カープとの3連戦を1勝1敗1分けとしたジャイアンツ、次は神宮でのヤクルト3連戦です。
1、2戦目は家でゆっくり見られず、出先でのDAZNスマホ視聴で細かいところは分からなかったので感想は簡単に一つにまとめました。
6月26日 対ヤクルト1回戦・神宮
まずは初戦。
菅野が投げ合う相手は昨年4勝1敗と巨人を得意にしているベテラン石川。
菅野はプロ入り後公式戦10試合で1勝6敗防御率5.76と、神宮を苦手にしているようなので一抹の不安はありました。
5回まではまだよかったんですが、投げにくそうにしているというか思ったように攻められている感がなく…。
ストレートとコントロールがイマイチで、最終的にはキレのある変化球をアバウトに投げたらなんとか打ちとれた的な?
自分でもそれが分かっていたのかストレスを感じながら投げていたように見えましたね。
そして6回、強力ヤクルト打線につかまり一挙5失点の炎上…。
出塁率の高い坂口と青木、今年は長打狙いなのか当たれば大きい山田、そして昨季新人王の村上は打率も残せて長打も打てる万能型の4番タイプに成長。
ヤクルトはジャイアンツに匹敵する攻撃力を持っているチームだと思います。
特に村上は左投手だろうが体が全く開かずに常に自分のスイングができているのが凄い、というより異常。まだ20歳ですよね…。
なんかサード守備も無難にこなせるようになってるし、今季どのくらいの成績を残せるのか他球団ファンながら注目したいと思います。お願いだからジャイアンツ戦以外で活躍して。
この5失点で1-5…。1点は陽さんの一発です。
前日の試合に引き続き流れの悪さを感じたので、今日は勝てないだろうなぁと少し諦めムードでしたが…
ここから7、8回で3点を取返し、まさかの1点差。
そして最終回、8回に石山を引きずり出せたのが大きかったですね。回跨ぎで明らかに状態が落ちていました。
開幕戦以降あまり打てていなかった尚輝がこの日2本目のヒットを打ち、代打で打席に立った重信が変化球(スライダー?)を上手く打って逆転ツーランホームラン!
軽くすくっただけのように見えましたが、当たったポイントが良かったのかかなり飛びましたね。
ネクストで、絶対自分が決めてやると集中力マックスだった坂本もまさかの展開にこの仕草&表情!
なんであんなに飛ぶんやろ?とでも思っていたのかな(笑)
結果、この1点を守り抜きジャイアンツは3カード連続で初戦を取ることに成功しました。
最高の仕事をした重信が文句なしの勲功第一ですね。
ナイスバッティング!
菅野の防御率が上がってしまったのは残念ですが、まずは劇的な勝利を喜びたいと思います。
6月27日 対ヤクルト2回戦・神宮
そして2戦目。
このまま一気に勝ち越しを決めてほしかったのですが、まさかあんな地獄が待っていようとは…
先発は田口くんとライアン。
初回の田口くんの状態は正直良くはなかった、というよりかなり悪かったと思います。
いきなりの4連打で2失点。
けれども、甘い球でもヤクルトの下位打線が打ち損じてくれたことで追加点は与えませんでした。
ここで踏ん張れたのが大きかったのか、徐々に球が走り始め、投球内容も尻上がりに良化。
そして2点ビハインドの6回ついにライアンをとらえ、打撃好調の田口くん自らタイムリーを打つなど一挙4得点で逆転!
覚醒状態なのか、もはやこれが標準なのか分からないくらい当たっている岡本さまの一撃から怒涛の攻撃が始まりましたね。やっぱり野球は流れのスポーツだ!
これで、7回は投球内容も良くなり自援護で気分を良くしている田口くんにしっかり抑えてもらい、8、9回は中川→デラロサで今日も勝ちだなと高を括っていたのに…
あれ、高木?なぜ?
一瞬田口くんがケガでもしたのかと心配しましたが、ベンチで普通にしているし頭にたくさんの?が浮かびました。
そしてここからは皆知っての通り、向こうの4番村上のソロホームランから怒涛の攻撃を食らい驚愕の7失点…。やっぱり野球は流れのスポーツだ(泣)
高木と宮國を使うならせめて出す順番が逆だったらあるいは…
宮國は回の頭からなら結構仕事してくれるし、高木は他の投手が招いた大ピンチを凌ぐのは得意とか、うちのリリーフ陣は得意条件がいろいろ違いますからね。
まあ左右の事情もあったのでしょうがないのかな。
結果論ではありますが、田口くんを変えてこの面子で守り抜こうとするなら得手不得手も考慮して運用してほしかったかな。はぁ…
大城も打つ方は少しずつ状態が上がっている気がしますが守る方ではずっと精彩を欠いている気がします。
立浪さんも言ってたけどキャッチャーは守備が一番重要。
初回に落ちる球を前に大きくこぼして進塁を許してしまったことや前日の菅野の大量失点、リリーフ陣の大炎上の責任の一端は間違いなくあると思います。
小林の長期離脱中は大城と炭谷が中心、というか原監督はどうしても大城を正捕手として使いたいようなので大城がしっかりしないと勝てる試合を落とすことにもなりかねません。
たくさんのジャイアンツファンが期待しているのでまずはしっかり守って失点を減らし、自慢の長打力でチームに勝利をもたらしてほしいですね。
いろいろと叩きどころが多く、怨嗟の声が満ちる試合になりましたが、最終回に2点取り返せたのは次につながる数少ないポジティブなものでした。
丸、岡本さん、そして代打で出た石川と岸田。
最後まで諦めずに逆転を狙いにいった結果の2点は3戦目を考えると無駄にはならなかったと思います。
酷い負けでも1敗は1敗。反省すべきは反省して次の試合に臨みましょう!
頑張れジャイアンツ!
コメント
1戦目の菅野はストレートが走ってなかったですね。
変化球でなんとか抑えてたけど、5回に捕まってしまいましたね。神宮の苦手意識を次こそ乗り越えてほしい。
ただ、終盤はよく逆転しました!
2戦目は田口くんが序盤に捕まりましたが、その後はよく踏ん張ってくれました!
その後のリリーフ陣が良くない!
高木、宮國、藤岡が壊してしまいました
リリーフ陣がちょっとずつ崩れているような。
第3戦目は立て直してほしいです!
kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
1戦目はほんとによく勝ってくれました。
菅野が打たれてしまったことを除けば、どんどん追い上げていく展開で面白いゲームでしたね。
2戦目はバッティングでも頑張ってた田口くんがかわいそうでした…( ;∀;)
田口くんもリリーフ経験してるから気持ちはわかると思うけどやるせないでしょうね~。
でもまあ今回は単純に投手の力だけの責任ではないかなとも思います。
とにかくまだシーズンは長いので疲れの管理にも気を付けながらリリーフ陣には頑張ってもらいたいですね。
minamiさんこんばんは〜
うーん、ここまで全てのカードで負け越しのホークス。
2010年代の勢いの反動が来ているのでしょうか…?
朱輝さん、コメントありがとうございます。
ホークスらしくない試合が続いてますよね。
地力のあるホークスですから、ここからでもきっと盛り返してくれると期待はしてますが…
ちょっと心配です。
ホント重信には感謝しかありません。特に感謝してるのは後藤コーチじゃありませんか?ワンアウトで3点差あって吉川をホームに突っ込ませた判断ミス、というかボーンヘッド。この状況では120%セーフの確信がないと突っ込ませてはいけない場面でしょう。前日は逆に後藤コーチが止めたのに重信が無視して悠々ホームインと、状況判断が全くできていません。前日のはまだ安全策という言い訳できても、この日はそうはいきません。故野村さんが解説してたら「バッカじゃなかろか」と酷評されてますよ。
リリーフ陣にはお疲れ様としか言いようがないです。このところ勝ちパターンでないリリーフは毎試合のように登板で、たまに打たれても責められないです。先発陣は中6日もあるんだから、もう少し頑張ってもらいたいとこですね。原監督も先発を長い回投げさせたいと思ってるんでしょうけど、交代が遅れるのを後悔したくない性格なんでしょうね。師匠と慕う?故藤田さんは我慢する監督だったんですけどね。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
3塁コーチは誰もがあまりやりたがらない難しい役職みたいですね~。
経験もかなり必要なんでしょうね。
まあ尚輝がアウトになったケースは途中で尚輝が躊躇したらしいのでその時間ロスもあるのかもしれませんが…
どちらかというと私は尚輝は腰が痛くて突っ込むのをためらったんじゃないのかとそっちの心配をしちゃいました(;´∀`)
とにかく試合展開によっては一部の選手たちばかりに負担がかかってしまうのでそのあたりのマネジメントはしっかりやってほしいですよね。
多分吉川のほうが、ここは常識的に三塁ストップだよねと足を緩めたら、後藤コーチが手を回してたので、えっここで突っ込むの?と慌ててまた走りだしたのかも。まあ確かに選手が勝手に判断しちゃいけないですけどね。でも足を緩めた吉川を後藤コーチも見てるはずなんだからやっぱりそこで止めないと。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
そうですね、尚輝の感覚では間に合わないって判断だったんでしょうね!
多分その感覚のほうがあってたんだと思います。
判断が難しいところですが、大事な場面なので三塁コーチは止める所はしっかり止めてくれないと困りますね。