【日本シリーズ2020】巨人対ソフトバンクの日程・放送予定と戦力比較

『SMBC日本シリーズ2020』に進出する2チームが出揃いました。

セ・リーグからはリーグ2連覇を達成し、8年ぶりの日本一を目指す読売ジャイアンツ、パ・リーグからは3年ぶりのリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズ2連勝でロッテを破って日本シリーズ4連覇を狙う福岡ソフトバンクホークスの対決。(2年連続で12度目の対戦)

2年連続で当ブログ「G魂」が応援するセ・パ両チームが日本一をかけて戦うことになり、非常に嬉しいです！

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2019.10.13

昨年はホークスの4連勝で終わってやや消化不良な感もあったので、今年は雪辱に燃えるジャイアンツの奮戦に期待したいと思います。

それでは「SMBC日本シリーズ2020(巨人vsソフトバンク)」の観戦チケットや試合日程・テレビ中継の放送予定、そして両チームの簡単な戦力比較をまとめてみました。

日本シリーズ開催要項・観戦チケット

日本シリーズ開催要項(要約)

観戦チケット

• 京セラドーム大阪開催(第1戦・第2戦・第6戦・第7戦目)
  【ローソンチケット「Lencore（エルアンコール）/ローチケHMVプレミアム／プレリクエスト」先行抽選受付】：11月6日(金)10:00～11月8日(日) 23:00
  【ローソン・ファミリーマート先行抽選受付】：11月7日(土)10:00～11月10日(火)18:00
  【一般発売】：11月16日(月)10:00～/【ビジター席発売】：11月19日(木)10:00～

→京セラドーム大阪／第1戦・第2戦・第6戦・第7戦 チケット発売要項｜NPB公式

• 福岡PayPayドーム開催(第3戦・第4戦・第5戦)
  【ローソンチケット「Lencore（エルアンコール）/ローチケHMVプレミアム／プレリクエスト」先行抽選受付】：11月11日(水)10:00～11月13日(金) 23:00
  【ローソン・ファミリーマート先行抽選受付】：11月12日(木)10:00～11月15日(日)18:00
  【一般発売】：11月20日(金)10:00～

→福岡PayPayドーム／第3戦・第4戦・第5戦 チケット発売要項｜NPB公式

試合日程＆放送予定

日本シリーズ日程

テレビ・ネット放送予定

フジテレビ・TBS・日本テレビ・テレビ朝日、それぞれの系列が分担して全試合を地上波放送。

BSはNHK-BS1が担当予定です。

ネット配信は有料サービスの「hulu(フール―)」と「GLS(GIANTS LIVEストリーム)」が巨人主催試合である第1・2・6・7戦、「フジテレビONEsmart」が第4戦、「Paravi(パラビ)」が第5戦を担当し、無料サービスは「Abema TV」が第3戦のみ放送・配信予定となっています。

「Paravi」 (登録後30日間)と「hulu」 (登録後2週間)は新規登録時のみ無料期間があります。

第1戦　11月21日(土)18:10～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、MBSラジオ、KBCラジオ、RKBラジオ

【備考】

日テレ…【ゲスト】五十嵐亮太、西川遥輝 【解説】高橋由伸 【実況】上重聡

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2020.11.22

第2戦　11月22日(日)18:10～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、MBSラジオ、KBCラジオ、RKBラジオ

【備考】始球式…鈴木徹(パラ陸上走り高跳び)

日テレ…【ゲスト】藤川球児、青木宣親【解説】赤星憲広 【実況】佐藤義朗

NHK…【解説】宮本慎也 【実況】坂梨哲士

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2020.11.23

第3戦　11月24日(火)18:30～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、KBCラジオ

【備考】始球式…乗松聖矢(車いすラグビー日本代表)

テレ朝…【ゲスト】前田健太 【解説】古田敦也、前田智徳 【実況】清水俊輔

NHK…【解説】小久保裕紀 【実況】早瀬雄一

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2020.11.25

第4戦　11月25日(水)18:30～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、KBCラジオ

【備考】始球式…福岡堅樹(ラグビー元日本代表)

フジ…【ゲスト】前田健太 【リモートゲスト】川﨑宗則 【副音声ゲスト】里崎智也、山崎弘也（アンタッチャブル）【解説】立浪和義 【バックネット裏解説】池田親興、斎藤雅樹【実況】中村光宏

NHK…【解説】和田一浩 【実況】宮田貴行

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2020.11.26

第5戦　11月26日(木)18:30～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、KBCラジオ

【備考】始球式…池田聖摩(ソフトバンク・ジュニア)

NHK…【解説】小早川毅彦 【実況】伊藤慶太

第6戦　11月28日(土)18:30～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、KBCラジオ

【備考】

日テレ…【解説】江川卓【実況】田辺研一郎

第7戦　11月29日(日)18:10～

※ラジオ…NHKラジオ第一、ニッポン放送、KBCラジオ

【備考】

日テレ…【ゲスト】鈴木誠也【解説】高橋由伸 【実況】蛯原哲

両チームの戦力

ジャイアンツとホークス、それぞれのチームの主要選手のシーズン成績を簡単にまとめてみました。自分で計算しているところもあるので間違ってたらすいません。

今季は新型コロナウイルスの影響で交流戦が中止になったので、例年のようなシーズン中の対戦はありませんでした。

※データはsportsnavi、npb公式、データで楽しむプロ野球から(敬称略)

主要野手打撃成績比較

(OPS)…打者を評価する指標の1つ。出塁率と長打率とを足し合わせた値で得点との相関性が高い。.700～.766が並みで.900を超えると素晴らしい。

シーズンを通しての成績だけ見れば坂本、岡本、丸を中心にバランスの良い戦力が揃っているジャイアンツ打線のほうが点をとれそうな感じがします。

中盤くらいまでは下位打線も好調で、どこからでも点が取れる分厚い攻撃がチームの特長でした。後半は残念な感じだったけど…。

ホークスは新型コロナの影響で主力のグラシアルやデスパイネの来日＆調整が遅れ本調子とはいえない状況が続きました。期待していたバレンティンが全くといっていいほど打てなかったりベテランのマッチの調子がなかなか上がらなかったのも序盤～中盤に苦戦して大きな要因でしたね。

しかし、シーズン最終盤になって多くの選手の状態が上がり、クライマックスシリーズではデスパイネにも当たりが出始め例年の力強さを取り戻しています。

CS最優秀選手賞を獲得した晃や栗原らクラッチヒッター揃いな点も相手チームからしたら脅威でしょう。

シーズン成績以上に高い攻撃力を誇るホークスにジャイアンツが打ち勝つには丸の活躍が必要不可欠。日本シリーズになると急に大人しくなる…。

さらに10月11月は2割弱と調子を落としている大城の調子が戻れば、特にDHなし時に大きなアドバンテージになりますね。

足のスペシャリスト、増田大輝と周東の対決も楽しみです。

周東は13試合連続の世界記録＆育成出身者として初の盗塁王(50盗塁)を獲得しています。

増田は終盤になって思い切ったスタートが切れなくなり失敗率が上がっているのが気になりますが、それでも23個(失敗8)とリーグ2位の盗塁数を記録。

二人の足にも注目したいです。

現在の状況を比較すると打撃に関してはやっぱりホークスが上ですね。

主要投手成績比較

パ・リーグの主要タイトルを分け合った千賀と石川に加え、東浜、和田、ムーアという先発陣の安定感は抜群。

惜しくもタイトルに届かず気落ちしているように見えた東浜もCS2戦目で粘り強い投球を見せ復調の気配を感じました。

他チームなら十分先発ローテーション入りできるであろう笠谷をロング要員に使える贅沢さも含め間違いなくNPB最強です。

ジャイアンツは最高勝率と最多勝の2冠を獲得したエース・菅野が頼り。

終盤は疲れからか投球内容が悪化したものの、一時登録抹消して調整登板した11月14日の試合では制球・キレとも良く日本シリーズでも十分好投が期待できる出来でした。

そのほかの先発陣についても、シーズン序盤～中盤は不安定な内容で柱となるべき選手がなかなか出てきませんでしたが、後半からサンチェス、今村、畠あたりが調子を上げてきたのでホークスと全くの互角とはいかないまでも好調ならQSを期待できる投手陣になっています。

重要なのはやはり菅野が登板する初戦。ホークスの先発は千賀？

個々の球の質では菅野を上回る投手も出てきましたが、負けない投球術という面では今季の成績を見ても分かるように菅野以上の投手はほとんどいません。

負けない菅野と好調時は圧倒的な支配力を持つ千賀。

面白い投げ合いになりそうです！

2020シーズン両チームの主要リリーフ成績比較

今シーズンは両チームともリリーフ陣の堅牢さが際立っていました。

主要なリリーフ投手の成績を見てもシーズンを通してなら遜色ない素晴らしい成績を残しています。

しかし、ジャイアンツは終盤になって故障や疲れなどから離脱する選手や不調の選手が増え、非常に不安定な状態でシーズンを終えることになりました。

一方、ホークスのほうは8回モイネロ9回森くんという必勝パターンは健在で、そこにつなげる投手もある程度好調を維持しています。序盤不調だった岩嵜が帰ってきたのも大きい。

総合的に見ればホークスのリリーフ陣のほうが上ですね。

大竹やデラロサの調子が戻り、中川の状態が9割程度まで回復していればいい勝負ができそうですが…さてどうなることか。

初見ならなかなか打ちにくい大江や四球が少なく安定感が増してきた鍵谷あたりの頑張りがジャイアンツの命運を握りそうです。

野球評論家などの日本シリーズ予想（要約）

川相昌弘さん

4勝3敗1分けで巨人が勝つ。

とにかく菅野が投げた試合に勝つ。菅野が短期決戦で大活躍して、2勝1セーブ。もしくは1セーブとはいわずに3勝すれば、可能性はある。

BSEBALL KING

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中畑 清さん

ジャイアンツのOB会長である立場からすれば4勝3敗で巨人。

菅野が登板する重要な第1戦。シーズン最終戦の登板を見て、自分が絶対取りにいくという非常に強い覚悟が出ていた。力以上、快刀乱麻のピッチングを見せてくれる感じがある。
初戦を取り2番手以降のピッチャーに良い形でバトンを渡せれば勝機はある。ぼちぼち勝利を掴んでもいいだろう。

テレビ東京／追跡LIVE！SPORTSウォッチャー 

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川上 憲伸さん

4勝3敗で巨人。

菅野投手次第。菅野が1戦目勝てないとなればやばいが1、4、7戦の3試合投げてもらえれば。

報道ステーション

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大下剛史さん

原巨人が勝つ。

普通に考えれば投打とも戦力が充実しているソフトバンクが勝つが、巨人が本拠地・東京ドームを使えないことで挑戦者である意識を徹底させ、それがプレーや大胆な采配につながるはず。

東スポ

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宇野勝さん

4勝3敗で巨人。

巨人は選手も監督も「2年連続でナメられてたまるか」の精神でぶつかるはず。ソフトバンク打線の柳田、中村は警戒しないといけないが、高梨、大江、中川、田口ら左投手を打ち崩すのはそう簡単ではない。クリーンアップが奮起すればソフトバンク投手陣にも付け入る隙はある。

東スポ

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大友進さん

4勝2敗で巨人。

投手力ではソフトバンクに分があることはいうまでもないが、絶対的エース・菅野をフル回転させる前提で初戦を取れば主導権を握られる。打線のキーマンは岡本。前後を固める坂本と丸が機能すればペースを掴める。攻撃力は互角か巨人が少し上だし、原監督の采配にも期待。

東スポ

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伊原春樹さん 

4勝2敗でソフトバンク。

去年のような一方的な展開にはならないだろうが、先発陣の層の厚いソフトバンクに比べて巨人の絶対的な存在は菅野のみ。打力に関してもCSで中村や松田が活躍し打線に抜け目がなくなった。巨人にとって本拠地・東京ドームが使えないのもハンディ。

東スポ

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伊勢孝夫さん

4勝2敗でソフトバンク。

巨人にソフトバンク投手陣は打てないだろう。初戦の千賀を攻略すればチャンスが出てくるかもしれないが、１、2番が打てるイメージが湧かないので岡本、坂本がどこまで食らいつけるか。巨人に敬意を表して2勝としたが、2回勝てるかどうか…。

東スポ

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前田幸長さん

ソフトバンクの4勝。

好勝負になると期待したいが、王者の底力と幅の広さを見せつけるソフトバンクが圧倒的に有利な展開となることは否めない。巨人は初戦先発予定の菅野で何が何でも先勝したい。戸郷の存在がキーポイントになりそう。

東スポ

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得津高宏さん

4勝2敗でソフトバンク。

戦力で見劣り、本拠地も使えない巨人は勝てないだろう。打線がソフトバンクの投手陣を打つイメージも全く湧かない。今年は交流戦がなかったので松本や泉ら中継ぎの投手にも面食らうのではないか。

東スポ

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加藤伸一さん

4勝1敗でソフトバンク。

この1年間で巨人はソフトバンクとの差を詰めることができたのか？今季素晴らしい成績を残した菅野はパ・リーグ相手なら何勝何敗だったのか、と考えると今年も昨年と同様の結果になるような気がする。実力でセ・リーグを凌駕するパ・リーグで2位に14ゲーム差をつけた総合力の高さは本物だ。

東スポ

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遠藤一彦さん

4勝2敗でソフトバンク。

これはもう、ソフトバンクで仕方がない。菅野でもホークス相手に2勝するのは難しい。カギを握るのは岡本の長打力。岡本が爆発すれば流れは巨人に傾きおもしろい展開になる。

東スポ

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川口和久さん、定岡正二さん、篠塚和典さん

4勝2敗でソフトバンク。やっぱり強い(川口さん)

4勝3敗でジャイアンツ。(定岡さん)

ソフトバンク。(篠塚さん)

週刊ベースボール

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橋上秀樹さん

やはりソフトバンクが圧倒的優位にある。

初戦の菅野が全て。菅野は昨年に比べると状態がいいので期待は出来るが、菅野で初戦を落としたら昨年の4連敗が選手たちの脳裏をよぎる。
ソフトバンク投手陣は質も量も豊富なので次から次へと良い投手が出てきて点を取るのは容易ではない。投手の次元が違う。巨人がどのようにして勝つかなかなか見えてこない。

JCASTニュース

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小田幸平さん

4勝2敗でソフトバンク。

当初は４勝2敗で巨人の優勝を予想していたが、全試合DH制採用でソフトバンク優勝に変更。ソフトバンク先発陣を代打で降板させずに済み勝利の方程式まで直につなげるのは何よりのプラス。

夕刊フジ

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中田 翔選手

4勝2敗でソフトバンク。

ジャイアンツ打線がソフトバンクの投手陣を打ち崩せるかどうかだと思うが、ソフトバンクは次から次にいい投手が出てくる。投手陣のレベルが違う。特にモイネロは真っすぐも160キロ近いが、体が浮くような落差のあるカーブやチェンジアップもあり1球で仕留めきれない。

報道ステーション

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さいごに

シーズン後半までは圧倒的な力で勝ち続け独走状態だったジャイアンツですが、10月に入り中川が登録抹消になったあたりから急に調子を落とし、それ以降好調時のような野球がなかなかできなくなってしまいました。

一方ホークスは序盤は楽天、後半はロッテとの首位争いを制し、CSでも勝負強さを発揮して2連勝で突破。

やっぱりチームの勢い、戦力ともに今年もホークスが有利だと思います。

しかし、短期決戦では何が起こるか分かりません。

去年ジャイアンツは正攻法で挑みなすすべもなく4連敗を喫し敗退してしまいましたが、今年は原監督の攻めの采配を見たいです。

新型コロナのせいで暗くなっているたくさんの人たちの心を明るくしてくれるような刺激的で楽しい試合を期待しています！