2試合連続無得点…。
CSファーストの阪神戦ではそれなりに良さを出せていたのでファイナルも良い勝負になるんじゃないかと思っていましたが、蓋を開けてみれば特に驚きもなくまさに「セ・リーグ1位と3位の試合」という感じになってしまいました。
元々の打撃力に守りの堅さが加わったヤクルトは本当に強い。
初回、高橋奎二の制球が不安定なときに1点でも取れていれば試合展開も違った形になったと思うけど、それができないのが今年のジャイアンツの野球。
結果的にはあのチャンスだけでしたね。
今季の総得点は552点でリーグ4位。この有り様では来年も点を取るのに苦労しそうな気がします。
先発の菅野は中4日で本当によく頑張ってくれたと思います。
疲れが抜け切れていないのか前回のようなストレートの球威はなく球速も出ていませんでしたが、慎重な投球と要所でのギアチェンジで5回まで1失点。
菅野が踏ん張ってくれている間になんとか打線に奮起してもらいたかった。
6回にマウンドに上がったときはさすがに疲労の色がうかがえました。そんな状態での野手の連続エラーは精神的にかなり堪えたはず…。
(エラーが絡んだ)だから、なかなかこっちのペースにならなかったっていうところだと思いますね。
それでもオスナから三振を奪って2アウトまでこぎつけたところにエースの意地を感じましたね。
結果的に菅野はこの回4点を失いマウンドを降りました。6回途中5安打6奪三振5四球5失点(自責1)
西浦を歩かせなかったほうが良かったかもしれないし(高橋を降ろしたかったのは理解できるけど)、勝つためには川端に四球を出した時点でピッチャー交代するべきだったのは間違いありません。
とっくに限界は超えていただろうし、とてもじゃないけど塩見を抑えられそうには見えませんでした。
それでも交代しなかったのは、原監督が満身創痍のエースだとしてもこの回まで任せたいと思ったのか、それとも菅野本人が志願したのか…
結果は残念でしたが、菅野は最後までかっこよかったと思います。
粘りながら、よく途中まで1点で抑えながら、というところでしたけどね。
打つほうは2安打なので特に書くべきことはありません。
奥川・高橋と若い投手がエース級の働きをしているヤクルトがただただ羨ましい!両投手とも指標も良いのでまぐれじゃないし来年も活躍するんでしょうね。
明日先発予定の原樹理もチェンジアップを習得してから以前とは全く違う良いピッチャーになったし点を取るのは難しそう。
3連敗で敗退はさすがに恥ずかしいし阪神さんにも申し訳ないのでせめて1勝くらいはしてほしいところです。
コメント
原監督がマウンドに行った後、菅野、坂本が謎の苦笑い(みたいな感じにみえた?)をしていましたが、何だったのでしょうね。
ベンチとグラウンドで温度差があるようにも見えてしまいましたが、やはり負けているといろいろ淡白な感じにも見えてしまいます。
阪神戦でジャイアンツ復調かと思っていたのですが、ヤクルトがさらに上回っていたみたいです。
玉幸さん、コメントありがとうございます。
坂本は敬遠の満塁策をリスキーだと感じてたのかもですね。
後ろから見てて菅野が限界ギリギリだと気づいてたのかな。
苦笑いしながら菅野に「がんばれ~」って言ってたっぽいし何か思う所があったのでしょう(^^;)
まあ現在の順位はシーズンを通して積み重ねてきた結果ですから、なかなか下剋上は難しいですね(>_<)