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打撃陣はベストを尽くすも桜井とビエイラが踏ん張れず痛恨の引き分け…

9月24日 対阪神20回戦・東京ドーム 6-6の引き分け

9月に入ってから勝てない日々が続いていたジャイアンツですが、カープとの2戦目から投打が噛み合い以前の強さが戻ってきたように感じています。

この調子なら阪神に勝ち越すことも十分期待できると思いながらの観戦スタートでした。

結果は6-6の引き分け。

序盤からたくさんのことが起き、良い意味でも悪い意味でもドキドキするある意味面白い試合ではあったのですが…

ここに来ての引き分けは絶好調で首位をキープしているヤクルトに対して大きな援護になってしまいました。



先発はメルセデスと西くん。

メルセデスは前回小林と組んで4回5失点でノックアウト状態。そのときはバッテリーの相性の問題も大きかったのかも思いましたが、今日の試合を見るとバッテリー云々ではなく本人の調子が良くないのかな。

球威がないわけではないけど自慢のコントロールが影を潜め、それに加えてこの試合にかける”気持ち”のようなものをあまり感じませんでしたね。雑な投球というか。

3回を投げ切っての降板は早いようにも思いましたが、良くなる気配もあまり感じなかったのでしかたない。

先発陣のなかではずっと安定感のある投球をしていて頼りにしていたんですけどね…。残念です。

 

序盤で3点のビハインド。

正直厳しい試合展開になってしまいましたが、幸運なことに現在打撃陣は絶好調。

代打の八百板が先頭で出塁したことが良い流れをつくれたのか、松原(四球)坂本(左安)→岡本(中本)→亀井(右線2)→丸(右本)という怒涛の攻撃で難敵西くんから一挙5得点!

岡本さんは4番の仕事をしたし丸にも待望の一本が生まれ、4回にも尚輝のツーベースから坂本神のタイムリーで1点追加。試合の流れは完全にジャイアンツに傾いたかに見えました。

 

しかし、4回を無失点で抑えた桜井が回を跨ぎ、ランナーを一人置いた状態でマルテにツーランホームランを被弾…。

この2点が本当に痛かった。痛すぎた!

4回も三者凡退に抑えたものの内容自体は良くなかったように見えました。だから5回は別の投手に交代することを期待していたけど首脳陣は長いイニングを投げてほしかったんでしょうね。

それにしたって3球続けてストレートはないんじゃないか…。

分かっていても打たれないようなストレートを投げられるなら話は別ですが、桜井のストレートは被打率3割超えてるし。

前の回からカーブだけは良かったのになぜ使わないのかと。ビヨーンって感じの変な変化をするチェンジアップでも良かったのに。

内角要求に対して真ん中やや低めに失投してしまった桜井が悪いのは間違いないけど、大城ももう少しあそびのある配球をしてほしいですね。

構えたところに投げ切れたら抑えられたかもしれないけど投げ切れずに痛打という場面をこれまで何度も見ました。

ブロッキングや送球なんかは本当に上手になったので後はその部分を向上させられればもっと頼りになるキャッチャーになるはず。

 

この2点でリードはわずか1点。

6、7回を担当した畠は相変わらずの好投。ストレートの威力が凄まじかったですね。

8回に登板した中川も球の質は抜群。

コントロールは乱れていましたが、斜め下に折れるように曲がるスライダーや球威のあるツーシームはまず打てない。カウントを悪くしても安心して見ていられました。

そして9回は守護神ビエイラが登場。

9月5日を最後にかなり長い間一軍のマウンドには上がっていませんでした。

結果的に1点を取られて追いつかれてしまったし、コントロール、ストレートの球威、スライダーのキレともに良くはなかったので調整不足感は否めませんでしたね。

絶対に負けられない試合の1点リードの状態で久しぶりの一軍登板はなかなかハード。カープ3連戦の2戦目に一度投げさせてあげればよかったのに…。

ストレートが全く制球できず5球連続ボール。6球目のスライダーがなんとかストライクゾーンに入ったら次もスライダーを投げたくなっちゃいますよね。

多分サンズも分かってただろうから真ん中低めに甘く入ったスライダーは打たれるべくして打たれたボールだったと思います。よくフェン直で済んだし2塁で止まってくれてありがとう。

この後2点目を取られなかったところにはビエイラの守護神としての意地を感じました。よく頑張った!



そしてサヨナラを狙う9回裏。

スアレスから坂本がツーベース、岡本さんがヒットで千載一遇のチャンスをつくるも丸と翔さんがランナーを返せず引き分けでゲームセット。

今日の亀井さんは当たってたし最低限の仕事をするにはうってつけのバッターだと思ったんだけど若林を走らせちゃいましたね。まぁゲッツーは一番怖いんでしかたないけど1点取れればサヨナラ、難しい判断だったと思います。

最大のチャンスはやっぱり丸のゴロ。

あれを取りますか…。中野の守備範囲の広さと勝負所での集中力にやられました。彼は今回だけじゃなく大事なところでスーパーファインプレーを何度かしてますからね。悔しいけど敵ながらあっぱれでした。

増田は去年のような積極性が見られなくなっちゃいましたね…。

以前は五分五分なら勝負って感じだったけど今年は七三とか八二でも躊躇している気がします。

分がある場合にアグレッシブにいった結果、ダメだったとしても全然問題ないと思うんですけどね。もちろん暴勇はダメだけど。

以前のように自分の力を信じて強気な攻めの走塁を見せてもらいたいものです。

 

もっといろいろ書きたいことはあるけど長くなってしまったのでこの辺で。

勝てた試合だし勝たなきゃいけない試合でした。

ただ、原監督自らバッテリーを鼓舞したり、ファウルフライをとろうと客席に亀井さんがダイブしたりと「この試合絶対に勝つ!」というチーム全体の意思を強く感じたのでまだまだ諦めるには早い。

チームの状態としては悪くありません。

そして2戦目の先発は菅野。こういうときにチームを勝利に導く投球をするのがエース。菅野はやってくれると思います!

コメント

  1. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    痛い‼痛すぎる引き分けですね。あわよくば巨人の三連勝もあるんじゃないかと思ってただけに痛すぎます。なんか三連敗したくらいのダメージです。
    桜井なんて何回同じ失敗すれば気がすむんでしょうか?大城があのカウントでインコース構えた時点で嫌な予感しかしなかった。ファンが見ててそう思うくらい似たような失敗繰り返してるのに、当事者の捕手が忘れてるわけないと思うんですけどね。打たれた瞬間「ああやっぱりね」と思わせるリードってなんなんですかね?
    嫌な予感といえばビエイラもそうでしたね。ほんと、広島戦で一度投げさせとけば防げたかもしれないのに。コントロールに不安がある投手というのは見てて本当に怖い。スアレスなんてコントロールに自信あるから平気で満塁策とれるし、丸も追い込まれたくないので早いカウントから難しいコースでも手を出してしまう。ある意味中野の超ファインプレーも必然だったのかもしれませんね。
    その他にも「何やってんだか」というプレーや采配が多すぎて、最近は試合見ててもストレス溜まるので見てるのが辛くなってきました。

    • minami minami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      嫌な予感が的中しましたね~。
      大城はインハイで打者の上体を起こしてからカーブを使いたかったのかもしれないですけどインハイってどんな投手でもほんとに難しいですよね(;´・ω・)
      あの失点はほんとに痛かった…。
      ビエイラも復帰登板がいきなりあれではちょっときついと思います。
      ただ単に負けたという結果よりやってること、過程にストレスを感じてしまいますね(>_<)

  2. 玉幸 より:

    増田が塁上にいるときのとてつもなく嫌な感じが今シーズンは随分と和らいだなと感じていました。でもそれは自分がカープファンだからで、ジャイアンツファンからの増田の走塁に関してのコメントを散見していたわけでもなかったので、カープファンだから意識しすぎたか気のせいかと思っていたのですが、やはり大人しくなっていたのですね。
    1ヶ月くらい前にふと増田の盗塁のことでコメントしようと思ったのですが、あまりにも唐突な感じのコメントになってしまったのて消去してしまいました。送っとけば良かったかな。

    • minami minami より:

      玉幸さん、コメントありがとうございます。
      増田はケガもあってそこからパッとしません…。
      スタートが悪いことも多くてちょっとイップス気味なのか?なんて心配になります。
      でもさすが玉幸さんはばっちりチェックされてたんですね(@_@)
      コメント楽しみなので唐突なのでも遠慮なく送ってくださいね~!(^^)

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