12日の試合に負けたことで今季の優勝の可能性が消滅。
完全な消化試合の感想を書いてもなぁと思ったのでCSまでお休みするつもりでしたが、それからもジャイアンツは負け続け、今日の試合で8連敗&貯金0…。
ある意味節目なので久しぶりに感想を書いてみようと思います。
とはいえ、試合展開は最近のテンプレみたいな感じで特段珍しくもなく。
負けに慣れていない頃は、今日の試合は今季最悪じゃないのか!なんて思った時もありましたが、そういう試合を毎回見せられれば自然と慣れてくるものですね。
まさか”強さこそ正義”のジャイアンツファンをやっていて、こんなに長い期間酷い試合を見せられ続けるとは思いませんでした(笑)
まぁ相手の先発はリーグ最高レベルの左腕・髙橋遥人ということで最初から厳しいゲームになるのは分かっていましたが、こちらの先発の山口も久しぶりに良い投球を見せてくれたのでもしかしたらイケるかもと期待はしました。
山口は中5日で先発し、7回を投げて5安打8奪三振無失点。
三振もしっかり奪えたし、なにより四死球0というのが良かったですね。
10戦連続勝ちなしで7連敗中とチームに貢献できない試合が続いていたので相当な覚悟を持って試合に臨んだと思います。
今日は、本来のいいピッチングをしてくれましてね。
髙橋が強敵なのは十分すぎるほど分かってるけど、なんとか点を取ってあげてほしかった…。
7回まで投げた髙橋から打ったヒットは翔さんの1本だけですからね。スーパー貧打ですよ。
坂本、丸、岡本、ウィーラー、中田…名前だけ見たら本当に豪華な並びなのに。
9月頃から負けが込み始めリーグ最弱状態になってしまったジャイアンツ…最たる原因は中4・中5ローテだと思います。
一応試合を通して失点を抑えられていた試合も当然ありましたが、そんな試合でも勝てなかったのはやっぱり得点力不足。
特に中軸を担う選手が取るべきところで取ってくれなかったのが響きました。
特に岡本さんは5~8月くらいまではリーグ最強クラスに打っていてとても頼りになる存在だったのに、9月は打率.242、OPS.754と一気に下降し、10月に至っては打率.154でOPS.471…。下位打線を打たせるのも厳しいくらいの成績になってしまいました…。
もちろんシーズン中盤は岡本さんのおかげで首位を争える位置にいたのは確かで、殊勲打ランキングでも5位に入っているのは素晴らしいけど、今の攻守で貢献できていない姿はジャイアンツの4番としてどうなのかと思います。
岡本さんが打ってくれていれば間違いなくジャイアンツは今の情けない状態にはなっていなかったでしょう。
良い意味でも悪い意味でも岡本さんの成績がチームの成績を左右するようになったということですね。
シーズン終了まであと数試合しかないけど、CSで爆発するためにもなんとか復調のきっかけを掴んでほしいものです。
今日の試合はヒット1本で負けちゃったので打撃に関しては全員良いとこなしではありましたが、おぉっと思ったのが小林の打撃内容です。
1打席目は10球粘って最後は見逃し三振で2打席目は6球目のインローのカットボールに手を出して空振り三振。
結果的には2打席2三振といつもどおりでしたが、内容は以前より格段に良くなっていた気がしました。
いつもは甘いボールを簡単に見逃し難しいボールに手を出して追い込まれ次の1、2球で弱々しく空振り三振という感じでしたが、今日はピクッとしながらも低めの難しいボールをある程度見極めていたし、振ると決めたボールは力強くスイングしていたように見えました。
相手が髙橋ということもあって結果は出ず、打率も未知の領域へ突入していますが、今日のようなバッティングができればそろそろヒットも出るんじゃないかと。
守りの面では8回まで0点で抑える100点に近い内容だったのであとは本当に打撃だけ。
出場機会は限られているけど、1打席も無駄にせず来年につながるなにかを掴んでほしいと思います。
結局この試合は最終回にビエイラが打たれて3失点を喫し0-3の完封負けでした。
中野と近本の連打で大ピンチを迎えてからなんとか2アウトまでこぎつけたけど板山に3球目のスライダーを打たれて痛恨の2失点。
早々に0-2と追い込んでから真ん中付近のスライダーを完璧に捉えられてのフェン直二塁打。
遊び球も十分使えたし3球勝負するならもっと厳しいコースに投げるべきでしたね。
ビエイラにとっても岸田にとっても良い勉強になったと思います。
0点で抑えるのは当たり前ではないというのがよく分かった場面でした。
さぁ、明日からは首位のヤクルト戦。
わが軍は今のところヤクルトにも阪神にも忖度しないように平等に負け続けていますが、そろそろカープさんの足跡が近づいてきたのでAクラス死守のためにも勝たないとヤバイですよ…。
原監督もジャイアンツファンには申し訳ないと言いつつ、貯金0になったことについては「あぁそうですか。そういうことはね、どうぞどうぞ。僕らは、もう、そういうことはね。どうぞどうぞ」とちょっと投げやり気味?
目の前の勝利を目指すのかCSに向けてしっかり準備するのか、今のところどっちもつかずのように見えるので、首脳陣と選手たちで一度しっかり話し合って気合を入れ直す必要があるんじゃないでしょうか。
何とか、うーん。言葉がなかなか出てこないですね。本当にジャイアンツファンに申し訳ないと、まだまだできるチームだと思います。何とかしなきゃいけませんね。
コメント
「今日も負け明日も負け明後日も負けきっと負け」と歌いたくなるくらいの歴史的大失速ですね。これ程の大失速は第二次原政権の一年目にもありましたが、今回はシーズン終盤にきてだけに堪えます。歴史的といえば、日本シリーズ2年連続四連敗という多分今後破られることのない負の記録を作ってますが、今回の大失速と合わせ、なんか信じられないことが起こりすぎる。
これでまた来年に向けて大補強を繰り返すと思うんですけど、いい加減そんなチーム作りを転換して欲しいんですよね。また他チームの外国人選手をかっさらってきたり、FAで大物を入団させても、正直ワクワクしない。それで勝っても心底喜べないし、若手の成長は阻害されるし、なのに負け続けたんじゃ試合を見る気もしなくなる。ある報道では中日のビシエド採りに動くなんて書いてありましたが、真偽は別にして、それでファンにアピールできますか?また失敗繰り返すんですか?活躍できる外国人連れてこれない無能さを認めるんですねと言いたいです(実際ここまで大金使って使えない外国人ばかり連れてくるのは巨人くらいでしょう)。
とにかくファンがワクワクする、心底応援したくなるチーム作りをしてほしいです。
9月に入ったときは首位ジャイアンツの影も形も見えていなかったカープですが、時既に遅しとは言え背中が見えてきました。
現実的にカープのCS出場確率は1%くらいですが、完全消化試合になっていないこととタイトル争いが試合観戦のモチベーションとなっています。
仮に16日(土)東京ドームのジャイアンツ最終戦で勝利したとしても、その後の阪神・ヤクルト戦での連敗で終戦かな。
玉幸さん、コメントありがとうございます。
冗談抜きで3位と4位が入れ替わりそうになってきましたね!
ジャイアンツはもうほんとにどうやって勝ってたのかわからない…(;・∀・)
貧打から抜けだした途端に投壊とかドツボにはまりそうです。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
いや~、勝てませんね~(>_<) 勝つのってこんなに難しかったですかね!? 投手陣がなんとか踏ん張ってる間は打撃陣が不調で、ようやく点が取れるようになってきたら投手陣が限界に…。 噛み合いませんね。 今年は外国人の補強もことごとく失敗してるし何だかスッキリ楽しめないシーズンでした。 ビシエドはう~ん…(^^;)また他球団ファンからいろいろ言われるのもイヤだし自前で見つけてきたいですよね。