『月刊ジャイアンツ』は、報知新聞社が発行している1976年創刊のジャイアンツ専門雑誌です。
球団のニュースや選手たちの情報を正確に知ることができるだけでなく、選手やコーチの意外な一面や裏話も満載です。
本記事では、ジャイアンツファンにとって重要な情報源である『月刊ジャイアンツ』について、発売日や値段、購入方法、内容、付録などを紹介します。
月刊ジャイアンツの基本情報
『月刊ジャイアンツ』は、報知新聞社が発行しているジャイアンツ専門雑誌です。1976年に創刊され、長年にわたってジャイアンツファンに愛されています。
発売日について
『月刊ジャイアンツ』の発売日は基本的には毎月24日です。
ただし、変動する場合もあるため注意が必要です。例えば、2023年2月号は23日に発売されました。また、優勝時などにはスペシャルな「増刊号」が発売されることもあります。
優勝増刊号は、選手や首脳陣のインタビューやスポーツ報知の特別縮刷版でシーズンを振り返るコーナーなどが主でした。
価格について
『月刊ジャイアンツ』の販売価格は2023年2月現在で税込700円です。
何年か前までは税込600円だったので、いつ頃から値段が上がったのかなぁと本棚を確認してみると…
- 2019年10月号まで…600円(税込)
- 2019年11月号…9月30日まで600円(税込)、10月1日から612円(税込)
- 2019年11月号から…650円(税込)
- 2022年9月号から…700円(税込)
こんな感じでした。出版業界にもインフレの波か…
購入方法について
『月刊ジャイアンツ』は実店舗(書店)やネット通販で購入可能です。
私の場合、以前は近所の書店で購入していたのですが、だんだんと入荷数が減ってしまい購入しにくくなったのでここ数年はネット通販で買っています。
よく利用しているのはAmazonとヨドバシです。
Amazonやヨドバシは基本送料は無料で3%程度のポイントもつくので少しお得です。
ヨドバシは数週間前から予約の受付が始まり、発売数日前に予約受付を終了、それ以降は在庫切れで買えないことが多いです。
Amazonは発売日以降も、Amazon本体(Amazon.co.jp)もしくはマーケットプレイス出品者が在庫を持っていれば購入できます。※Amazon本体以外からの購入時には送料が必要な場合あり
私はヨドバシで予約するのを忘れた時はAmazonで買うという感じですね。
ちなみに雑誌版じゃなく電子書籍版を購入する場合は、楽天市場(楽天Kobo)やAmazon(Kindle)でかなり昔の号も普通に購入可能です。
定期購読
その他、毎回書店に買いに行ったりネットで予約したりするのがめんどくさいという人には「定期購読」という方法もあります。
株式会社富士山マガジンサービスが運営している「Fujisan.co.jp」というサイトに定期購読プランがあり、値段は6か月プラン6冊4800円(税込)、1年プラン12冊9600円となっています。※2023年2月現在
1冊の値段+送料100円という感じなので金額的には定期購読のメリットはあまり感じられませんね…。
値段が高くなっても購入の手間を省けることの方が重要という人におすすめのサービスだと思います。
➡月刊ジャイアンツ|雑誌のオンライン書店「Fujisan.co.jp」
読売新聞販売店(YC)でも購入可能
当記事を見てくださった方からの情報提供によると、書店やネット通販以外に、その地域を担当している「読売新聞販売店(YC)」でも注文できるとのことです(定期購読も可)。
販売店経由の場合は送料も無料で朝刊配達時に届けてくれるらしく、一部のあくどい販売店以外ならスポーツ報知や読売新聞とのセット販売もないとのこと。
月刊ジャイアンツ以外ではドーム戦の観戦チケットなども試合日・席種は限られるものの新聞販売店経由で購入するといろいろサービスしてくれるところもあるそうです(購読者向けサービス品を押し付けられたりしているらしい笑)。
面白い情報ありがとうございました!
➡読売新聞販売店検索(郵便番号や住所から近くの読売新聞販売店を検索できます)
掲載内容について
次は『月刊ジャイアンツ』の内容についてです。※新コーナーができたり今まで掲載されていたコーナーがなくなったりと掲載内容はその時々で変わります。
巻頭特集
巻頭は表紙の選手や首脳陣の特集です。
この号の表紙は新キャプテンに就任した岡本さんでした。
巻頭はだいたい表紙の選手の特集です。
2023年1月号は、カープからジャイアンツに戻ってきた長野さんが表紙&巻頭特集。
長野さん若い!
2023年3月号はドラ1ルーキー浅野の特集でした。
リレーインタビュー
特集の後は何人かの選手の写真や小さい記事などが続き、その後くらいに載っているのが「リレーインタビュー」です。
リレーインタビューはリレー形式で選手やコーチ自身がインタビュー相手を指名して対談するコーナーです。
このコーナーがなかなか面白い!一番好きかも。
仲が良い選手同士で対談するので、裏話や意外な顔など、プレー以外の部分を知ることができるんです。
オカダディとか涼しい顔してるのに相当面白いというか楽しい性格してますよ(笑)
最近は球団公式YouTubeなどで選手たちのプレー以外の部分を見られるようになりましたが、数年前までは月刊ジャイアンツ頼みな感じでした。
記念すべき200回目には亀井さんとぐっさんのダブルコーチ対談も。
ちなみにリレーインタビュー登場第一位は…
唯一の二桁、登場回数10回の今村でした。
ジャイアンツという競争の激しいチームに12年間所属していたこともさることながら選手たちに可愛がられたり慕われたりする性格の良さの現れがこの数字なんでしょうね。
さすがイケメン!
今季も好投を期待してます。
マンスリー由伸
次は読売ジャイアンツの第18代監督を務めた高橋由伸さんのコーナー「マンスリー由伸」。
試合や練習を見て自分が感じたことなどを結構細かく書いてくれるので毎回興味深く見させてもらってます。
監督時代は常勝チームを率いたにもかかわらず3年連続V逸したことで厳しい評価を受けていますが、マンスリー由伸に書かれていることはいつも正論。
打撃の解説なんかもなるほどと思わされることばかりだし、もう一度由伸ジャイアンツを見たいという気持ちにさせてくれます。
もしまたジャイアンツの監督を引き受ける機会があれば、今度はしっかり準備した後に自分のキャラクターを前面に出し思い切った指揮をしてもらいたいです。
裏方さんこんにちは
ジャイアンツを陰から支える「裏方さん」を紹介するコーナーもあります。
ブルペン捕手や広報、スカウト、通訳など、プロ野球球団を運営する上でなくてはならない人たちの仕事内容や思いを知ることができる素敵なコーナーだと思います。
選手や監督、コーチだけじゃなくたくさんの人たちの集合体が読売ジャイアンツなんだなぁと再確認しました。
俳優・アイドルによるプロモーション
女性ファンの取り込みを狙って俳優やアイドルを起用したプロモーションコーナーも。
現在起用されているのは元King&Prince(ジャニーズ事務所)の岩橋玄樹さんと…
芸能事務所トップコートに所属している大西利空さんの二名です。
岩橋さんはエグゼクティブ・エディター、大西さんはヤングアドバイザリーエディターとして活動しています。
選手たちとの対談以外にもジャイアンツアイテムを着用した写真がたくさん掲載されているのでファンの方にはうれしいコーナーだと思います。
その他
その他にもいろいろなコーナーがあるので簡単に紹介。
ジャイアンツ公式マスコットガールである「ヴィーナス」関連のコーナーや…
広報部や球団スタッフがロッカールームやジャイアンツ寮など普段見ることができない選手たちのスペシャルショットを届ける「我ら広報部!」
パズルを解いて応募するとプレゼントがもらえるコーナーなども。
それ以外にもジャイアンツ好きの芸人の方のコーナーなどいろいろ。
個人的な要望としてはもっと”野球”の部分も強くしてほしいなと思っているのですが…
ファンマガジンなので芸能人のコーナーだったり選手の写真がメインになるのはしょうがないですかね。
選手や首脳陣がどういう考えでシーズンを戦っているのかや具体的なプレーの解説、使っている野球道具へのこだわりなども掲載してくれればうれしいです。
阿波野コーチのインタビューなんかは投手たちに対する期待や要望、どうやって投手陣を立て直していこうとしているのかなどが分かって興味深かったです。
専門雑誌を謳っている割には全体的に内容が軽めなのでもう少しディープな記事が読みたいなと。
編集者の皆さん、よろしくお願いします。
『月刊ジャイアンツ』の付録
最後は月刊ジャイアンツ雑誌版を購入した時に同梱されている「付録」について。
主な付録は選手たちの「クリアファイル」。
ごくたまに選手のミニ写真集とかクリアファイル以外の付録が付いている時もありますが、基本クリアファイルです。
結構この付録目当てで『月刊ジャイアンツ』を購入している人もいるみたい。
坂本や小林のクリアファイルが付録の時は発売日以降には買えないこともあると聞きます。
ただ、このクリアファイル使い道がないんですよね…。
クリアファイルの大きさがA4サイズより少し小さいので絶妙に使いづらい。A4のコピー用紙がはみ出る。
おかげで何年分も開封せずに保管してるだけになってます(笑)
付録を付けてくれるだけでもありがたいけど、もう少し実用的なものもたまに混ぜてくれるとうれしいかな。
まとめ
今回はジャイアンツのファンマガジン『月刊ジャイアンツ』の詳細について書いてみました。
情報を簡単にまとめると発売日は毎月24日(変動あり)で、販売価格は税込700円。
販売店は近くの書店や通販ショップで、定期購読プランを用意している店舗もあります。
個人的には送料無料でポイントもつくAmazonやヨドバシがおすすめです。
改善してほしい点もあるファンマガジンですが、いろんな雑誌が廃刊になっていく昨今で何とかこれからも長く情報を発信していってくれたらなと思っています。
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