2位ヤクルトと3位阪神との大事な大事な6連戦が始まりました!
まずは岐阜県にある長良川球場でのヤクルト戦。
両チーム合わせて30本の安打が飛び出す乱打戦を制し、10-8で勝利したのはジャイアンツでした!
試合を見に行ったファンの皆さんはハラハラドキドキした試合でさぞ楽しかったことでしょう。
まずは中5日で登板したメルセデス。
前回登板時と比べるとストレートは8割くらい、変化球も9割くらいの出来だったと思います。
良くはないけど悪くもない、そんな感じ。
貧打のチームならこの状態でもQSくらいはできそうだけど相手は破壊力抜群のヤクルト打線ですからね…。
初回に青木のソロで先制点を許し2回にもサンタナのツーランで追加点を与えてしまいました。
3、4回はキレも制球も良くなって持ち直したかに見えましたが5回に連打を食らってノックアウト。
中5日が負担だったのか、それとも地方球場特有のマウンドが合わなかったのかは分かりませんが安定感抜群のいつもの投球はできませんでしたね。
この首位攻防6連戦は先発ローテを再編成して中5日で戦うことになるのですが、以前から中5日で回して良かった記憶があまりないんですよね。結局メルセデスも本来の力を発揮できなかったわけだし。
メルセデス、菅野、山口、戸郷、高橋と確かに実績もしくは実力のある投手たちを並べてはいるんですが、実力を発揮できなければ絵に描いた餅の気がします…。
まぁ中5日で登板する投手たちよりも劣ると思われている他の投手たちも問題なんですけどね。下から良い選手が出てきてほしい。
メルセデスが残した大ピンチは鍵谷が素晴らしい投球で火消しに成功!
さらに回を跨いだ6回も3人できっちり抑えチームにリズムをもたらしました。
個人的には投手陣の勲功第一は鍵谷ですね。
(鍵谷は)締めてくれましたね。(中川)コウタも、あの場面で0点ていうのはね。1点、2点、この辺は覚悟しながら行くんですけれども、見事でしたね。
その後は高梨が打たれデラロサはサンドバック状態とボロボロになりながらも中川の神リリーフや打線の大量援護もあってなんとか2点差で最終回へ。
ヤクルト打線は怖いけど、今のジャイアンツにはこの人がいるのでとりあえずは安心。
守護神ビエイラ降臨!このポーズいつ見てもかっこいいんだよなぁ。
中村にヒットを打たれたものの後続は絶ってゲームセット。
これでビエイラは31試合連続無失点!最後に失点したのは5月1日の中日戦らしい。
2011年のファルケンボーグ(ホークス)に並ぶ外国人投手の無失点最長記録だそうです。
今季も序盤は特段良いピッチングではなかったので私自身あまり期待はしていませんでしたが、始動をゆっくりめにしてリラックス投法に変わってからは見違えるようにストレートの質がよくなりスライダーのキレや制球も改善しました。5月中旬くらいから?
離脱したデラロサの代わりに暫定守護神を務めてからも結果を出し続け、今では不動の地位を築いています。
「努力は才能を上回るものだと信じている」
32試合連続無失点の新記録達成も期待してます!
非常に成長している、うちの守護神ですね。
8失点でも試合に勝てたのは10点取った打撃陣のおかげですね。
先制ホームランに二塁打、四球2個で1番バッターの仕事を完璧以上にこなした丸。
17打席ぶりの安打&移籍後初のマルチ、そして渾身のヘッドスライディングで躍動した翔さん。
3安打猛打賞と上手いクッション処理で攻守に活躍したウィーラー。二塁打の時の走塁は喝!
最低限の犠牲フライや見逃せば完全にボールのインコースの球を打ってタイムリーヒットにした松原。なんという選球眼…。
途中出場で貴重なタイムリーを打ったナカジと廣岡など、打撃陣は多くの選手たちが活躍しました。
でも、この試合一番のヒーローはやっぱり吉川尚輝!
初回のソロホームラン、3回のシングルヒット、6回のタイムリースリーベースヒットで猛打賞4打点の大活躍。
岐阜県羽鳥市に生まれ、高校・大学と7年間主戦場にした長良川球場に帰ってきた地元の英雄が故郷に錦を飾りました!
尚輝はケガさえなければ打撃でも守備でも球界トップクラスだと思います。
しかもプレーに華はあるし生え抜きのドラ1ですからね。
個人的には選手会長やキャプテンという責任ある立場に立ってジャイアンツを引っ張ってほしい。
でも、そのためにはシーズンを通して試合に出続けて実績を残さなきゃいけません。
今年の残り試合全てに出場して活躍するのは当然として、来季は全試合出場と最多安打のタイトルを獲得してもらいたいです。
ナイスプレーでした!
彼はつなぎも、バントも含めてできますので、そういう意味で彼を3番に置いたんですけど、居心地がいいのか思い切りのいいバッティングをしてくれています。まだまだ彼は若いですけど、今日に関しては故郷に錦を飾ったというところではないでしょうかね。
大荒れの試合でしたが上位チームとの6連戦の初戦を取れたのは大きいです。
そして明日は菅野が先発予定。
ヤクルトの先発高橋奎二は今季本当に良い感じなので打ち崩すのは簡単ではありませんが、ボール球に手を出さず四球を選んでいけば自滅する可能性も十分あると思います。
菅野のストレートがどれくらい良くなっているかに注目ですね。
本人ももがいているし、彼の投球ぶり、投げざまというものをしっかりと、期待をするというところですね。何とか打線も早めに先取点を取ってカバーできたらなと思っています。
コメント
ヤクルト打線恐るべし!!8回は良くても同点は覚悟しましたが、中川が無失点で切り抜けてくれるとは!!まさに神ですね。今年のペナントの行方の分岐点になるくらいのピッチングだったかもしれません。やはり中川なくして優勝無しですね。
とはいえ、まだまだ巨人が優勝できるかどうかは半信半疑で、優勝争いに踏みとどまったくらいの感覚ですかね。今日はちょっと巨人に運が向いただけのような試合だったかな。
恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
中川が帰ってきたことでリリーフの安定感がグッと増しましたね!
安心感も段違い(*^▽^*)
優勝まで余裕をもって首位を走るにはもう少しゲーム差が欲しいところですけど
贅沢は言ってられないのでとにかく今の位置を死守してもらいたいです!