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2018シーズン終盤…レジェンドたちの引退

夕暮れ時の野球場

この時期になると、各球団から引退選手の話題が聞こえてくるようになり、毎年寂しい思いに駆られます。

今月BCリーグ栃木で村田さんの引退試合が行われたわずか数日後、ジャイアンツでも杉内、脇谷が相次いで引退を表明しました。

清々しい表情だった脇谷に対して、杉内は涙の会見…。

その涙につられて、ますますスポーツ選手の退き際の寂しさを感じてしまいました。

肩が上がらない。投げられない悔しさと闘った。杉内は、昨年4月10日の2軍戦を最後に実戦マウンドから遠ざかった。「これ以上、球団に迷惑をかけられない」。実戦復帰のメドが立たない現状に自身の引き際を悟った。悔いは残る。「ケガだからね。めった打ちにされたら諦めもつく。やっぱり、投げたかった」。股関節の手術後、1度はオープン戦で1軍復帰するも、左肩痛で再離脱。3軍でリハビリに明け暮れる日々は葛藤の連続だった。主戦場としてきたマウンドまでが遠かった。

ノーノーの巨人杉内引退、けがに苦しみ…近日中会見より引用


「私、脇谷亮太は今シーズンをもって現役を引退することを決めたことを、報告いたします。13年間という、長いというか短かったというか、その期間、本当にたくさんの事があり、一言ではなかなかいい表せないです。僕が野球するに当たって、監督、コーチ、先輩、後輩がいて、野球が出来たと思います。苦しい思いの方が印象深く残っていて、本当に苦しく、ケガばかりで、大変だったですけども、周りの方に支えてもらって、本当にいい野球人生だったと思います。ジャイアンツで原監督、高橋監督、ライオンズで伊原監督、田辺監督、たくさんの激励の言葉をいただいて、自分がなかなかチームに貢献できなかったですが、本当に感謝しています。そして、なによりも家族には支えてもらって、いい野球人生を送れたなと思います。13年間本当にありがとうございました」。

巨人脇谷が引退会見「いい野球人生だった」涙見せずより引用

それぞれ引退を決意するに至った思いは色々とあるでしょうが、笑顔で引退した選手たちも、毎日野球をすることが当たり前だった生活からもう野球をしなくてもいい生活になったとき、改めて引退したことを実感するのかもしれません。



今季(2018年)限りでの引退を表明した選手

ジャイアンツ

杉内俊哉(37) 17年

脇谷亮太(36) 13年


スワローズ

松岡健一(36) 14年

山本哲也(33) 9年


カープ

新井貴浩(41) 20年

天谷宗一郎(34) 17年


ベイスターズ

後藤武敏(38) 16年

加賀繁(33) 9年


ドラゴンズ

岩瀬仁紀(43) 19年

荒木雅博(41) 23年

浅尾拓也(33) 12年

野本圭(34) 10年


ファイターズ

石井裕也(37) 14年

矢野謙次(38) 16年


ライオンズ

松井稼頭央(42) 25年


マリーンズ

岡田幸文(34) 10年

大隣憲司(33) 12年

根元俊一(35) 13年

金澤岳 (34) 16年


バファローズ

小谷野栄一(37) 16年


ホークス

本多雄一(33) 13年


今季、こんなにもたくさんの選手が現役生活を終えることになります。

 

ベイスターズのゴメスこと後藤の引退試合では、松坂が号泣しながら花束を贈呈していました。

ドラゴンズ側のベンチに一人残って最後まで式典を見届け、ベイスターズの選手たちと一緒に胴上げにも参加しているのを見て、思わずもらい泣き…。

そして松坂の株が私の中で爆上げされた…

 

さらに9/26には、ライオンズの松井、ドラゴンズの岩瀬、荒木、浅尾…

4名もの引退が発表され、驚きとともに一層の悲しさが込み上げています。

球界のレジェンドとも言うべき4名ですが、特にドラゴンズの3名はジャイアンツとの対戦でも頑張る姿を何度も見ていたので、まだやれるんじゃないか、もっとやってほしいという思いがひとしおです。

浅尾くんが投げてるのしか見たことがなかったパームボールは、これでお目にかかることはしばらくなくなりそうですね。

もしかして唯一の使い手だったのかな。

 

なにより岩瀬さん、荒木さん、松井さんは本当に長く活躍した人たちだから、もうプレーする姿が見られなくなることに違和感を覚えてしまいます。

いるのが当たり前の人たちでしたから…。

なんだかこのままずっと野球選手として活躍し続けてくれるような、そんな妙な期待すらありました。

でもやっぱり、みんな毎シーズン確実に年齢を重ねているんですよね。

まだ活躍を見たいと思うほど、やりきったと言われるのも悔いがあると言われるのもファンとしては複雑な気分ですが…

どんな選手もいつかは引退するんだということを、この時期改めて実感しています。

こうして各チーム若返り、世代交代が進んでまた新たなスターが出てくるんですね。

 

長く球界を支えた選手の皆さん、お疲れ様でした。

どんな形であれ今後も野球に携わり続けて、球界を盛り上げてほしいと思います。

コメント

  1. kiyohara より:

    怪我に泣いた名投手杉内、守備職人の脇谷、アライバ最強二遊間コンビ荒木、1000試合登板の岩瀬、メジャーで活躍の松井。
    語ればキリがないですが、プロ野球を代表して活躍してくれた選手達の引退は悲しいですね。

    自分はマリーンズのエリア66岡田幸文が好きでした。
    外野手であれほどの守備範囲は見たことがありません。
    巨人との交流戦で見せた三度のファインプレーは、敵ながらテレビの前で拍手しちゃいました。

    • minamiminami より:

      kiyoharaさん、コメントありがとうございます。
      私はアライバの二遊間併殺が大好きだったので井端さんがジャイアンツに来てくれたときも、嬉しいけどちょっと複雑な気分ではありました(;´∀`)
      とうとう荒木さんも引退かと思うと、感慨深いです…。
      マリーンズ岡田さんもいい選手でしたね~。
      シーズンが終わる悲しさと名選手たちが引退していく寂しさで、この時期はほんとにつらいですね。

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