参照:GLS
春季キャンプ(沖縄)第3クール最終日は、昨日に引き続き対外試合となりました。
相手は昨季9勝15敗と大きく負け越した横浜DeNAベイスターズ。
16日の対外試合は低迷に喘ぐサムスン・ライオンズ戦だったので、重要なのは今日のDeNA戦だと思っていたのですが…
結果は自慢の打線がつながりを欠き、1対3で敗れるという結果に…。
スターティングメンバーにはサムスン戦で途中出場だった大城と亀井さんが入り、ポジションも昨日とは変わった布陣になりました。
2(中)丸
3(遊)坂本
4(一)岡本
5(指)ゲレーロ
6(三)ビヤヌエバ
7(右)陽
8(左)亀井
9(捕)大城
投手 メルセデス
先発は信頼と安心のメルセデス。
個人的にはヤングマンよりも外国人4枠&ローテーション争いに先んじていると思っているのですがどうでしょうか。
今日も見ている方を暇にさせないテンポの良い投球で2回を1安打無四球2奪三振と、ほぼ完璧な内容でした。
右打者へのインコース低めのストレートはあいかわらずエグかった。
大城との相性も抜群で、2回を投げてベンチに引き揚げた後にハグしていたのは印象的でした!
ゲームを作るという意味では、菅野に次ぐ投手かもしれませんね。
メルセデス選手のコメント
前回よりも変化球もコースに投げ切れていたし、実戦を重ねるたびにいい投球ができてきている。まだ決まっていないが、次の登板は長いイニングを投げることになると思うから、さらに良い投球ができるように準備します。(日本語で)アリガト。
次は7回からマウンドに上がった2015年ドラフト1位の桜井俊貴。
今日は課題のセットポジションからの投球を試していましたが、とても良かったんじゃないでしょうか。
ストレートの球速はやっぱり課題のセットになると全然出ていなかったけど(なんで?)、カーブで緩急をつけたり、カットボールも交えながら相手を翻弄。
結果は1回と1/3、打者4人を無安打無四球2奪三振と素晴らしい投球でしたね!
投げ急いでいるのかと思うくらいテンポも良かったですが、それが相手に考える暇を与えず、狙い球を絞らせない投球につながったのかもしれません。
このまま順調にいけば、プロ初白星も十分手の届くところにあると思います。頑張れ桜井!!
桜井俊貴選手のコメント
きょうはセットポジションからの投球を試しました。良い感覚で投げることができて、中継ぎをやるうえで次につながる投球になったと思います。
そして最後は桜井からマウンドを引き継いだ評価急上昇中の期待の左腕大江竜聖。
ストライクゾーンでガツガツ勝負していく姿は頼もしかったですね。ストレートでも変化球でもカウントを稼げてたのでやりたい放題って感じでした。田口くんにもこういう投球をして欲しかった…
結果は1回と2/3、打者5人を無安打無四球3奪三振と完全にシャットアウト!
大江はとにかく球を隠すのが上手いです。
最後の最後まで左腕を体に隠して打者から見えないようにしてますもんね。
この大江と桜井が活躍してくれれば、ジャイアンツの中継ぎ陣はかなり盤石な形になり、優勝へグッと近づくことでしょう。
大江竜聖選手のコメント
イニング途中からの登板でしたが、良い内容で満足しています。ただ変化球の精度をもっと上げていかないといけないと打者の反応を見て感じました。このキャンプでの課題として取り組みたい。
1得点しかできなかった攻撃陣のなかで今日も結果を残したのは吉川尚輝。
途中で俊太と交代しましたが、今日もしっかり2安打を記録し、1番打者としての役割を十二分に果たしました。
待つ時はしっかり待って、甘い球が来たら1球目から勝負しにいく姿勢が出ていてまさに絶好調といった感じ!
由伸前監督も”バットが内側から出る良いバッティング”だと言っていました。
守備では少し危なっかしいところがあり、スローに手間取ってセーフにしてしまう場面もありましたが、トータル的には順調に調整できているようでなによりです。
吉川尚輝選手のコメント
良い準備ができていて、1球目から勝負ができている。(2番の丸選手の存在)もちろん、すごく大きいです。
一方、DeNAのスターティングメンバーには昨オフに巨人を戦力外になった中井大介選手が名を連ねていました。
由伸前監督曰く、「毎年この時期から開幕前までは調子がいい(笑)」とのことでしたが、今日も2安打1打点と大暴れ。
2打席目の凡打も素晴らしい当たりで、まだまだ全然やれるところをDeNA首脳陣に十分アピールしていました。
昨日のヤクルト戦でもHRを打ってたみたいだし、相変わらずパワーはあるんだよなぁ…。
内海や長野さんもそうだけど、やっぱり元ジャイアンツの選手たちは自然と応援してしまいますね。
今季はジャイアンツ戦以外でたくさん活躍してもらいたいものです(^_^)
それにしても、今日のDeNA投手陣には完全に抑えられてしまいましたね…。
今永を筆頭に飯塚、京山、笠井と皆ストレートが140キロ中盤出ていて仕上がりの早さが印象的でした。
今永はナックルカーブも投げていたように見えましたが、あれがしっかり制球できるならなかなか打ち崩せなさそう…。
京山もチェンジアップ、スライダー、スプリットと変化球を自在に操れていましたし、とても20歳とは思えない投球でした。
去年カモにされた東に今永、濱口、石田と、DeNA投手陣にはジャイアンツの苦手な左腕が豊富で、打撃陣も破壊力抜群…
今季のDeNAは十分優勝候補だと思います。今年も苦戦しそうだなぁ…(;´д`)
さあ、明日は休養日で19日の通常練習を挟んで、20日は韓国の起亜タイガースとの練習試合です。
その次は23日(対楽天)、24日(対日ハム)とオープン戦が続きますので、気持ちを切り替えて頑張ってもらいたいですね。
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