【メルセデスVSライアン】投手戦が一転…勝負の命運を分けた継投

巨人vsヤクルト　21戦目　9/11

先発）Ｇメルセデス　S小川

 

ここからの7連戦、そしてヤクルトとの同一カード3連戦の頭となるこの試合。

最後の追い込みでもあり、2位ヤクルトとの直接対決で気の抜けない一戦でもあったはずなんですが…

とってもジャイアンツらしい負け試合となってしまいました。

 

ジャイアンツの先発はメルセデス。

なんだか久々だな～と思ったら中10日だったんですね。

相変わらずのコントロールとテンポの良さで安定したピッチングを見せてくれていました。

しかし相手はジャイアンツ戦にめっぽう強いライアン…。

こちらもストレートがよく走ってて、どう見ても苦戦させられそうな気配しかない。

そんな二人の投げ合いで、ちょっと退屈なくらいの投手戦だったのに…。

ロースコアでの接戦が一転、突然別の試合になったみたいでした。

8回、ここまで同点で粘ってきてたメルセデスが坂口と青木を塁に出してしまってノーアウト1・2塁。

これは踏ん張りどころだ！と気合を入れて見守っていたら…

あれ？

タイムじゃなくて交代？

継投の決断がいつに無く早かったですね。

いつもこんなところで変えないのにどうしたんでしょう。

いつもは失点してからなのに。

それで誰を出すんだろうと思ったら小走りでやってきたのはアダメス…。

 

ンンー？（；^ω^）

次は山田、バレンティンと右打者が並ぶ打順。

メルセデスは対右のほうが被打率は低いんだけどな…。

(右.170　左.291)

しかもランナーがいる状態でアダメス…？

ただでさえ荒れ球な上にいつもランナー出したらもっと崩れてますよね。

ああいう場面で任せるのは恐ろしい気が…。

せめて後ろにだけは逸らさないでよ…！と思った矢先にパスボールで失点してるし…。

もうグダグダです。

大城、打てないのはいいとしてもあれは後逸したらダメだー(>_<)

 

さらにこのミスから勢いに乗るヤクルト打線。

バレンティン、畠山、大引の連打で4-1と引き離されて、ジャイアンツは意気消沈です…。

しかし、これだけ打たれて失点してもアダメスは下げない。

何故！？

8回で3点差とか、ジャイアンツにとっては絶望以外の何ものでもないんですが(・・；)

 

これならメルセデスを続投させてたほうがよほど安心だったかと思うんだけど、7連戦の最後にもう一度登板させるために早めに下げたんでしょうか…。

でもそれなら、回の頭から変えといて欲しかった(>_<)

 

実況・解説には継投が裏目に出たなんて言われてましたが…

まあ、ウチの継投は大体いつも裏目ですよ( -.-) =з

ここまで締まった試合展開だったのに実に残念です。

こうなるとジャイアンツはほんとに流れるように負けちゃうんだよなぁ…。

8回裏の攻撃は1番からの好打順だったのに、坂本の2ベースと岡本の四球を生かせず代打阿部が三振でスリーアウト。

ど真ん中の球を空振り…。

この回にせめて1点でも返しておきたかったけど、残念ながらライアンは終始圧倒的なピッチングでした。

これでジャイアンツ戦7連勝？

ライアンつよすぎる…。

 

そのライアンから1点をもぎ取った俊太。

せっかくの初ホームランを、勝ってヒロインでお祝いしたかったですね。

でもナイスバッティングでした！

 

ともあれ連戦の初戦は黒星となってしまったわけですが…

とりあえず嫌な流れを引きずらないようにして欲しいですね。

平気で5連敗くらいしそうでこわいから。

 

ちなみにこの試合についての監督、コーチのコメント…

由伸監督が「（小川に）ずっとやられていて『何とか』というのは次じゃなくて、今日もそのつもりでいったんだけど、結果が出なかった」と振り返れば、村田ヘッド兼バッテリーコーチも「（小川を）打てなかったということやな。それに尽きるんちゃう」と脱帽した。
巨人が燕・小川に７連敗　村田ヘッド「打てなかったということやな」より引用

いっそ清々しい…（；^ω^）