7月15日 対広島5回戦・マツダ
何点リードしててもちっとも勝てる気がしない、それがマツダでのカープ戦のイメージでした。
しかし、今カードは1戦目が9-2、そしてこの2戦目は12-1でともに完勝!!
これまでとはいろいろ違ってきたのかもしれませんね。
先発はジャイアンツが戸郷翔征、カープがK.ジョンソン。
前回6月23日と同じマッチアップになりました。
戸郷は前回同様、球威のあるストレートを見せながらフォークやスライダー、カーブを交えてカープ打線を翻弄。
3番の西川にはちょっと投げにくそうだったけど、5回の裏に田中にスリーベースを打たれるまでなんとノーヒット!
しっかり低めに制球されていたのでボールがなかなか外野まで飛ばず、ゴロの山を築くスタイルでしたね。
最終的には6回103球を投げて2安打4奪三振無失点。
途中慎重に攻めすぎて球数が嵩んでしまわなければあと1イニングくらいはいけたかも。
戸郷はこれで2試合連続カープ打線をきっちり抑えて3勝目!
もう「カープキラー」を名乗ってもいいのではないでしょうか!気が早いかな?
しかも高卒2年目以内で先発ローテーション入りし、開幕3戦3勝を挙げたのは球団史上初の快挙なんだとか。
巨人戸郷翔征投手
高卒2年目までに開幕ローテ入りして開幕から3戦3勝
20歳が球団史上初の快挙達成
(撮影・橋口真) pic.twitter.com/yQniZnWhYf— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) July 15, 2020
シーズン開幕ギリギリまで上手く調整できていなかったように見えましたが、DeNAとの練習試合1戦目でこれまで開き気味だったフォームが改善されてからは毎試合良くなっている気がします。
もちろん炭谷のリードも抜群なんだけど、この若さで結構首を振ってますからね(笑)
インタビューでの受け答えなんかもそうだけど、彼には大物感があるんです。
聖心ウルスラの石田敏英前監督も「投手は真面目なだけでは怖くない。その点で戸郷は遊び心がある。いい意味での不真面目さっていうのかな」と評していました。
言い得て妙。
ちなみに戸郷のモットーは「楽しむこと」らしいです。
今年の目標はもちろん「新人王」。
「狙えるものは狙いたい」とインタビューで答えていたので、有言実行での新人王獲得を期待しています!
ナイスピッチング!
そして打線の方はというと…
12点もとっちゃったんで誰がというのも難しい話なんですけど。
まずは1番セカンドで出場した北村。
プロ初安打が出てからずっと好調を維持してますね。
この試合でも重要な得点につながる起点になってくれました。
岡本さんの先制タイムリーにつながる初回の右安打、3回の中島のタイムリーにつながる中安打、そして5回の四球…全部大事なところでの出塁です。
完璧な1番打者の仕事ですね。
若林や尚輝、そして増田といったライバルたちも途中出場で結果を残しているので今後もレギュラー争いは熾烈ですが、憧れの坂本と1、2番を組めるように頑張ってほしいです!
そして丸に代わって3番で出場したウィーラーにも待望のホームランが!
やや低めのボールだったように見えましたが、自慢のパワーで左中間にもっていきましたね。
出番も限られているので状態を上げるのも難しかったと思うけど、この試合ではツーランにタイムリー、四球も選んで4打点の大暴れ!こういうのが見たかったんですよ。
ホームラン後はめちゃくちゃテンション上がってたし、次戦からも期待できそうですね!
移籍後初ホームラン、おめでとう!
さらにウィーラーのタイムリーの後はどさくさに紛れて閣下が弾道4のきれいなホームランを打ったり、見所がたくさんあった楽しい試合でした。
それにしても、前の試合に引き続きカープはちょっと”らしく”ないというか、以前のような緻密な野球ではなくなんとなく大味な野球になった気がしますね。
緒方監督から佐々岡監督になったことが影響してるのかな。
ジョンソンも石原と組んでいたときのような老獪さを感じませんでした。
カープは曾澤に加えて坂倉も打撃絶好調だし、下には中村もいるしでさすがに石原の出番がなくなってきたのかもしれないけど、精神安定剤のような存在がいなくなったジョンソンにとっては苦しいシーズンになっていますね…。
まぁ相手チームを心配している余裕は全然ないので、次の試合でもしっかり勝ってマツダで3タテ目指しちゃいましょう!
メルセデス、頼みます!
コメント
ジョンソンはキャッチャーもそうですけど、チェンジアップは抜けてるし、全体的に球に力が無い気がしますね。それにしてもまさか12点も取るとは思いませんでした。戸郷はかなり変化球が多かったですね。正直開幕ローテはまだ早いと思ってたんですけど、成績を見れば実質菅野とのWエースですからね。将来的には則本みたいなエース級に成長してくれるんでしょうか。打つ方はウィーラーはずっと内容が悪くはなかったのでしばらく使ってみてもいいかもしれないですね。
Fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
ジョンソンは雨が降ってたから集中しづらかったのもあるのかな。
まあ今ちょっと不調なのかもしれないですね。
戸郷は想像以上の活躍で驚いてます。
いきなり3勝するとは…。これからが本当に楽しみですね!
でもあのフォームなので怪我にだけはくれぐれも気を付けてもらいたいです(;・∀・)
戸郷のピッチングを見てると楽しくなってくる。ストレートでも変化球でも簡単にストライクをとれるし、テンポがいいので見ていてイライラすることがない。それが野手にも良い影響を与えたのか、打線爆発に繋がったんでしょうね。
それでもさすが広島打線です。簡単に打ち取られることもなく、6回までに百球投げさせて降板させたのはさすがです。メルセデスがその粘りに耐えられるのか?我慢して粘っこく投げて欲しいなと思います。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
のびのび投げてる戸郷の姿が野手の攻撃リズムもよくしたのかもしれないですね(^^)
メルセデスもそうだけど、テンポよく投げてくれると見ているほうも快適です。
今回は間隔が空いてたけどこれから試合が詰まってきたときにもスタミナをもたせられるよう頑張ってもらいたいですね!
minamiさんこんにちは♪
ホークスも今日は終盤の猛攻で圧倒していましたね。和田もナイスピッチで流石ベテランだなと思いますね。上林のホームラン、軽ーく打っているように見えるのに入るから不思議だなあ…。
朱輝さん、コメントありがとうございます。
ベテランが頑張ってる姿を見るとホントに心の底から応援したい気持ちになりますよね。
上様のホームランはギータとはまたちょっと違った不思議さがあります。
いつもサラッと涼しい顔で打ってくれるのは頼もしいですね(^^)
戸郷良かったですね!
未来のエースになりそうです!
ウィーラーにも1発が出ました。
これからもどんどん打ってほしい!
今年は広島を克服出来るかも!
kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
戸郷もウィーラーもこれまでのカープ戦のトラウマがない人達ですからね!
先入観が無いからそれがよかったのかも(^^)
今年は勝ち越したいですね!
カープファンにとってもはや精神修行か罰ゲームかと感じながら試合を観戦。完敗です。
今シーズンのジョンソンの投球精度が今ひとつなのは確か。原因が捕手にあるのか調整不足なのか衰えにあるのかは分かりませんが、左のエースが復調しない限りAクラス浮上は難しいでしょう。
石井琢朗コーチが浸透させていた何かしらプラスになるアウトのなりかた・意味のあるアウト。これがカープの強さでありいやらしさだった訳ですが、昨シーズンからこの辺りが機能しなくなったと実感しています。
相手投手に球数を放らせていた丸は移籍し田中は8番になったことから1・2番がどうしても淡白に感じてしまいます。ピレラ、菊池、西川という並びは彼らのコンディションが上がったとき脅威に感じることはあるでしょうがいやらしさには繋がらないと思っています。
田中広輔は昔は淡白な打者でしたが1番打者の役割を考え、出塁率向上を意識することにより変貌を遂げましたがピレラはどうだろうなぁ。
玉幸さん、コメントありがとうございます。
精神修行か罰ゲーム…(^▽^;)
それはここ数年のカープ戦でのジャイアンツファンと同じ心境ですね(;^_^A
石井琢朗コーチはホントに偉大な指導者だと今ジャイアンツの選手たちも実感していると思います。
確かにカープにはどんな悪い状況からでもプラスにしていく勢いと強さがありましたよね。
それが言いようもない謎の怖さでもあるんですが、なるほど意味のあるアウトという考え方からそういった流れが生まれるんですね。
あと、田中はやっぱり1番にいる方が怖い気がします。