攻守の柱である坂本の離脱が大きく影響し酷い内容での敗戦を重ねていたジャイアンツ。
阪神戦も酷かったけど昨日の試合は久しぶりに見るのが苦痛だと感じた試合でした。
先発の赤星は4回途中12失点でKO。12失点自責3とはこれいかに…?
赤星自体の調子が悪く、バッテリーを組んだ小林との相性も良くはなく(これは前から)、味方の守備もゆるゆる。
傍から見るとピンチになってもポーカーフェイスで冷静に投げているように見える赤星ですが、内心は「ヤバい、ヤバい」「うわっ、ヤバい、どうしよう」と焦りまくっていると月刊ジャイアンツのインタビューで答えていました。
顔には出てなくても確実にパニクってたと思います。ルーキーだし満員のマツダのプレッシャーは半端ないはず。
打ち込まれてからは声をかけにいくシーンも見られましたが、もう少し早い段階で味方が少しでもケアできていればここまでの大惨事にはなってなかったかもしれません。
相手の狙い球を上手に外し際どいところを丁寧に攻め続ける赤星らしいピッチングができればまた勝てるようになると思うので、二軍で自信をつけてまた戻ってきてもらいたいものです。
そして今日の試合。
6-3で勝利。ようやく連敗を4で止めることができました。
戸郷は好調とは言い難いピッチングだったけど、香月のナイスプレーなどもあって6回3失点のクオリティ・スタートは達成。あのフィールディングは痺れた!
味方が追いついてくれた裏の回の気合の入った投球は良かったと思います。絶対点をやらないという強い意思を感じました。
香月ヒット→ポランコ四球からの岡本さんの起死回生の一発、ナカジの代打勝ち越しツーベース、廣岡のタイムリースリーベースまでは本当に楽しい試合でした。
香月は2番に抜擢されて2出塁、湯浅も2三振は喫したものの8回の四球は良かったし、廣岡は2打席とも内容があって素晴らしかった。
しかしここで尚輝のデッドボール…!
ほんと勘弁して…。一気に気持ちが滅入ってしまいました…。
打撃面では打率.341(出塁率.401)でOPSは.843と1番の仕事を完璧にこなしてくれていて、守備面でもUZR4.1でセカンドでは12球団でダントツトップ。
坂本以上に替えのきかない選手かもしれません。(WARは坂本を凌ぐ1.9でチームトップ)
立ち上がることもできずに担架で運ばれて交代したときは野球選手として今後もプレーできるのだろうかと心配しましたが、自分で歩いて病院に行けるくらいの状態とのことで少し安心しました。
なんでいつも絶好調のときにケガしてしまうんだ…。
特に今回は攻守ともに一皮剥けて覚醒の気配を感じていただけに残念でなりません。
もしかしたらいつものように経験値がリセットされてしまうかもしれないけど、後遺症も残らず無事に野球選手として復帰してくれることを第一に願っています。
勝つには勝ったけど後味の悪い試合になってしまいました。
コメント
minamiさん、こんちは(^^)/
吉川尚輝といえば好調時の途中離脱がもはや懸案事項のようになってきているだけに、今回の死球が軽症であることを願います。
カープにしても主力選手の離脱は悩ましい所で、チーム本塁打数が岡本1人に負けてしまうほど長打力に乏しいので、今のところ會澤の離脱が大きく影響しています。
そして今シーズンも栗林につなぐ7回・8回問題が顕著になってきており、チーム戦力がかなり怪しい状態になっていると危惧しています。
玉幸さん、コメントありがとうございます。
ケガでの離脱というのはチームにとって本当にきついですね。
うちは會澤にはいつもやられてるので、その彼がいないというのがチームにとってどれだけ痛手かというのはよくわかります(^^;)
會澤も割とケガが多いですよね。
どのチームも万全の状態で一年戦い抜けたらいいのに…といつも思います。