年間のプロ野球生活本当にお疲れ様でした。

寛ちゃんらしい、見事な全てシュート、伝家の宝刀でしたね。
いい舞台を我々もつくってあげたくて、投げられる状況じゃなかったかもしれないけど、全力で投げた姿というのは寛ちゃんらしいなと。
あのプレースタイルというのは私の記憶の中に非常に残る投手です。

現役引退の巨人大竹寛「明日からはもうラーメン食べて、スープ飲みきって」|日刊スポーツ

これにて2021年レギュラーシーズンは終了。

Aクラスはなんとか死守しましたが、61勝62敗20分けで2018年以来3年ぶりのシーズン負け越しが決まってしまいました。

相次ぐ補強の失敗や中4・中5ローテなど優勝できなかった理由はいろいろあると思います。ポストシーズンが終わって時間があればまたそのあたりについていろいろ書けたらなと。

とりあえず選手たちにはゆっくり休んでもらって、11月6日から始まるCSファーストステージで大爆発してもらいましょう。

目指せ「下克上日本一」!

大竹寛 サイン

コメント

  1. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    結局負け越しで終わってしまいましたか……戸郷も最後はいつものように崩れ出したら止まらない癖?を克服できないままで終わってしまいましたね。今年はどこまで成長してくれるかと期待してましたが、後半尻すぼみになったのは体力面がまだまだだったんでしょうね。高橋もそうだけど、もう少し体に厚みが欲しい。そう考えると中四日五日というのは無謀でしたね。まあでもそれもいい経験だと思って今後に生かしてほしいです。
    CSは勝てば儲けもんくらいの気持ちで期待しないで見たいと思います。と言いつつ2年連続日本シリーズ四連敗という恥じを払拭するには、ここからPS10連勝するくらいの奇跡を起こしてくれないとという淡い期待も持ってたりして、諦めの悪い巨人ファンです。

    • minami minami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      負け越しで終わるとは思ってなかったので非常に残念です。
      戸郷も高橋もまだ中5中4を平気でこなせるような感じではないでしょうね(;^ω^)
      今年は菅野が勝てなかった分、勝ち数が足りなかったかな…。
      そう思うとやっぱりまだまだ菅野頼みなんだな~と思いますね。
      だとしてももうあとは短期決戦だけなので、あきらめ悪くいきましょう!(^^)!

  2. 九州の六等星 より:

    minamiさん。こんにちは。CS第一戦はたいへん諦めの悪い良い戦いでしたね(^^)。去年までの日本シリーズの高い授業料から、たくさん勝つ流れのつかみ方を学んでいる気がします。流石、名将原監督、凡人にはイマイチ長所が掴めないのですが百戦錬磨、通算勝利数は伊達ではありませんね。今年はアレですが、ホークスではいつもの裏ワザなので、例え日本一の結果でもやっかみは物凄いのですが、なんと言われようとも勝てば官軍、東京ドーム死守、日本シリーズ連敗脱出の高い目標?に向けて、もう失うものはないのですから、勝てば勝つ程、どんどん大きくなる周りの雑音を気にせず、ひたむきに勝利に向かって頑張って頂ければ大満足です。頑張れジャイアンツ

    • minami minami より:

      九州の六等星さん、コメントありがとうございます。
      ホークスもせめてCSには出たかったですね(>_<) そうすれば短期決戦に強いチームですからまだどうなるかわからなかったかも。 工藤監督が退任するのも残念です…。 原監督は色々と言われることも多いけどやっぱり名将だと思います。 本領を発揮してまだまだ勝ち進んでほしいですね!

タイトルとURLをコピーしました