今季のジャイアンツ戦はほぼ全試合見てきましたが、この試合は優勝を争うライバルとの直接対決であることや時期を加味すればシーズンワーストともいえる残念なゲームだったと思います…。
3-7という点差以上にドッと疲れる試合でした。
中盤までは本当に良かった。
5番に抜擢した亀井さんが難敵西くん相手に先制点の起点&貴重な追加点となるタイムリースリーベースを打ち、松原もチャンスで2点タリムリースリーベースの大活躍!
(亀井は)ね!このところ非常に存在感を見せてくれていますね。
投げては先発の戸郷が5回まで阪神打線にヒットすら打たせない完璧な投球を披露。
選手起用・試合進行ともほぼ完璧だったんじゃないでしょうか。
しかし、6回に戸郷が大山と糸井に連打を食らい1点を返され、7回は戸郷→高梨→鍵谷→大江の継投空しく大量5失点の炎上劇…。
6回の時点で戸郷の投球に少し悪い変化が出ていたのでここで代えても良かったのではと思いましたが…
まあ7回にマルテにツーベースを打たれてからか、さらにロハスまで投げさせるのも一応理解できないこともない。
でも、ロハスに四球を出した時点で代えなかったのは全く理解できません。
結局、糸原に打たれ大山に同点打を打たれてようやく交代…。二手くらい遅くないですか!
その後は同点に追いついて勢いに乗る阪神打線を抑えきれず(鍵谷はナイスピッチ)、最後は大江が中野に走者一掃の3点タイムリースリーベースを打たれ万事休す。
フルカウントで大江がインコースの完全なボール球を投げた瞬間、「押し出しだ…」と絶望→中野が振ってくれて助かった→ボールが伸びてあわやホームランという走者一掃打→絶望、と感情が目まぐるしく動いたプレーでした。
よくもまああんなボールを…。
首脳陣の期待に応えられなかった戸郷やリリーフ陣が悪くなかったとは言いませんが、この試合の敗因は間違いなくベンチワーク。
完全にこちらのペースで試合を進めていた中盤までは阪神ベンチの士気は低めだったのに、7回の逆転劇で一気にお祭りムードになってしまいました。
この勢いは2戦目3戦目に影響すると思います。
ビエイラは連投でベンチ外だったけどヤクルト3連戦で菅野と山口が長いイニングを投げ切ってくれたおかげでフレッシュなリリーフ陣がいたというのになぜこんな選択をしてしまったのか。
この大事な時期に、シーズン中盤のときのような「戸郷の成長を促す」なんてことはさすがにないと思いたい…。
6月の日ハム戦を思い出す残念な継投でした。
(終盤で崩れた戸郷は)あそこ(7回)は投げ切ってほしかったですね、何とかね。
やはりセットポジションからが、なかなかですね。まだまだ上積みしないといけないところがあるでしょうね。
2戦目は難敵ガンケルが登板予定。
こちらも阪神を得意としている勝ち頭高橋が登板予定なのでそう簡単には打たれないと思いますが難しい試合になりそう。
原監督やコーチたちには勝利につながる采配を期待したいと思います。
コメント
たった一球のミスが局面をガラリと変えてしまう、野球の怖さを教えてくれるようなゲームになりました。6回の大山を1ー2と追い込んでの甘い一球を投げて打たれた初ヒット。この一球が甲子園球場を盛り上げさせてしまって、独特な雰囲気に呑み込まれていったようなゲームになりましたね。
前日もビエイラが9回先頭を0ー2と追い込みながら、○○正直に甘いストレート投げて打たれて結果勝ち越されるということがあったばかりなので、油断したわけではないでしょうけど、勿体無いなという気がします。
試合後半に崩れだしたら止まらないというのが戸郷の特徴だけに、早め交代でも良かったと思うけど、成長させたいという気持ちもわかるだけに難しいとこですね。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
阪神はここのところ調子が悪そうだったので正直あんまり心配してなかったんですが
なかなかストレスのたまる展開になりましたね(>_<) 戸郷の交代のタイミングは本当によくわからなかったです。 シーズン序盤ならまだしも…。それだけ戸郷に期待してるってことですかね。