日本シリーズが終わってから約2週間。野球のない毎日はやっぱり退屈ですね。
オフのニュースにも一通り目を通しているのですが、あまり明るい話題はなく…。
FAについても相変わらずいろいろ叩かれていますが、選手をむりやり引き抜こうとしているわけではなく選択権はあくまで選手側にありますからね。個人的には特に欲しい選手はいないけど。
昔と違って今は入団時に自分が入りたい球団に行けるわけではなく何年もかけてようやくチームを選べる権利を得たのだから、FA選手たちは「優勝したい」「もっと出場機会を得たい」「お金が欲しい」など、自分の希望に合う球団を選べばいいと思います。
選手側からすれば移籍するにしても残留するにしても年俸の基準額を上げてくれるジャイアンツはありがたい存在なんじゃないでしょうか。
個人的にはそういうチームも必要だと思います。
さて、湿っぽい話はここまで。
今日、ジャイアンツの来季以降のユニホーム(ユニフォーム)サプライヤーが日本の大手スポーツメーカーである「ミズノ(MIZUNO)」に決まったというニュースが報じられました!
契約期間は2年とのこと。
ジャイアンツのユニホーム契約は年10億円規模。ミズノは新型コロナウイルスの影響で4~9月期連結売上高が前年同期比22.5%減、営業損益は約9億の赤字というニュースを見たばかりなので少し心配ではありますが…。
巨人の来季ユニホームに胸番号が復活することが8日、分かった。
ミズノ社とオフィシャル・サプライヤー契約を結び、ユニホームの提供を受けることが判明。関係者によると、ミズノ社による来季ユニホームのデザインは、原点回帰であり“強さ”をイメージさせるものに仕上がったという。原監督が自身2度目の3連覇を成し遂げた14年シーズンを最後になくなっていた「胸番号」が、7年ぶりに復活する。胸の「GIANTS」の文字も一回り大きくなり、力強さを強調したものになる。軽量化も図った上で、選手のパフォーマンス向上をサポートする。
ちなみに選手個人としては、坂本、亀井さん、ナカジ、大竹、炭谷、菅野、田口くん、中川、大城がミズノとブランドアンバサダー契約を結んでいます。
振り返ると、2006年に初めてセ・リーグでユニホームサプライヤーが認められジャイアンツが契約したのはドイツのスポーツ用品メーカー「アディダス」でした。※2006年までは1975年から31年間にわたってデサント製を着用
アディダスは巨人との契約がNPB初参戦だったようです。
ジャイアンツライブストリーム(GLS)で2010年の試合を見てみると、ユニホームの胸にしっかりアディダスのロゴ。坂本が若くて細い!
アディダスのユニホームを身に着けて戦った9年間の成績は…
- 2006年…4位【65勝79敗2分】
- 2007年…1位【80勝63敗1分】
- 2008年…1位【84勝57敗3分】
- 2009年…1位【89勝46敗9分】※日本一
- 2010年…3位【79勝64敗1分】
- 2011年…3位【71勝62敗11分】
- 2012年…1位【86勝43敗15分】※日本一
- 2013年…1位【84勝53敗7分】
- 2014年…1位【82勝61敗1分】
リーグ優勝6回、日本一2回!素晴らしい成績ですね。この間の監督はずっと原監督でした。
そして、2014年のオフに年10億円規模(6年で60億?)という契約額でアメリカのスポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」と契約を結びました。
アンダーアーマーと契約を結んでからの6年は…
- 2015年…2位【75勝67敗1分】
- 2016年…2位【71勝69敗3分】
- 2017年…4位【72勝68敗3分】
- 2018年…3位【67勝71敗5分】
- 2019年…1位【77勝64敗2分】
- 2020年…1位【67勝45敗8分】
リーグ優勝2回。日本一は皆さんご存じの通りホークスの圧倒的な強さの前に手も足も出ずでした。
アディダス時代と比べると少し寂しい成績ですね。
ミズノユニになる2021年からは前ユニに負けないような立派な成績を残してほしいものです。
グラブやバット、スパイクにしても、こちらは国産の不細工な恰好のものしか持っていないのに、巨人の選手がバッターボックスに入るのをひょいとのぞいてみると、彼らはローリングスやルイヴィといった当時はめずらしかった舶来メーカー物を使ったり、身につけたりしていた。
巨人軍論|野村克也
個人的にもアディダス→アンダーアーマーと、ジャイアンツ=外国メーカーというイメージがあったので老舗国内メーカーのミズノというのはまだしっくりきません。
アンダーアーマーもかっこいいわけではないけど、12球団でジャイアンツだけというのは特別感があってよかったですね。(2020年時点でミズノはカープ、阪神、中日、日ハム、ロッテ、楽天)
まぁ、野球といえばミズノというイメージもあるので質の良いユニホームを提供してくれることでしょう。
2014年以来となる「胸番号」も復活するみたいです。
それから、今回ユニホームについていろいろ調べていくなかで初めて知ったのが「セ・リーグでは広告をつけられるのはホームゲームのみ」「ユニホームにつけられる広告は上下1点ずつ」ということ。
確かに右のホームユニにはアンダーアーマーのロゴがついてるけど、左のビジターユニにはついていません。(パ・リーグは全ての試合で広告OK)
他のチームのユニホームも見てみると、阪神はユニホームサプライヤーのロゴではなく、袖に上新電機の「Joshin」の広告が。
サッカーや独立リーグなどの全身アドセンスだらけのユニホームはあまり好きじゃないのでNPBは今後もこのスタイルでやっていけるよう頑張ってもらいたいですね。
以上、2021年からジャイアンツのユニホームサプライヤーがミズノに変わるということとどうでもいいユニホーム豆知識でした!
追記…12月11日に開催された「読売巨人軍2020シーズン感謝祭in国技館」にて新ユニフォームがお披露目されました!
ファンが購入できるレプリカユニホームは2月1日正午から「ジャイアンツオンラインストア」で販売開始。種類はホーム、ビジター、ピンクの3種類です。
まずは無地ユニフォームと原監督、坂本、菅野、丸、亀井さん、小林、大城、岡本の背番号入りユニホームが同日から先行販売され、その他の選手のユニホームは3月1日発売予定となっています。
→レプリカユニホーム・キャップ|ジャイアンツオンラインストア
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