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史上最高のショート坂本が投手有利のナゴヤドームで開場初の3連発!

9月9日 対中日17回戦・ナゴヤドーム

9月9日 対中日17回戦・ナゴヤドーム 5-4で勝利 原監督球団最多勝利達成

中日3連戦の2戦目は両チーム合わせて6発のホームランが飛び出す空中戦になりました。

先発は田口くんとルーキー岡野。

田口くんは良く言えば力感のない、悪く言えば上半身だけのいつもの投球で初回を3人で打ち取り、5回までに与えた失点は1点のみ。

しかし、3巡目に入った6回につかまりリードを守れず途中降板。

結果だけ見ると悪いとまでは言えないけど、内容的には厳しいものがありますね。

良いときと比べると空振りが取れなくなった気がします。今日も三振は1個だけ。

去年はリリーフが主だったので奪三振率が高いのは当然ですが、先発が主のシーズンを見てみると2015年から毎年少しずつ悪化してる…?

先発4、5番手なら悪くはないのかもしれないけど、以前の活躍を考えるともう少しやれるんじゃないかと思ってしまいます。

今後も先発ローテーションを守っていくなら何か変化がほしいところですね。

 

しかし、先発が不安定でも今季のジャイアンツには鉄壁のリリーフ陣がいます!

田口くん降板後は鍵谷ら5人のリリーフ陣が中日打線を1失点に抑えてくれました。

中川、デラロサを温存できたのも良かった!

ロッテの吉井コーチが3連投以上にならないように上手くスケジューリングしているのをみると、3連投というのがひとつの目安になるんでしょうか。吉井コーチは筑波で修士号を取得している理論派。

大事な後半戦や日本シリーズに向けて故障者は出したくないので、今後は勝ちにいくこととコンディション調整のバランスが難しくなりそうですね。

そういう部分に関して今のところ宮本コーチは本当によくやってくれてると思います。一部の選手は除いて。



投げる方はこれくらいで、この試合の主役はやっぱりキャプテン坂本勇人ですね!

広大なグラウンドと高いフェンスを誇る「ホームランの出ない球場」ナゴヤドームで3打席連続のホームラン!!

あまりにホームランが出ず、本塁打パークファクターも毎年6球団最低で一部の野球ファンからは「欠陥球場」とまで言われてるナゴドで3本は正直凄すぎて言葉が出ません…。

ちなみに1試合3本塁打はナゴド開場以来史上初らしいですよ!

パークファクター(PF)

球場の特性を表す指標。得点や本塁打などがその球場でどれだけ発生しやすいかを示す。

7月はなかなか調子が上がらずファンもきっと坂本自身も辛い期間だったと思いますが、8月後半から徐々に良くなり9月は打率4割5分弱、OPS1.457と完全に仕上げてきました。

この試合でOPSも9割に乗せ、本塁打は14本。現在の本塁打ランキング1位岡本さんの後ろ姿もはっきり見えてきましたね!

前日のブログにも書いたように守備は全盛期と遜色ないレベルを維持しているので、打撃が戻ってきた現在は今までで一番状態が良いと言っても過言ではないと思います。

これからシーズン終盤に向かって「史上最高のショート」と呼ばれる力を存分に発揮し、リーグ連覇、日本一奪取を達成してもらいましょう!

 

坂本の活躍を見ているとやっぱり「ジャイアンツ=坂本勇人」なんだなと思いますね。

いつか坂本が引退するときはたくさんのジャイアンツファンがいなくなってしまうんじゃないだろうか…と気の早い心配。

この試合中日の最後の打者になった堂上直倫を3球団競合で外し、外れ1位で指名された坂本がこんなに凄い選手になると想像した人は当時どれくらいいたんでしょうか。

06年に指名された16人の同期のなかで今でも現役を続けているのは坂本だけ。本当に厳しい世界…。

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高卒同期の一人田中大二郎さん曰く、入団当時は「足が太くなるから」という理由でスクワットを頑なに拒んでいた坂本が、後輩たちに背中で見せるためこれまでは人目に付くところではやらなかった練習前や試合後のストレッチをしたり、試合後は球場のサロンで食事をとってお酒も休み前くらいしか飲まなくなったそうです。

長く第一戦で戦えるよう体を気遣い努力してるんですね。

31歳になって野球選手としては下り坂に差しかかる年齢になってきましたが、一日でも長くジャイアンツの選手としてプレーしているキャプテンを見ていたいものです。

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坂本が大好きな内海は残念ながら2勝目ならず。

打球を受けた左ひざが心配ですね…。

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コメント

  1. Fujiwara より:

    田口は一回離脱してから下半身が使えてないですね。だからボールのキレが落ちてなかなか空振りが取れないんだと思います。あと2、3キロくらい球速が上がれば良いんですけどね。坂本はこれまでずっと差し込まれてた真っ直ぐを打ち返したっていうのが良いですね。今日は久しぶりに右方向へのヒットも出たし、大城も逆方向に打てるようになると20本ぐらいは打てると思います。今日の福谷は少し落ちてきてる丸に頑張って欲しいです。

    • minami minami より:

      Fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
      田口くん、手投げっぽくなってますよね。
      ここから今期中に修正できるのかなぁ…(;´・ω・)
      坂本はもうすごすぎて言葉が無いですね!
      不調が長くてもこうやってしっかり上げてきてとんでもない見せ場まで作っちゃうんですから。
      正真正銘のスターです(^^)
      大城も頼もしくなってきましたね!

  2. 恥ずかしながら巨人ファン より:

    ナゴヤドームで3発は初めてですか。凄いバッターになったもんですね坂本は。一方本来のドラ1だった堂上は、よりによってこんな試合に最後ゲッツーで締め括るとは、改めてプロの世界の厳しさを感じました。
    田口はどうしても6回あたりで限界がきますね。この日は球数60球程度だったのに、それでもダメなんですね。打者の目が馴れてくるのが大きいのかな?この若さで5回が限界なんて情けなさすぎる。
    そんな情けない先発陣を今日もリリーフ陣がお助けマン。しかも中川デラロサを使わないで勝つという離れ業?もやってのけましたね。なんか上手く回りすぎて怖いくらいですが、このまま勢いに乗っていければいいですね。

    • minami minami より:

      恥ずかしながら巨人ファンさん、コメントありがとうございます。
      坂本はまさに球界の顔と言える選手ですよね。
      ナゴドで3発スタンドに入れちゃうショートですよ。ほんとにすごい(>_<) リリーフ陣もギリギリの展開をよくしのいでくれました。 中川デラロサを温存するこの日の継投を見て、今季のジャイアンツはホントに強いと改めて実感しました。

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