2020年もあと一週間で終わりですね。いろいろと大変な一年でした。
新型コロナの新規感染者は増加の一途をたどりイベント人数制限が5000人上限に戻ってしまいましたが、冬が終わり気温や湿度が上がってくればだんだんと新規感染者も減ると思います。期待も込めて!
開幕戦は通常開催は無理でも収容人数の半分までOKくらいになればいいですね。
さてジャイアンツは2021年春季キャンプの日程も決まりいよいよ三連覇と日本一を目指す戦いがスタートといったところ。
【一軍(本体)】
- 2月1日(月)~14日(日)…宮崎キャンプ(宮崎市・宮崎県総合運動公園「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」ほか)※休養日は5日、10日
- 2月16日(火)~28日(日)…沖縄キャンプ(那覇市・奥武山総合運動場「沖縄セルラースタジアム那覇」ほか)※休養日は19日、24日
【一軍(S班)】
- 2月6日(土)~14日(日)…沖縄キャンプ(那覇市・奥武山総合運動場「沖縄セルラースタジアム那覇」ほか)※休養日は10日
- 2月16日(火)~…一軍本体に合流
補強は先日決定したFA移籍(梶谷&井納)以外の発表は特になし。
大型補強の阪神を筆頭に景気の良い話がちらほら聞こえるのにジャイアンツは一体どうしたことでしょう…。
残留かメジャーかまだ不透明な菅野に関してはメッツが興味を持っているというニュースを報知が流していたのでかなり進展してそうですね。メッツはお金は持ってるから。
ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指している巨人の菅野智之投手(31)に、米大リーグのメッツが関心を持っていると22日、地元紙のニューヨーク・ポスト(電子版)が報じた。球団の外部役員の「獲得の可能性は、どの球団にも劣らないと思う」との談話を掲載。
打撃陣はなんとか形にはなりそうだけど菅野が抜けたら投手陣はかなり苦しい…。
来季から一軍投手コーチに昇格する杉内コーチは、この苦しい台所事情を改善するため6人の投手を”強化指定選手”として指名しました。
指名されたのはチームのエース候補筆頭の戸郷に加え、大江、沼田、横川、直江、平内の6人。
それぞれに課題を設定し来季一軍で活躍できるように成長を促すといった感じでしょうね。
→巨人・杉内投手コーチ 日本一へ戸郷ら6人を“強化指定”「投手王国をつくりたい」|スポニチ
個人的に期待している投手は2019ドラフト4位の井上温大(いのうえはると)です!
今季は二軍で9試合に登板し1勝1敗で防御率は4.80。
高卒1年目とはいえ数字だけ見れば微妙な感じですが投球内容はだんだんと良くなっています。
二塁ランナーへの警戒が甘くやすやすと三盗を決められたりとシーズン中盤くらいまでは投球以外の部分でも課題は多かったけど終盤はしっかり集中できていました。
フェニックスリーグでの投球は見ていませんが3試合に先発し19回を自責3、防御率1.42なので十分な結果は残してますね。
今のところ魅力的なのはやっぱりストレート。
球速は140キロ中盤ですが、他の投手に比べて明らかに球の質が良く回転数も高そうな気がします。ストレートだけなら一軍の投手を合わせてもトップクラス?
右打者のインコースにズバッと投げ込んで三振を奪う場面もたくさん見ました。
課題は変化球のキレや精度、クイックでの投球。
変化球は主にカーブとスライダーを投げていましたが高めに浮く時もしばしば。
ストレートでは見逃しやファウルを打たせてカウントを稼げているので変化球でもストライクを取れればかなり幅の広いピッチングができるようになると思います。
来季は球速・制球ともに落ちてしまうクイック時の投球と変化球を磨いていってほしいですね。
オーソドックな左投手なら右投手の外側に落ちていくチェンジアップを磨くのが定石ですが、縦回旋のフォームを活かして大きく縦に割れるカーブを習得したり、ストレートの球速に近い高速スライダーを習得すれば(今はストレートと20キロ近い差があるスライダー)カーショウみたいなスケールの大きな投手になれるかも。
200勝投手になりたいようなので、まずは来年一軍で初勝利を掴み、再来年以降ローテーション投手として活躍できるよう頑張ってもらいましょう!
なかなか期待できる投手が少ないジャイアンツ投手陣の中で井上は今一番期待している選手です。後は来年のオープン戦で平内がどんな投球をするのか楽しみにしてます。

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