総力戦の果て…マツダでカープ相手に価値ある引き分け

巨人vs広島　18戦目　8/11

先発）Ｇ菅野　Ｃ大瀬良

 

5時間近い試合、引き分け…！

皆さんお疲れ様でした…。

 

両エースが投げ合った今日のゲーム。

前回の出来から菅野の調子を心配していましたが、今回はストレートに力が戻り制球もよくなっていましたね。

野間の死球アピールには菅野も険しい顔をしつつも、崩れずに頑張ってくれました。

ここ最近の菅野ならこんなことでも乱れるかと思ったけど、今日はいつも以上に時間を使って自分をコントロールしようとしていたような…。

死球が認められなかった後に投げ込んだ気迫のこもった球はナイスボールでしたね。

また、今日の球審は外が広かったのでそれを早めに利用した小林のリードも良かったと思います。

左打者にはスライダーを使ったバックドアが効果的に決まっていました。

同じようなところを取ったり取らなかったりで少々イライラもしましたが…。

それ以外にも、今日はイニング間やマウンド上でバッテリーがしっかり話し合って対策を決めていたようでした。

DAZNはＣＭが少ないのでイニング間の様子も見えておもしろいです(´V｀)♪

 

さらに小林は今日やたらとキャッチャーボックス内で左右にバタバタしてました。

外に構えたと思ったらすぐさま内に構え直し、さらに外に構えたりとせわしなく動いていましたね。

あまりにも打たれすぎってことでさすがにいろんな可能性を考えたんでしょうか。

途中からマスクを被った宇佐見も同じようにチョコチョコ動いてたので、カープ対策の一環としてチームで徹底してるのかな。

効果があったかどうかは知りませんが、何もしないよりはいいです。

何といってもカープ戦でのチーム防御率は5.75。

カープは対ジャイアンツのチーム打率.282だそうなので…　(；・∀・)ヒエー

 

それを考えると今日は先発の菅野も、宮國・アダメス・野上・澤村・池田のリリーフ陣もよくカープ打線を抑えてくれたと思います。

宇佐見だって8回から無失点リードで凌いだし！

ただ、12回のスリーバント失敗はほんとにひどかった…。

あそこで送れていたらもしかしたら勝てていたかもしれないだけに、残念すぎる(>_<)

 

そもそもあそこはバントするべき場面だったのか…。

現地では宇佐見、中井への連続バント指示にファンの怒号が飛び交っていたようですが…。

今回は非常に悩ましいケースだったんじゃないでしょうか。

 

ノーアウト1塁では、バントするよりもヒッティングのほうが得点期待値は高いというデータがありますが、それと同時に試合終盤で1点を取ろうとしたときには、バントをしたほうが得点確率が上がって勝利期待値も上がるというデータが出ているようです。

参考資料:日米野球比較｜丹羽政善-日本経済新聞

 

だけど今回のあの場面では宇佐見1割台、中井1割台、マルティネス1割台…

1割が三人並んでる状況じゃもうなにが正しいのか…。

宇佐見にバント指示を出したのは間違ってないと思います。

これは決められない宇佐見が悪い。

問題は中井にもバントさせたことだけど…

これはなんとも言えない…(>_<)

ただ、マルティネスで勝負は無いな。

 

1番起用も無いかな。

何を期待してるのか知らんけど今日6タコって…。

ちょっともうお腹いっぱいです。

 

まあ、一軍でこんな打率の代打をマシンガンのようにつぎ込むって状況自体異常だと思いますけどね…。

怪我人多いからしょうがない(ノ_<。)

昨日途中交代した長野さんも、今日は練習にも出てないみたいだし…　心配です。

 

この試合はそんなチーム状況でよく戦ったんじゃないでしょうか。

まだ首位争いしてるような状態だったらこの試合は実質負け同然ですが…

そうでもないですしね。

この戦力でノーノーを阻止して失点少なく、陽さんのおかげで9回2アウトから追いついて引き分けに持ち込めたってだけで勝ちに等しい収穫を得られたはず。…多分。

少なくとも、いい加減カープとの戦い方を見出してくれてたらいいな…。